電気圧力鍋で鶏大根を作るなら、大根は厚すぎない大きさに切り、鶏肉は部位に合わせて加圧後の仕上げ方を変えると作りやすくなります。
電気圧力鍋は鍋で煮るより水分が飛びにくいため、煮汁を入れすぎず、加圧後に味を整えるのが大切です。
この記事では、基本のしょうゆ味をはじめ、みそ味、塩しょうが、ポン酢、カレー風味、韓国風など、味付けを変えて楽しめる鶏大根レシピをまとめます。
鶏もも肉、鶏むね肉、手羽元を使い分けながら、夕食の主菜、作り置き、大根の使い切りにも役立てやすい内容です。
・電気圧力鍋で鶏大根を柔らかく作るコツ
・大根と鶏肉の切り方や部位ごとの使い分け
・味付けを変えて楽しめる鶏大根レシピ8品
・保存や再加熱、残った煮汁の使い切り方
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
電気圧力鍋で鶏大根を作る前に知っておきたいこと
電気圧力鍋の鶏大根は、材料を入れて加圧するだけで作りやすい一方、味の入り方や煮汁の量に少しコツがあります。
普通の鍋のように煮詰まりにくいため、最初から煮汁を多く入れると、仕上がりが薄く感じることがあります。
また、大根は柔らかくなっても、味がすぐ中心までしみるとは限りません。
加圧時間だけで調整するより、切り方、煮汁の濃さ、加圧後に置く時間を組み合わせると、家庭でも作りやすい鶏大根になります。
大根は切り方で柔らかさと味しみが変わる
大根は2〜3cm厚さの半月切りや、やや大きめのいちょう切りにすると、電気圧力鍋でも扱いやすくなります。
厚すぎる輪切りにすると柔らかくはなっても味が入りにくく、薄すぎると崩れやすくなることがあります。
皮の近くは繊維がしっかりしているため、食感をやわらかくしたい場合は少し厚めに皮をむくと食べやすくなります。
節約や使い切りを意識する場合は、皮をきんぴらやみそ汁の具に回すと無駄が出にくくなります。
大根の苦みやにおいが気になるときは、下ゆでや電子レンジ加熱をしてから使う方法もあります。
ただし、電気圧力鍋ではそのまま加圧しても柔らかくなりやすいため、毎回必須にする必要はありません。
鶏肉の部位で仕上がりを変える
鶏もも肉は脂と旨みが出やすく、定番の鶏大根に向いています。
煮汁にコクが出やすいので、しょうゆ味、みそ味、カレー風味など幅広い味付けに合わせやすい部位です。
手羽元は骨付きなので食べごたえがあり、電気圧力鍋の特徴を活かしやすい食材です。
骨の近くまで加熱しやすく、甘辛味にすると主菜として満足感を出しやすくなります。
鶏むね肉はあっさり仕上げたい日に使いやすい部位です。
ただし、加圧しすぎると食感が硬く感じることがあるため、大きく切りすぎないこと、加圧後に煮詰めすぎないことが大切です。
脂質を控えたい日には皮を外して使う方法もありますが、満足感を出したい場合はきのこやしょうがを合わせると食べやすくなります。
煮汁は少なめにして仕上げで味を整える
電気圧力鍋は密閉して調理するため、鍋で煮るときほど水分が蒸発しません。
そのため、普通の煮物と同じ感覚で煮汁を多く入れると、完成後に味がぼやけることがあります。
最初は食材の半分ほどが浸るくらいの煮汁を目安にし、加圧後に上下を返して味をなじませると作りやすくなります。
味が薄いと感じた場合は、ふたを開けた状態で少し煮詰めるか、しょうゆ、みそ、ポン酢などを少量ずつ足して整えます。
みそやカレー粉など香りを残したい調味料は、加圧前に入れすぎるより、加圧後に加えると風味を感じやすくなります。
塩分のある調味料は商品によって濃さが違うため、最初から濃くしすぎないことが大切です。
加圧後に少し置くと味がなじみやすい
鶏大根は、加圧直後よりも少し置いたほうが味がなじみやすい料理です。
大根は加熱で柔らかくなったあと、煮汁の中で冷めていく過程でも味が入りやすくなります。
すぐ食べる場合も、加圧が終わったあとに上下を返し、ふたを開けたまま数分置くと味のむらを抑えやすくなります。
作り置きにする場合は、粗熱を取り、煮汁ごと清潔な保存容器に入れると、大根が乾きにくくなります。
ただし、長く常温に置くのは避けます。
気温が高い時期や室温が高い日は、早めに粗熱を取って冷蔵保存に移すことが大切です。
作り置きは冷まし方と再加熱に気をつける
