お弁当の卵おかずは、卵焼きだけでも十分便利ですが、具材や味付けを少し変えると、毎日のお弁当に使いやすいレパートリーが増えます。 卵は黄色がきれいで、弁当箱の彩りを整えやすく、野菜やウインナー、カニカマなど身近な食材とも合わせやすい食材です。
お弁当に入れる場合は、しっかり火を通すこと、汁気を少なくすること、粗熱を取ってから詰めることが大切です。 半熟のようなとろっとした仕上がりよりも、冷めても崩れにくく、食べやすい形に仕上げると安心して使いやすくなります。
この記事では、定番の卵焼きから、野菜入り、主菜寄り、作り置きに使いやすいおかず、レンジで作れる卵そぼろまで、お弁当に入れやすい卵おかずを8品紹介します。 朝の忙しい時間にも作りやすいものを中心に、保存や詰め方の注意点もあわせてまとめます。
・お弁当に卵おかずを入れるときの基本
・汁気を減らして詰めやすくするコツ
・卵焼き以外のお弁当向け卵おかず
・保存や食べ方で気を付けたいポイント
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
お弁当に卵おかずを入れるときの基本
卵のおかずは、お弁当の彩りを明るくしやすく、少ない材料でも作りやすいのが魅力です。 黄色が入るだけで弁当箱全体が華やかに見えやすく、主菜のすき間を埋めたいときにも役立ちます。
ただし、お弁当は作ってすぐ食べる食事とは違い、持ち運びや時間の経過があります。 そのため、卵おかずは見た目や味だけでなく、火の通し方、汁気、冷まし方、詰め方まで意識して作ることが大切です。
卵おかずはしっかり火を通すと安心して詰めやすい
お弁当に入れる卵おかずは、中心までしっかり火を通すことを基本にします。 半熟卵やとろとろのスクランブルエッグは食卓ですぐ食べる場合にはおいしいですが、お弁当では時間がたってから食べることが多いため、しっかり固まるまで加熱した方が扱いやすくなります。
卵焼きの場合は、表面だけでなく中まで火が通るように、弱めの中火で数回に分けて巻くと失敗しにくいです。 火が強すぎると外側だけ焼けて中がやわらかく残りやすいため、焦らず加熱するのがポイントです。
炒め物やそぼろにする場合も、卵液が残らないように全体を混ぜながら加熱します。 レンジ調理では加熱ムラが出やすいので、途中で一度混ぜてから追加加熱すると、火の通りをそろえやすくなります。
汁気を減らすと弁当箱の中で崩れにくい
お弁当の卵おかずは、汁気を少なく仕上げると詰めやすくなります。 だしや牛乳を多く入れた卵焼きはやわらかく仕上がりますが、お弁当では水分が出やすく、ほかのおかずに味が移ったり、崩れやすくなったりすることがあります。
だし巻き風にする場合は、だしの量を控えめにして、巻き終わった後にしばらく置いて落ち着かせると切りやすくなります。 野菜を入れる場合は、下ゆで後に水気を絞る、炒めて水分を飛ばす、キッチンペーパーで軽く押さえるなどの工夫をすると、弁当向きの仕上がりになります。
マヨネーズやチーズを使う卵おかずも、入れすぎると油分が出やすくなります。 コクを足す程度に使い、焼いた後は軽く冷ましてから詰めると、ベタつきにくくなります。
冷めても食べやすい味付けにする
お弁当は冷めた状態で食べることが多いため、味付けは少しはっきりめにすると食べやすくなります。 ただし、塩分や甘みを強くしすぎる必要はありません。 しょうゆ、砂糖、塩、だし、チーズ、カニカマ、ウインナーなど、具材のうま味を生かすと、調味料を増やしすぎずに満足感を出しやすくなります。
甘めの卵焼きは、ご飯のおかずとして食べやすく、子ども向けのお弁当にも使いやすい味です。 しょうゆ味や照り焼き風は、ご飯に合いやすく、大人のお弁当にも入れやすくなります。
同じ卵でも、味付けを変えるだけで印象が変わります。 週の中で甘め、だし風味、チーズ入り、野菜入り、照り焼き風、そぼろなどに分けると、卵おかずが続いても飽きにくくなります。
