うどんは、焼きうどんにしなくても、汁物、あんかけ、カレー味、グラタン風、冷製、鍋料理など幅広く使えます。
同じ麺でも、つゆで煮る、とろみを付ける、ソースと合わせて焼く、冷水で締めるといった調理法の違いを持たせれば、味や食感が単調になりにくくなります。
冷凍うどんやゆでうどんは短時間で調理しやすく、卵、鶏肉、豚こま切れ肉、ツナ、豆腐、余った野菜などとも合わせやすい食材です。
冷蔵庫に少しずつ残った食材を使いながら、一品で食べやすい昼食や夕食を作ることもできます。
一方で、うどんを早く入れすぎるとやわらかくなり、野菜や麺から水分が出ると味が薄くなることがあります。
それぞれの料理に合う麺の加熱方法や入れるタイミングを押さえ、焼きうどん以外の8種類の食べ方を楽しみましょう。
・焼きうどん以外でうどんを使う調理法
・汁物やあんかけを水っぽくしないコツ
・余った肉や野菜を組み合わせやすいうどんレシピ
・保存や再加熱で気を付けたいポイント
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
焼きうどん以外でうどんをおいしく使うコツ
うどんは、つゆをかけるだけでなく、あんを絡める、カレーや豆乳のスープに入れる、ホワイトソースと合わせて焼くなど、さまざまな料理に展開できます。 焼きうどん以外のレシピを作るときに大切なのは、麺の水分と加熱時間を料理に合わせて調整することです。
具材を先に調理してからうどんを加えると、麺を必要以上に煮込まずに済みます。 また、卵、肉、魚、大豆製品などから一つ、野菜やきのこから一〜三種類を選んで組み合わせると、具材を増やしすぎず、一品として食べやすくなります。
冷凍うどんとゆでうどんを料理に合わせて使い分ける
冷凍うどんは、表示どおりに電子レンジや熱湯で加熱してから使うのが基本です。 弾力が残りやすいため、あんかけ、冷やしうどん、温かい汁うどんなど、麺の食感を生かしたい料理に向いています。
冷凍うどんを汁物に使う場合は、別に加熱してから仕上げに加えると、つゆの温度が下がりにくくなります。 冷やしうどんにするときは、加熱した後すぐに冷水で締め、表面の水分を十分に切ってください。
ゆでうどんは、袋から出してすぐに使える商品が多く、鍋料理やカレーうどんなどに取り入れやすいのが特徴です。 ただし、長く煮るとやわらかくなりやすいため、具材とつゆが仕上がってから加え、麺が温まったところで火を止めます。
商品によって適した加熱方法が異なるため、冷凍うどんもゆでうどんも、パッケージの表示を優先してください。
麺を加えるタイミングで食感の低下を防ぐ
肉、根菜、きのこなど、火を通す必要がある具材は先に加熱します。 つゆやソースの味を整えてから、最後にうどんを加えると、麺を煮込む時間を短くできます。
豚汁うどんや鶏南蛮うどんでは、肉と野菜に火が通り、つゆが完成してから麺を入れます。 冷凍うどんは別に加熱しておき、つゆの中では短時間温める程度にすると、食感が残りやすくなります。
鍋料理では、うどんを最初から入れたまま煮続けるのではなく、食べる量ずつ加える方法もあります。 家族で食べる場合は、具材を取り分けながら麺を追加すると、後半まで麺がやわらかくなりすぎません。
グラタン風では、うどんをソースの中で長く煮る必要はありません。 温めて水気を切った麺に完成したソースを絡め、表面に焼き色を付ける工程を中心にします。
汁物やあんかけの味を薄めない水分調整
うどん、白菜、きのこ、もやしなどからは、加熱中に水分が出ます。 つゆを最初から薄く作りすぎると、麺や具材を加えた後に味がぼやけやすくなります。
つゆは、うどんを入れる前にややはっきり味を感じる程度に整え、麺を加えてから最終調整をします。 しょうゆ、みそ、めんつゆなどは一度に追加せず、少量ずつ加えてください。
冷凍うどんを電子レンジで加熱した場合は、袋の中に残った水分をつゆへ入れないようにします。 ゆでうどんを湯通しした場合も、ざるに上げて水気を切ってから鍋へ加えます。
あんかけに使う水溶き片栗粉は、片栗粉と水を同量程度で混ぜておきます。 加える直前にもう一度混ぜ、つゆをかき混ぜながら少しずつ流し入れると、だまになりにくくなります。
グラタン風を水っぽくしないソースの濃さ