鶏大根を作り置きする場合は、清潔な容器を使い、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れます。
保存期間は調理後の扱い、季節、冷蔵庫の状態で変わるため、日数はあくまで目安として考えます。
再加熱するときは、中心までしっかり温めます。
電子レンジを使う場合は、途中で一度混ぜる、煮汁を少し回しかける、加熱むらを避けるなどの工夫をすると食べやすくなります。
冷凍もできますが、大根は解凍後に食感が変わることがあります。
やわらかい食感が気にならない場合や、煮汁ごと温め直して食べる場合に向いています。
異臭、変色、ぬめり、酸っぱいにおいなどがある場合は、無理に食べないようにします。
電気圧力鍋で作る鶏大根レシピ8選
ここからは、電気圧力鍋で作りやすい鶏大根レシピを8品紹介します。
基本のしょうゆ味を軸に、みそ、塩しょうが、ポン酢、カレー、韓国風など、味付けを変えて使いやすい内容にしています。
加圧時間は機種や食材の大きさで変わるため、家庭の電気圧力鍋の説明書も合わせて確認しながら調整します。
加圧後に味を見て、薄ければ煮詰める、濃ければ水や大根を足して調整するという考え方で作ると失敗しにくくなります。
基本の電気圧力鍋鶏大根
しょうゆ、みりん、酒、砂糖で作る定番の鶏大根です。
鶏もも肉の旨みと大根のやさしい甘みが合いやすく、電気圧力鍋で初めて鶏大根を作るときの基本になります。
しっかり味にしたい場合も、加圧前から濃くしすぎず、仕上げに煮詰めて調整します。
ご飯に合う主菜として使いやすく、残った煮汁は卵や豆腐を加えて使い切ることもできます。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・しょうが:薄切り数枚
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:100〜150ml程度
作り方
- 大根は皮をむき、2〜3cm厚さの半月切りにします。
- 鶏もも肉は余分な脂を取り、食べやすい大きさに切ります。
- 電気圧力鍋に大根、鶏肉、しょうが、調味料、水を入れます。
- 全体を軽く混ぜ、ふたをして加圧調理します。
- 加圧が終わったら圧が下がるまで待ち、ふたを開けて上下を返します。
- 味が薄い場合は、ふたを開けたまま少し煮詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・最初に煮汁を多くしすぎないと、仕上げで味を整えやすくなります
・鶏もも肉はコクが出やすく、基本のしょうゆ味と相性がよいです
・大根を同じくらいの厚さに切ると、火の通りと味の入り方がそろいやすくなります
・甘さを控えたい場合は砂糖を少なめにし、仕上げで味を見て調整します
保存・食べ方の補足
・煮汁ごと保存すると、大根が乾きにくく味もなじみやすくなります
・冷蔵する場合は、粗熱を取ってから清潔な容器に移します
・再加熱するときは、煮汁を大根にかけながら温めると食べやすくなります
・ご飯にのせるほか、ゆで卵を加えて温め直すと、翌日の主菜にも使いやすいです
みそ味のこっくり鶏大根
みそを使ってこっくり仕上げる鶏大根です。
しょうゆ味よりもまろやかで、寒い日やご飯に合うおかずを作りたい日に向いています。
みそは加圧前に全量を入れると香りが弱く感じることがあるため、一部を仕上げに加えると風味を残しやすくなります。
鶏もも肉を使うとコクが出やすく、作り置きにも使いやすい味です。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・みそ:大さじ2〜3
・しょうゆ:大さじ1
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:小さじ1〜2
・水:120ml程度
・しょうが:少量
作り方
- 大根は半月切りにし、鶏もも肉は食べやすく切ります。
- みそは半量を水、しょうゆ、みりん、酒、砂糖と混ぜておきます。
- 電気圧力鍋に大根、鶏肉、しょうが、合わせた調味料を入れます。
- ふたをして加圧調理します。
- 圧が下がったらふたを開け、残りのみそを煮汁で溶いて加えます。