彩り食材を足すと卵おかずの印象が変わる
卵の黄色は、お弁当の彩りを整えるのに便利です。 そこに緑のねぎやほうれん草、ブロッコリー、赤系のカニカマやウインナーを合わせると、卵おかずだけでも見た目に変化を出しやすくなります。
彩り食材を入れるときは、見た目だけでなく水気にも気を付けます。 ほうれん草は下ゆで後にしっかり絞り、ブロッコリーは加熱後に水気を切ってから使います。 カニカマやウインナーはそのまま使いやすいですが、細かく切ると卵となじみやすく、切り口もきれいに見えます。
具材を入れすぎると卵焼きが巻きにくくなったり、オムレツが崩れやすくなったりします。 卵2個に対して具材は軽くひとつかみ程度を目安にすると、形を保ちやすくなります。
朝作るものと前日に準備するものを分ける
卵おかずは、朝作るものと前日に下準備しやすいものを分けると、お弁当作りが楽になります。 卵焼きや炒め物、ミニオムレツは焼きたてを冷まして詰めやすく、朝の定番に向いています。
ゆで卵は、前日にゆでておくと朝の調理が短くなります。 お弁当に使う場合は半熟ではなく、しっかり火を通したものを使うと扱いやすいです。 味付けは朝にからめるか、清潔な容器で冷蔵保存したものを使い、状態を見て無理なく食べ切ることを意識します。
卵そぼろは、レンジやフライパンで短時間に作りやすく、ご飯にのせるだけでも使えます。 水分が残らないように加熱し、冷ましてから詰めると、弁当向きになります。
お弁当に入れやすい卵おかずレシピ
ここからは、お弁当に入れやすい卵おかずを紹介します。 卵焼きだけでなく、野菜入り、ウインナー入り、ゆで卵、そぼろなど、弁当箱のすき間や主菜との組み合わせに合わせて使いやすいレシピをそろえています。
材料の分量は作りやすい目安です。 卵のサイズや使う商品、弁当箱の大きさによって仕上がりは変わるため、家庭の量に合わせて調整してください。
甘めの基本卵焼き
甘めの基本卵焼きは、お弁当の定番にしやすい卵おかずです。 シンプルな味なので、から揚げ、焼き魚、ハンバーグ、野菜炒めなど、さまざまな主菜に合わせやすく、弁当箱のすき間にも詰めやすいです。
砂糖を少し入れることで冷めても食べやすくなります。 焦げやすいので、火加減は弱めの中火を意識します。
材料の目安
・卵:2個
・砂糖:小さじ1〜2
・しょうゆ:少量
・塩:少々
・水:小さじ1
・油:少量
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、砂糖、しょうゆ、塩、水を加えてよく混ぜます。
- 卵焼き器に油を薄くひき、弱めの中火で温めます。
- 卵液を少量流し入れ、半分ほど固まったら手前に巻きます。
- 空いた部分に油を薄くひき、残りの卵液を数回に分けて流し入れます。
- 同じように巻き重ね、全体に火が通ったら取り出します。
- 粗熱が取れてから食べやすい大きさに切ります。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・砂糖入りの卵焼きは焦げやすいため、強火にしないことが大切です。
・水分を多く入れすぎないことで、切ったときに崩れにくくなります。
・卵焼き器に油を入れすぎるとベタつきやすいため、薄くのばす程度にします。
・巻くのが苦手な場合は、卵液を一度に多く流さず、少量ずつ重ねると形を作りやすくなります。
保存・食べ方の補足
・お弁当に入れるときは、中心まで火が通っていることを確認します。
・切ってすぐ詰めるのではなく、粗熱を取ってから入れると蒸気がこもりにくくなります。
・前日に作る場合は保存状態で変わるため、清潔な容器で冷蔵し、状態を見て早めに食べ切るようにします。
・ご飯に合わせるだけでなく、焼きのりを巻いて詰めると味に変化を出せます。
ねぎ入りだし巻き風卵焼き
ねぎ入りだし巻き風卵焼きは、卵焼きに香りと彩りを足したいときに便利です。 だし巻き風にするとやわらかく仕上がりますが、お弁当用ではだしを控えめにして、汁気が出にくい形にします。