うどんグラタンが水っぽくなる主な原因は、麺に残った水分と、ソースの煮詰め不足です。 うどんを温めた後はざるで水気を切り、表面に多くの水分が残っている場合は、清潔なキッチンペーパーで軽く押さえます。
ホワイトソースは、牛乳を加えた直後のさらさらした状態ではなく、へらで混ぜたときに鍋底が一瞬見える程度まで加熱します。 その後にうどんを加え、ソースを全体に絡めてから耐熱皿へ移します。
きのこや玉ねぎを使うときは、先に炒めて余分な水分を飛ばしておくことも大切です。 具材の水分が多いまま牛乳を加えると、ソースに濃度が付きにくくなります。
チーズは多く使うほどまとまりやすくなるわけではありません。 ソースの濃度を整えたうえで、表面を覆う程度にのせると、油分や塩分を増やしすぎずに焼き色を付けられます。
肉、卵、野菜を組み合わせて一品に整える
うどんは主食に当たるため、一品で食べる場合は、肉、卵、魚、大豆製品などを組み合わせます。 さらに野菜やきのこを加えると、食感や彩りが増し、麺だけで食べるよりも満足感を整えやすくなります。
すべての食材を一度にそろえる必要はありません。 卵と長ねぎ、豚肉と根菜、鶏肉と白菜、ツナとトマトなど、たんぱく質源を一種類、野菜を一〜三種類選ぶと作りやすくなります。
肉の量を増やさなくても、きのこ、豆腐、白菜、大根などを組み合わせることで、料理全体の量を調整できます。 安い時期の野菜や、冷蔵庫に残っている食材を使えば、専用の材料を買い足しすぎずに済みます。
カロリー、脂質、糖質などは、使用するうどん、肉の部位、チーズ、豆乳、調味料の種類や量で変わります。 数値だけで判断せず、油を使いすぎない、野菜を組み合わせる、調味料を一度に加えすぎないといった調理上の工夫を取り入れます。
余った食材を無理なく使い切る方法
少量ずつ残った大根、にんじん、ごぼう、きのこは、豚汁うどんにまとめて使えます。 白菜、長ねぎ、豆腐、鶏肉はうどんすき風の鍋に、きのこと玉ねぎはグラタンに使いやすい組み合わせです。
残ったカレーは、だしや水でのばすことでカレーうどんにできます。 ただし、作ってから長時間室温に置いたものや、保存状態が分からないものは無理に使わないでください。
煮込み料理は、鍋のまま室温に長く置かず、保存する分を清潔な浅い容器に小分けして冷まし、冷蔵庫へ移します。 カレーやスープなどは、小分けにすると温度が下がりやすくなります。 (出典:農林水産省公式サイト)
余った食材を使い切ることは大切ですが、異臭、変色、ぬめり、カビ、酸っぱいにおいなどの異変がある場合は使用しません。 使い切ることを優先して、状態の悪い食品を料理に加えるのは避けてください。
保存と再加熱で気を付けたいこと
完成したうどん料理は、時間がたつほど麺がつゆやソースを吸い、食感が変わります。 おいしさの面からも、基本は作った当日に食べ切れる量を作るのがおすすめです。
食べ切れない可能性がある場合は、箸を付ける前に保存分を取り分けます。 清潔な容器へ移し、室温に長く置かず、早めに冷蔵してください。 農林水産省も、調理した食品を長時間室温に置かず、保存する場合は清潔な容器へ取り分けるよう案内しています。 (出典:農林水産省公式サイト)
保存を前提にする場合は、可能な範囲で麺とつゆ、あん、ソースを分けます。 食べるときにつゆやソースを十分に温め、うどんは最後に加えると、麺の加熱しすぎを防ぎやすくなります。
肉を使う料理は、中心まで十分に火を通します。 厚生労働省では、加熱の目安として中心部を75℃で1分間以上としています。 生肉に触れた箸、包丁、まな板を、加熱後の食材にそのまま使わないことも大切です。 (出典:厚生労働省公式サイト)
再加熱しても、異臭や味の変化などの異変がなくなるわけではありません。 状態に不安がある料理は無理に食べないでください。
とろみと卵を楽しむあんかけうどん
かきたま生姜あんかけうどん
だしのきいたつゆにとろみを付け、溶き卵をふんわり流し入れる温かいうどんです。 あんが麺に絡むため、通常のかけうどんとは異なる口当たりを楽しめます。 生姜の量は好みに合わせて調整でき、長ねぎやきのこを加えても作れます。
材料の目安(2人分)
・冷凍うどん 2玉
・卵 2個
・長ねぎ 1/3本
・生姜 1かけ
・だし汁 600ml