- 全体をやさしく混ぜ、必要に応じてふたを開けたまま少し温めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・みそは商品によって塩分が違うため、最初から多く入れすぎないようにします
・仕上げにみそを加えると、香りとコクが残りやすくなります
・大根を大きく切りすぎないことで、こっくりした味がなじみやすくなります
・鶏もも肉の脂が気になる場合は、加圧前に余分な脂を取り除きます
保存・食べ方の補足
・みそ味は冷めると味がなじみやすく、作り置きにも使いやすい味です
・保存するときは煮汁ごと容器に入れ、冷蔵庫で保存します
・再加熱するときは、強く煮立てすぎるとみその風味が飛びやすいため、温め直す程度にします
・ご飯に合わせるほか、少し水を足して具だくさんのみそ煮風にしても食べやすいです
塩しょうがのさっぱり鶏大根
しょうゆ味やみそ味より軽く食べたい日に向く、塩しょうが味の鶏大根です。
しょうがの香りで鶏肉のにおいが気になりにくく、あっさりした主菜として使えます。
鶏もも肉でも作れますが、さっぱり仕上げたい場合は皮を外した鶏もも肉や鶏むね肉を使う方法もあります。
煮汁を少し多めにすると、スープに近い感覚で食べられます。
材料の目安
・鶏もも肉または鶏むね肉:1枚
・大根:1/3本程度
・しょうが:1かけ
・酒:大さじ2
・塩:小さじ1/2程度
・鶏がらスープの素:小さじ1
・水:200ml程度
・好みで長ねぎ:1/2本
作り方
- 大根は半月切り、しょうがは薄切りにします。
- 鶏肉は食べやすい大きさに切り、気になる脂や皮を取り除きます。
- 電気圧力鍋に大根、鶏肉、しょうが、酒、塩、鶏がらスープの素、水を入れます。
- 長ねぎを入れる場合は、食べやすく切って加えます。
- ふたをして加圧調理します。
- 圧が下がったらふたを開け、味を見て塩で調整します。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・塩味は薄く感じやすいため、加圧後に味を見て少量ずつ調整します
・しょうがを入れると、あっさり味でも物足りなさを補いやすくなります
・鶏むね肉を使う場合は、加圧後に煮詰めすぎないようにします
・長ねぎやきのこを加えると、具材の量を増やしやすくなります
保存・食べ方の補足
・塩しょうが味は、煮汁ごと温め直して食べるのに向いています
・保存するときは具材が煮汁に浸るようにすると、乾燥しにくくなります
・食べるときに黒こしょうを少しふると、味が引き締まります
・ご飯のおかずだけでなく、春雨や豆腐を加えて軽いスープ風にする使い方もできます
ポン酢で作る鶏大根
ポン酢を使って味付けを簡単にする鶏大根です。
しょうゆ、酢、だしの風味がまとまりやすく、調味料を細かく合わせるのが苦手な人でも作りやすいレシピです。
酸味は加圧後にやわらぎますが、商品によって塩分や酸味が違います。
最初は控えめに入れ、仕上げに少し足して味を整えると食べやすくなります。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・ポン酢:大さじ4
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・水:100ml程度
・しょうが:少量
・好みで小ねぎ:適量
作り方
- 大根は半月切りにし、鶏もも肉は食べやすく切ります。
- 電気圧力鍋に大根、鶏肉、しょうがを入れます。
- ポン酢、みりん、酒、水を加えます。
- ふたをして加圧調理します。
- 圧が下がったらふたを開け、全体を返します。
- 味を見て、酸味や塩味が足りなければポン酢を少量足します。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・ポン酢は味が決まりやすい一方、商品差があるため加圧後の調整が大切です
・みりんを加えると酸味がやわらぎ、ご飯に合わせやすくなります
・しょうゆ味が続いたときの味変として使いやすいレシピです
・小ねぎや大根おろしを添えると、さっぱり感を出しやすくなります
保存・食べ方の補足
・ポン酢味は温かいままでも、少し冷まして味をなじませても食べやすいです
・保存するときは煮汁ごと容器に入れ、冷蔵庫で保存します
・再加熱後にポン酢を少量かけると、香りが戻りやすくなります