ねぎの緑が入るため、黄色だけの卵焼きよりも見た目が明るくなります。 和風のおかずや魚のお弁当に合わせやすい卵おかずです。
材料の目安
・卵:2個
・刻みねぎ:大さじ1〜2
・白だしまたはめんつゆ:小さじ1
・水:小さじ1〜2
・砂糖:少量
・油:少量
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、白だしまたはめんつゆ、水、砂糖を加えて混ぜます。
- 刻みねぎを加え、全体に散るように混ぜます。
- 卵焼き器に油を薄くひき、弱めの中火で温めます。
- 卵液を少量ずつ流し入れ、ねぎが片寄らないように広げます。
- 半分ほど固まったら巻き、残りの卵液も数回に分けて焼きます。
- 全体に火が通ったら取り出し、粗熱を取ってから切ります。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・だしを多く入れすぎると水分が出やすくなるため、お弁当用では控えめにします。
・ねぎは入れすぎると巻きにくくなるため、卵2個に大さじ1〜2程度が扱いやすいです。
・白だしやめんつゆは商品によって塩分が違うため、入れすぎないようにします。
・ねぎの水気が気になる場合は、キッチンペーパーで軽く押さえてから使います。
保存・食べ方の補足
・切った断面から水分が出やすい場合があるため、冷ましてから詰めると扱いやすくなります。
・魚のおかず、鶏そぼろ、焼き鮭などの和風弁当に合わせやすいです。
・風味を変えたい場合は、ねぎの代わりに青のりを少量加えても使いやすいです。
・異臭やぬめりなどの異変がある場合は、無理に食べないようにします。
カニカマとチーズの卵焼き
カニカマとチーズの卵焼きは、赤、白、黄色の彩りを出しやすい卵おかずです。 カニカマのうま味とチーズのコクがあるため、少ない調味料でも食べやすく仕上がります。
見た目が華やかなので、子どものお弁当や、彩りが足りない日のすき間おかずにも向いています。 チーズは入れすぎると溶け出しやすいため、少量を中心に包むように焼くときれいに仕上がります。
材料の目安
・卵:2個
・カニカマ:2本
・スライスチーズ:1枚またはピザ用チーズ少量
・塩:少々
・こしょう:少々
・油:少量
作り方
- カニカマは細くほぐすか、短く切ります。
- ボウルに卵を割り入れ、塩、こしょうを加えて混ぜます。
- 卵焼き器に油を薄くひき、卵液を少量流し入れます。
- カニカマとチーズを中央にのせ、卵で包むように巻きます。
- 残りの卵液を数回に分けて流し、形を整えながら焼きます。
- 中まで火が通ったら取り出し、粗熱を取ってから切ります。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・チーズは端に置きすぎると溶け出しやすいため、中央に置いて包むようにします。
・カニカマは細かくしすぎず、少し形を残すと断面の彩りが出やすくなります。
・塩分のある具材を使うため、調味料は控えめで十分です。
・冷めるとチーズが落ち着き、切りやすくなります。
保存・食べ方の補足
・チーズ入りは油分が出ることがあるため、冷ましてからキッチンペーパーで軽く押さえると詰めやすいです。
・ご飯だけでなく、パンのお弁当にも合わせやすい味です。
・小さめに切ると、弁当箱のすき間に入れやすくなります。
・暑い時期や持ち運び時間が長い日は、保冷剤を使うなど保存状態に注意します。
ほうれん草と卵の炒めおかず
ほうれん草と卵の炒めおかずは、野菜を一緒に入れられる副菜向けのレシピです。 卵の黄色とほうれん草の緑がきれいに出るため、茶色いおかずが多い日のお弁当に合わせやすくなります。
水気を残すと弁当箱の中でべちゃっとしやすいため、ほうれん草の水分をしっかり切ることが大切です。 冷凍ほうれん草を使う場合も、解凍後に水気を押さえてから炒めます。
材料の目安
・卵:2個
・ほうれん草:1〜2株