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ2
・塩 少々
・片栗粉 大さじ1と1/2
・水 大さじ1と1/2
作り方
- 長ねぎは斜め薄切りにし、生姜はすりおろします。卵はボウルに割り入れ、白身を切るように溶きほぐします。
- 鍋にだし汁、しょうゆ、みりん、長ねぎを入れて中火にかけ、長ねぎがやわらかくなるまで煮ます。
- 片栗粉と水を混ぜ、鍋の中をかき混ぜながら少しずつ加えます。弱めの中火で加熱し、とろみが安定するまで混ぜます。
- つゆが軽く煮立ったところへ溶き卵を細く流し入れます。すぐに大きく混ぜず、卵が固まり始めてから静かに混ぜます。
- 冷凍うどんを表示どおりに加熱して器に盛り、卵あんをかけます。仕上げに生姜をのせます。
作りやすいポイント
・水溶き片栗粉は、鍋へ加える直前にもう一度混ぜます
・片栗粉でとろみを付けてから卵を入れると、卵が沈みにくくなります
・卵を入れた直後に強く混ぜないことで、細かくなりすぎるのを防げます
・長ねぎの代わりに、えのきやしめじを加えても作れます
・しょうゆの量は使用するだしや商品に合わせ、最後に味を見て調整します
保存・食べ方の補足
・あんかけは時間がたつととろみが弱くなったり、麺があんを吸ったりするため、作りたてが向いています
・保存する場合は、うどんと卵あんを別の清潔な容器に入れます
・再加熱は卵あんを全体が十分に温まるまで加熱し、うどんは最後に合わせます
・食べる直前に刻みねぎや七味唐辛子を添えると、味に変化を付けられます
野菜と肉を一緒に食べられる汁物うどん
具だくさん豚汁うどん
豚汁にうどんを加え、主食と汁物を一つにまとめたレシピです。 大根、にんじん、ごぼう、きのこなど、少量ずつ残った野菜を組み合わせやすく、冷蔵庫の食材を整理したいときにも向いています。
具材を増やすほど煮汁が減りやすいため、うどんを加える前につゆの量と濃さを調整することが大切です。 みそは種類によって塩分や風味が異なるため、最初から全量を入れず、味を見ながら加えます。
材料の目安(2人分)
・ゆでうどんまたは冷凍うどん 2玉
・豚こま切れ肉 120g
・大根 約5cm
・にんじん 1/3本
・ごぼう 1/3本
・しめじ 1/2パック
・長ねぎ 1/3本
・だし汁 700ml
・みそ 大さじ2〜3
・ごま油 小さじ1
・好みで七味唐辛子 少々
作り方
- 大根とにんじんはいちょう切り、ごぼうはささがきにして水へ短時間さらします。しめじは石づきを除いてほぐし、長ねぎは小口切りにします。
- 鍋にごま油を入れて中火で熱し、豚肉を炒めます。肉の色が変わってきたら、大根、にんじん、水気を切ったごぼう、しめじを加えて炒めます。
- だし汁を加え、煮立ったら表面のあくを取り除きます。弱めの中火にし、根菜がやわらかくなるまで煮ます。
- みそを少量ずつ溶き入れ、味を整えます。冷凍うどんを使う場合は別に表示どおり加熱しておきます。
- うどんを鍋に加えて短時間温め、器に盛ります。長ねぎをのせ、好みで七味唐辛子を振ります。
作りやすいポイント
・大根、にんじん、ごぼうをすべてそろえず、手元にある根菜で調整できます
・しめじは、えのき、まいたけ、しいたけなどでも代用できます
・豚肉と野菜を先に炒めると、香りが出て味をまとめやすくなります
・豆腐や油揚げを加える場合は、根菜に火が通ってから入れます
・うどんを入れた後に煮込みすぎず、麺が温まった段階で仕上げます
保存・食べ方の補足
・麺を入れたまま保存すると汁を吸うため、保存する可能性がある分は、うどんを入れる前に豚汁を取り分けます
・保存分は清潔な浅い容器へ移し、室温に長く置かずに冷蔵します
・再加熱するときは豚汁を十分に温めてから、別に温めたうどんを加えます
・翌日に食べる場合でも、においや見た目に異変があれば食べないでください
鶏肉と長ねぎの鶏南蛮うどん
鶏肉のうま味と、焼いた長ねぎの香ばしさを生かした温かいうどんです。 具材が鶏肉と長ねぎを中心にまとまるため、多くの野菜を切る時間がない日にも作りやすくなります。
鶏肉は、もも肉を使うとコクが出やすく、むね肉を使うと比較的あっさり仕上がります。 むね肉を使う場合は、小さめのそぎ切りにし、加熱しすぎないようにしながら中心まで火を通します。
材料の目安(2人分)