・副菜に青菜やきのこを添えると、献立のバランスも整えやすくなります
手羽元と大根の甘辛煮
手羽元と大根を甘辛く煮る、食べごたえのある鶏大根です。
骨付き肉を使うため、主菜として満足感を出しやすく、電気圧力鍋の加圧調理にも向いています。
手羽元は表面に軽く切り込みを入れると、味が入りやすく食べやすくなります。
しょうゆとみりんをベースにした甘辛味で、ご飯のおかずや作り置きにも使いやすいです。
材料の目安
・手羽元:8本程度
・大根:1/3〜1/2本
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ3
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・酢:大さじ1
・水:100ml程度
・しょうが:薄切り数枚
作り方
- 大根は2〜3cm厚さの半月切りにします。
- 手羽元は骨に沿って軽く切り込みを入れます。
- 電気圧力鍋に大根、手羽元、しょうがを入れます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、酢、水を加えます。
- ふたをして加圧調理します。
- 圧が下がったらふたを開け、煮汁をからめながら少し煮詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・手羽元は骨付きで満足感を出しやすく、鶏もも肉とは違う食べごたえがあります
・酢を少量入れると、甘辛味が重くなりすぎず食べやすくなります
・煮汁が多く残った場合は、ふたを開けて煮詰めると味がまとまりやすくなります
・大根を多めに入れると、主菜の量を増やしやすくなります
保存・食べ方の補足
・手羽元の甘辛煮は、煮汁ごと保存すると翌日も食べやすい味になります
・再加熱するときは、骨の近くまでしっかり温まるようにします
・残った煮汁には、ゆで卵や厚揚げを加えると使い切りやすくなります
・お弁当に入れる場合は、汁気をよく切り、十分に冷ましてから詰めます
鶏むね肉と大根のやわらか煮
鶏むね肉と大根を使った、あっさりめの鶏大根です。
鶏むね肉は脂質を控えたい日や、手頃な価格で主菜を作りたい日に使いやすい食材です。
ただし、電気圧力鍋で長く加圧しすぎると食感が硬く感じることがあります。
大きく切りすぎず、加圧後に強く煮詰めすぎないことを意識します。
材料の目安
・鶏むね肉:1枚
・大根:1/3本程度
・片栗粉:小さじ2程度
・しょうゆ:大さじ2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:小さじ1
・水:120ml程度
・しょうが:少量
作り方
- 大根は半月切りまたはいちょう切りにします。
- 鶏むね肉は繊維を断つようにそぎ切りにし、片栗粉を薄くまぶします。
- 電気圧力鍋に大根、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水、しょうがを入れます。
- 鶏むね肉を上に広げるように入れます。
- ふたをして加圧調理します。
- 圧が下がったらふたを開け、鶏肉を崩さないように全体を返します。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・鶏むね肉はそぎ切りにすると食べやすく、加熱後の硬さを感じにくくなります
・片栗粉を薄くまぶすと、煮汁がからみやすくなります
・脂質を控えたい場合は皮を外して使えますが、食べごたえを出したいときはきのこや豆腐を足すと満足感を補いやすいです
・煮詰めすぎると鶏むね肉が硬く感じやすいため、仕上げは短めにします
保存・食べ方の補足
・鶏むね肉は再加熱で硬く感じることがあるため、煮汁をかけながら温めます
・電子レンジを使う場合は、加熱しすぎに注意し、途中で様子を見ます
・食べるときに小ねぎや七味を加えると、あっさり味でも飽きにくくなります
・冷蔵保存する場合は、煮汁に浸した状態にすると乾燥しにくくなります
カレー風味の鶏大根
和風の鶏大根にカレー粉を加えた味変レシピです。
大根の煮物が苦手な人でも食べやすく、子ども向けの献立にも取り入れやすい味です。
カレー粉は加圧前に入れすぎると香りが飛んだり、底に残ったりすることがあります。