・しょうゆ:小さじ1
・塩:少々
・こしょう:少々
・油:少量
作り方
- ほうれん草はゆでるかレンジで加熱し、水にさらしてから水気をしっかり絞ります。
- ほうれん草を食べやすい長さに切ります。
- ボウルに卵を割り入れ、塩、こしょうを加えて混ぜます。
- フライパンに油を熱し、卵を入れて大きく混ぜ、半熟より少し固まる手前で一度取り出します。
- 同じフライパンでほうれん草を炒め、しょうゆを加えて水気を飛ばします。
- 卵を戻し入れ、全体をさっと炒め合わせて火を通します。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・ほうれん草の水気をしっかり絞ると、お弁当に入れても水っぽくなりにくいです。
・卵を先に炒めて取り出すと、固くなりすぎず、彩りも残しやすくなります。
・しょうゆを入れた後は軽く炒めて水分を飛ばすと、詰めやすくなります。
・油を多く使わなくても作れるため、重くなりすぎない副菜にしやすいです。
保存・食べ方の補足
・お弁当に入れる前に、余分な水気や油分を軽く切ってから詰めます。
・ご飯の横に添えるほか、主菜の下に少量敷いて彩りを足す使い方もできます。
・冷凍ほうれん草を使う場合は、解凍後の水気を特にしっかり取ります。
・作った後は粗熱を取り、長時間常温に置かないようにします。
卵とウインナーのミニオムレツ
卵とウインナーのミニオムレツは、主菜寄りの満足感を出したいときに便利なお弁当おかずです。 小さく焼けば弁当箱に詰めやすく、食べるときにも崩れにくくなります。
ウインナーに味があるため、卵の味付けは控えめでも食べやすいです。 玉ねぎやピーマンを少量加えると、彩りと食感を足せますが、水気が出すぎないように細かく切って炒めてから使います。
材料の目安
・卵:2個
・ウインナー:2本
・玉ねぎ:少量
・ピーマン:少量
・塩:少々
・こしょう:少々
・油:少量
作り方
- ウインナーは薄切りにし、玉ねぎとピーマンはみじん切りにします。
- ボウルに卵を割り入れ、塩、こしょうを加えて混ぜます。
- フライパンに油を熱し、ウインナー、玉ねぎ、ピーマンを炒めます。
- 具材に火が通ったら、卵液に混ぜます。
- フライパンを軽く拭き、卵液を小さく流し入れて丸く焼きます。
- 片面が固まったら裏返し、中心まで火を通します。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・小さめに焼くと火が通りやすく、弁当箱にも詰めやすくなります。
・ウインナーの塩気があるため、塩は少量にします。
・野菜を入れる場合は、先に炒めて水分を飛ばしておくと崩れにくいです。
・丸く焼くのが難しい場合は、卵焼き器で厚めに焼いて切り分けても使えます。
保存・食べ方の補足
・しっかり火を通し、粗熱を取ってから詰めます。
・ケチャップを添えたい場合は、別容器にするか、少量を内側に塗る程度にすると水分が出にくくなります。
・ご飯にもパンにも合わせやすく、朝食用に少し多めに作って取り分けることもできます。
・切り分ける場合は、冷めてから切ると形が崩れにくいです。
ゆで卵の照り焼き風
ゆで卵の照り焼き風は、前日にゆで卵を準備しておくと朝の味付けが楽になる卵おかずです。 甘辛い味でご飯に合いやすく、卵焼きとは違う食べ応えを出せます。
お弁当に入れる場合は、半熟ではなくしっかり火を通したゆで卵を使います。 照り焼きのたれは煮からめるようにして、表面に味をまとわせると、汁気を少なく仕上げやすいです。
材料の目安
・卵:2個
・しょうゆ:小さじ2
・みりん:小さじ2
・砂糖:小さじ1
・水:小さじ2
・油:少量
作り方
- 卵をしっかり火が通るまでゆで、殻をむきます。
- フライパンに油を少量ひき、ゆで卵を転がしながら軽く焼きます。
- しょうゆ、みりん、砂糖、水を加えます。
- 弱めの中火で卵を転がしながら、たれをからめます。
- たれが少なくなり、卵の表面に味がついたら火を止めます。
- 粗熱が取れてから半分に切るか、そのまま詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・ゆで卵はしっかり火を通すと、お弁当に使いやすくなります。
・たれを多く残すと汁気が出やすいため、表面にからめる程度に煮詰めます。
・卵を転がしながら加熱すると、味が全体につきやすくなります。
・前日にゆで卵を準備する場合は、清潔に扱い、保存状態に注意します。
保存・食べ方の補足
・お弁当に入れるときは、たれを軽く切ってから詰めるとほかのおかずに味が移りにくくなります。
・半分に切ると断面が見えて彩りになりますが、黄身が崩れやすい場合は切らずに入れても使えます。
・ご飯の上にのせる場合は、たれを少量からめると食べやすくなります。
・異臭、変色、ぬめりなどがある場合は、食べないようにします。
ブロッコリーと卵のマヨ炒め
ブロッコリーと卵のマヨ炒めは、緑と黄色の彩りを足したいときに使いやすい副菜です。 マヨネーズを少量使うことでコクが出て、冷めても食べやすくなります。
ブロッコリーは加熱後に水気が残りやすいため、しっかり切ってから炒めることが大切です。 卵は大きめにまとめると、弁当箱の中で散らばりにくくなります。
材料の目安
・卵:2個
・ブロッコリー:小房4〜5個
・マヨネーズ:小さじ1〜2
・しょうゆ:少量
・塩:少々
・こしょう:少々
作り方
- ブロッコリーは小房に分け、ゆでるかレンジで加熱します。
- 加熱したブロッコリーの水気をしっかり切ります。
- ボウルに卵を割り入れ、塩、こしょうを加えて混ぜます。
- フライパンにマヨネーズを入れて温め、卵を加えて大きく混ぜます。
- 卵が固まり始めたらブロッコリーを加えます。
- しょうゆを少量加え、水気を飛ばすように炒め合わせます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・ブロッコリーは小さめにすると弁当箱に詰めやすく、卵ともなじみやすいです。
・マヨネーズは多く入れすぎず、コクを足す程度にします。
・卵を細かくしすぎると散らばりやすいため、大きめにまとめると食べやすいです。
・しょうゆは香りづけ程度にすると、味が濃くなりすぎません。
保存・食べ方の補足
・ブロッコリーの水気が残っているとお弁当内で水っぽくなりやすいため、詰める前に確認します。
・主菜が肉や魚の日に、彩り副菜として合わせやすいです。
・マヨネーズを使うため、暑い時期や持ち運び時間が長い日は保存状態に気を付けます。
・冷めてから弁当カップに入れると、ほかのおかずと混ざりにくくなります。
レンジで作る卵そぼろ
レンジで作る卵そぼろは、フライパンを使わずに作れるお弁当向けの卵おかずです。 ご飯にのせれば二色弁当のように使え、すき間おかずとしても入れやすいです。
レンジ調理は加熱ムラが出やすいため、途中で混ぜることが大切です。 卵液が残らないように加熱し、そぼろ状にほぐしてから冷まします。
材料の目安
・卵:2個
・砂糖:小さじ1
・塩:少々
・しょうゆ:少量
・水:小さじ1
作り方
- 耐熱容器に卵を割り入れ、砂糖、塩、しょうゆ、水を加えてよく混ぜます。
- ふんわりとラップをし、短めにレンジで加熱します。
- 一度取り出して全体をよく混ぜます。
- 再び短めに加熱し、卵が固まってきたら菜箸やフォークでほぐします。
- 卵液が残っている場合は、様子を見ながら追加加熱します。
- 全体に火が通ったら、そぼろ状にほぐして粗熱を取ります。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・一度に長く加熱すると固まりすぎやすいため、短めに分けて加熱します。
・途中で混ぜると加熱ムラを減らしやすく、細かいそぼろにしやすいです。
・水分を多く入れすぎないことで、ご飯にのせてもべちゃっとしにくくなります。