基本の煮汁で加圧し、仕上げにカレー粉を加えてなじませると作りやすくなります。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・玉ねぎ:1/2個
・しょうゆ:大さじ2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・水:150ml程度
・カレー粉:小さじ1〜2
・好みでにんにく:少量
作り方
- 大根は半月切り、玉ねぎはくし形切りにします。
- 鶏もも肉は食べやすい大きさに切ります。
- 電気圧力鍋に大根、玉ねぎ、鶏肉、しょうゆ、みりん、酒、水を入れます。
- ふたをして加圧調理します。
- 圧が下がったらふたを開け、カレー粉を煮汁で溶きながら加えます。
- 全体を混ぜ、必要に応じてふたを開けたまま少し温めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・カレー粉は仕上げに加えると香りを残しやすくなります
・玉ねぎを入れると自然な甘みが出て、大根の味になじみやすくなります
・辛さを控えたい場合は、カレー粉を少なめにして仕上げで調整します
・ご飯に合わせたいときは、少し煮詰めて煮汁をからめると食べやすくなります
保存・食べ方の補足
・カレー風味は、翌日もご飯に合わせやすい味です
・保存するときは煮汁ごと容器に入れ、冷蔵庫で保存します
・食べるときにチーズを少量のせたり、ゆで卵を添えたりすると主菜感が出ます
・残った煮汁は、少量のご飯やうどんにからめて使い切ることもできます
韓国風ピリ辛鶏大根
コチュジャンとにんにくを使う、しっかり味の鶏大根です。
定番のしょうゆ味では物足りないときや、ご飯が進む主菜を作りたいときに向いています。
辛みは食べる人に合わせて調整します。
コチュジャンは甘みと塩分もあるため、しょうゆを入れすぎず、仕上げに味を見て整えると濃くなりすぎにくいです。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・コチュジャン:大さじ1〜2
・しょうゆ:大さじ1
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:小さじ1
・にんにく:少量
・水:120ml程度
・好みで白ごま:適量
作り方
- 大根は半月切りにし、鶏もも肉は食べやすく切ります。
- コチュジャン、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水、にんにくを混ぜます。
- 電気圧力鍋に大根、鶏肉、合わせた調味料を入れます。
- ふたをして加圧調理します。
- 圧が下がったらふたを開け、上下を返します。
- 味が薄い場合は少し煮詰め、仕上げに白ごまをふります。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・コチュジャンは商品によって辛さや塩分が違うため、少なめから使います
・にんにくを加えると、少ない調味料でも満足感を出しやすくなります
・辛みを控えたい場合は、コチュジャンを減らしてみそを少し足すと食べやすくなります
・大根を多めに入れると、しっかり味でも重くなりすぎにくくなります
保存・食べ方の補足
・韓国風の鶏大根は、冷めても味がなじみやすいので作り置きにも向きます
・保存するときは煮汁ごと容器に入れ、食べる前に中心までしっかり温めます
・ご飯にのせて丼風にしたり、温泉卵を添えたりすると主食風にも使えます
・辛みがあるため、子どもや辛いものが苦手な人が食べる場合は、取り分け前の味付けを控えめにします
味付けを変えるときの考え方
鶏大根は、しょうゆ味を基本にすると味付けの調整がしやすくなります。
そこから、みそでこっくり、塩しょうがでさっぱり、ポン酢で酸味を足す、カレー粉で香りを変える、コチュジャンでしっかり味にするなど、目的に合わせて展開できます。
電気圧力鍋では加圧中に水分が飛びにくいため、味が濃くなるよりも薄く感じることがあります。
濃く作ってしまうより、加圧後に整えるほうが調整しやすいです。
しょうゆ味は基本の配合を薄めから始める