・甘めにすると子ども向け、ごく少量のしょうゆを加えるとご飯に合いやすくなります。
保存・食べ方の補足
・ご飯にのせる場合は、卵そぼろの粗熱を取ってから詰めます。
・鶏そぼろや鮭フレーク、青菜と合わせると、彩りのよいお弁当にしやすいです。
・作った後は長時間常温に置かず、使う分だけを清潔に扱います。
・水分が残っていると傷みやすさや食感の悪さにつながるため、加熱後の状態を確認します。
卵おかずをお弁当に詰めるときのコツ
卵おかずは作りやすい一方で、詰め方によって食感や見た目が変わりやすいおかずです。 焼きたてをすぐに入れるのではなく、粗熱を取り、余分な水気や油分を軽く整えてから詰めると、弁当箱の中で崩れにくくなります。
また、卵は黄色が目立つため、配置を少し意識するだけで全体の見た目が整いやすくなります。 茶色い主菜の横に入れる、緑の野菜と隣り合わせにする、カップに入れて形を保つなど、簡単な工夫でお弁当らしく仕上がります。
粗熱を取ってから詰める
卵おかずは、加熱後すぐに弁当箱へ入れず、粗熱を取ってから詰めます。 温かいままふたをすると、蒸気がこもって水分が出やすくなります。 水分が増えると、ほかのおかずに味が移ったり、食感が悪くなったりすることがあります。
粗熱を取るときは、清潔な皿やバットに広げて置くと冷めやすくなります。 卵焼きは切る前に少し置くと形が落ち着き、きれいに切りやすくなります。
冷ますときは、長時間出しっぱなしにするのではなく、調理後の扱いに注意しながら手早く準備します。 暑い時期や持ち運び時間が長い日は、保冷剤を使うなど、保存状態にも気を配ります。
水気と油分を軽く切ってから入れる
お弁当では、水気と油分を少なくすることが詰めやすさにつながります。 卵焼き、炒め物、照り焼き風のゆで卵などは、できあがった後に余分な水分や油分が出ていないか確認します。
野菜入りの卵おかずは、野菜から水分が出やすいです。 ほうれん草やブロッコリーは、加熱後に水気を切ってから卵と合わせると、時間がたってもべちゃっとしにくくなります。
たれを使うおかずは、汁をたっぷり残さず、表面に味をからめる程度に仕上げると詰めやすくなります。 弁当カップを使うと、ほかのおかずと味が混ざりにくくなり、見た目も整えやすくなります。
味や具材を変えると卵おかずが続いても飽きにくい
卵おかずは便利ですが、毎日同じ味にすると飽きやすくなります。 甘めの卵焼き、だし風味、チーズ入り、野菜入り、照り焼き風、そぼろなど、味や形を変えると、同じ卵でも違うおかずとして楽しみやすくなります。
主菜が濃い味の日は、卵おかずをやさしい味にすると全体のバランスが取りやすくなります。 反対に、主菜が淡泊な日は、照り焼き風やチーズ入りなど、少し満足感のある卵おかずを合わせると食べやすくなります。
彩りを意識するなら、卵の黄色に緑や赤を足すのが簡単です。 ねぎ、ほうれん草、ブロッコリー、カニカマ、ウインナーなどを少量組み合わせるだけでも、弁当箱の印象が変わります。
まとめ
・お弁当の卵おかずは、しっかり火を通すと詰めやすくなります
・半熟やとろとろの仕上がりより、冷めても形が崩れにくい加熱具合が向いています
・だしや水分を入れすぎないことで、卵焼きや炒め物の汁気を抑えやすくなります
・卵の黄色に、ねぎ、ほうれん草、ブロッコリー、カニカマなどを合わせると彩りが整いやすくなります
・甘め、だし風味、チーズ入り、照り焼き風、そぼろなどに分けると、卵おかずが続いても飽きにくくなります
・野菜入りの卵おかずは、野菜の水気をしっかり切ってから使うと弁当向きになります
・チーズやマヨネーズを使う場合は、入れすぎず、油分が出にくい量にすると詰めやすくなります
・ゆで卵をお弁当に入れる場合は、しっかり火を通したものを使うと扱いやすくなります
・卵おかずは粗熱を取ってから詰めると、蒸気による水分を抑えやすくなります
・保存状態や季節で傷みやすさは変わるため、異臭、変色、ぬめりがある場合は食べないようにします