しょうゆ味は、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を使うと作りやすいです。
最初から濃い味にするより、加圧後に煮詰める前提で少し控えめに入れると、食材の量が多少変わっても調整しやすくなります。
大根が多い場合は、味が薄く感じることがあります。
その場合は、加圧後に煮汁を少し煮詰め、必要に応じてしょうゆやみりんを少量ずつ足します。
砂糖を増やすと甘辛くなりますが、入れすぎると重く感じるため、味を見ながら調整します。
みそやカレーは加圧後に加えると風味を残しやすい
みそやカレー粉は、香りを活かしたい調味料です。
加圧前にすべて入れても作れますが、仕上げに一部を加えると風味が残りやすくなります。
みそは煮汁で溶いてから加えると、だまになりにくく全体になじみます。
カレー粉も少量の煮汁で溶いてから加えると、鍋の中で固まりにくくなります。
どちらも塩分や香りの強さに差があるため、少量ずつ加えるのが扱いやすいです。
酸味や辛みは食べる人に合わせて控えめに調整する
ポン酢の酸味やコチュジャンの辛みは、食べる人によって好みが分かれます。
加圧前は控えめに入れ、仕上げや食べる直前に足す形にすると調整しやすくなります。
家族で食べる場合は、基本の味を薄めに作り、大人は七味、ラー油、追いポン酢などで味を足す方法もあります。
辛みや酸味を最初から強くしすぎないことで、作り置きや翌日の食べ方にも回しやすくなります。
保存と食べ方の使い分け
鶏大根は、作った当日だけでなく、翌日の主菜やお弁当のおかずにも使いやすい料理です。
ただし、保存や再加熱の扱いによって食べやすさが変わるため、煮汁ごと保存すること、中心まで温めること、異変がある場合は食べないことを基本にします。
味付けによっても向き不向きがあります。
しょうゆ味やみそ味、甘辛味は作り置きにしやすく、塩しょうがやポン酢味はさっぱり食べたい日の短期保存向きです。
カレー風味や韓国風はご飯に合わせやすく、丼風にも展開できます。
冷蔵作り置きは煮汁ごと保存する
鶏大根を冷蔵保存するときは、具材だけを取り出すより、煮汁ごと保存するほうが大根が乾きにくくなります。
煮汁に浸すことで、味もなじみやすくなります。
保存容器は清潔なものを使い、粗熱を取ってから冷蔵庫に入れます。
長く常温に置くと傷みやすくなるため、特に気温が高い時期は早めに冷蔵保存へ移します。
再加熱は中心までしっかり温める
再加熱するときは、表面だけでなく中心まで温めることが大切です。
鍋で温める場合は、煮汁を全体に回しながら温めます。
電子レンジを使う場合は、途中で一度混ぜると加熱むらを減らしやすくなります。
鶏むね肉を使ったレシピは、再加熱しすぎると硬く感じることがあります。
煮汁をかけて温める、短めに加熱して様子を見るなど、乾燥を防ぐと食べやすくなります。
残った煮汁は卵や豆腐を加えて使い切りやすい
鶏大根の煮汁には、鶏肉と大根の旨みが出ています。
残った煮汁は、ゆで卵、厚揚げ、豆腐、きのこなどを加えて温めると使い切りやすくなります。
ただし、保存した煮汁を使う場合は、においや見た目に異変がないか確認し、中心までしっかり加熱します。
味が濃い場合は水を少し足し、薄い場合はしょうゆやみそを少量足して調整します。
まとめ
・電気圧力鍋の鶏大根は、大根を2〜3cm程度に切ると柔らかさと味の入り方を調整しやすい
・鶏もも肉はコク、手羽元は満足感、鶏むね肉はあっさり感を出したいときに使いやすい
・電気圧力鍋は水分が飛びにくいため、煮汁は入れすぎず加圧後に味を整える
・大根に味をなじませたいときは、加圧後に上下を返して少し置くと食べやすい
・基本のしょうゆ味は、鶏大根の加圧時間や煮汁の量をつかむ基準にしやすい
・みそ味やカレー風味は、仕上げに調味料を加えると香りを残しやすい
・ポン酢や韓国風は、酸味や辛みを控えめに始めると家族で調整しやすい
・鶏むね肉を使う場合は、そぎ切りにして煮詰めすぎないと硬さを感じにくい
・作り置きする場合は、清潔な容器に煮汁ごと入れ、粗熱を取ってから冷蔵する
・再加熱は中心までしっかり温め、異臭やぬめりなどの異変がある場合は食べない
・残った煮汁は、卵、豆腐、厚揚げ、きのこを加えると使い切りやすい
・価格や栄養は鶏肉の部位、時期、店舗、分量で変わるため、家庭の目的に合わせて食材を選ぶ