・冷凍うどんまたはゆでうどん 2玉
・鶏もも肉または鶏むね肉 200g
・長ねぎ 1本
・だし汁 700ml
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・油 小さじ1
・好みで七味唐辛子 少々
作り方
- 鶏肉は食べやすい大きさに切ります。長ねぎは4〜5cmの長さに切ります。
- 鍋または深めのフライパンに油を入れて中火で熱し、長ねぎを並べます。転がしながら焼き、焼き色が付いたら一度取り出します。
- 同じ鍋に鶏肉を入れ、表面の色が変わるまで焼きます。だし汁、しょうゆ、みりん、砂糖を加えます。
- 煮立ったらあくを取り、弱めの中火で鶏肉の中心まで十分に加熱します。長ねぎを戻し、やわらかくなるまで煮ます。
- うどんを表示どおりに加熱して鍋へ加え、短時間温めます。器に盛り、好みで七味唐辛子を振ります。
作りやすいポイント
・長ねぎに焼き色を付けると、煮るだけの場合とは異なる香ばしさが加わります
・鶏皮から脂が多く出た場合は、キッチンペーパーで一部を拭き取ってからだし汁を加えます
・鶏むね肉は繊維を断つようにそぎ切りにすると、食べやすくなります
・長ねぎがない場合は、玉ねぎで代用できますが、焼き時間は様子を見て調整します
・鶏肉は表面の色だけで判断せず、厚い部分を確認して中心まで加熱します
保存・食べ方の補足
・保存する場合は、うどんを入れる前の鶏肉とつゆを取り分けます
・再加熱では鶏肉とつゆを十分に温め、うどんは食べる直前に加えます
・三つ葉、ゆずの皮、おろし生姜などを添えると、少ない量でも香りを加えられます
・つゆが濃くなった場合は、水やだし汁を少量加え、再加熱後に味を調整します
残り物や身近な調味料を生かすコクのあるうどん
残りカレーで作るカレーうどん
残ったカレーをだし汁でのばし、和風のつゆに整えるカレーうどんです。 鍋に残ったカレーを使う場合は、保存状態に問題がないことを確かめ、室温に長く置かれたものは使わないでください。
カレーの濃度は、家庭ごとに大きく異なります。 だし汁を一度に全量加えず、少しずつ混ぜながら、うどんに絡む濃さに調整します。
材料の目安(2人分)
・冷凍うどんまたはゆでうどん 2玉
・保存状態に問題のないカレー 300〜350g
・だし汁 300〜450ml
・長ねぎ 1/2本
・しょうゆ 小さじ1〜2
・好みで油揚げ 1枚
・必要に応じて片栗粉 小さじ1
・必要に応じて水 小さじ1
作り方
- 長ねぎは斜め薄切りにします。油揚げを使う場合は食べやすい幅に切ります。カレーの具が大きい場合は、うどんと一緒に食べやすい大きさにします。
- 鍋にカレーとだし汁の半量を入れ、弱めの中火で混ぜながら温めます。
- 濃度を見ながら残りのだし汁を少しずつ加え、長ねぎと油揚げを入れて煮ます。
- しょうゆを加えて味を整えます。つゆが薄すぎる場合は、水溶き片栗粉を少量ずつ加えてとろみを調整します。
- うどんを表示どおりに加熱して鍋へ入れ、全体が十分に温まるまで加熱して器に盛ります。
作りやすいポイント
・カレーが濃い場合はだし汁を多めにし、さらさらしている場合は少なめから加えます
・カレー自体に塩分があるため、しょうゆは味を見てから加えます
・じゃがいもが多いカレーは自然にとろみが付くため、片栗粉が不要な場合があります
・豚肉、鶏肉、にんじんなどの具が残っていれば、そのままうどんの具として使えます
・残ったカレーが少ない場合は、油揚げ、長ねぎ、きのこなどを加えて量を調整できます
保存・食べ方の補足
・一度温め直したカレーうどんを、何度も冷却と再加熱を繰り返すのは避けます
・作る前のカレーに異臭、酸味、ぬめりなどの異変がある場合は使用しません
・うどんを入れた状態では麺がつゆを吸いやすいため、食べ切れる量を作ります
・紙エプロンを使い、深めの器に盛ると、カレーのはねを抑えやすくなります
豆乳担々うどん
豆乳、ごま、みそを使ったまろやかなスープに、炒めたひき肉を合わせるうどんです。 しょうゆ味の汁うどんとは異なるコクがあり、少量のひき肉でもスープや麺と一緒に食べやすくなります。
豆乳は強く煮立てると分離しやすいため、ひき肉と調味料に火を通した後で加え、沸騰させ続けないことがポイントです。 辛さはラー油の量で調整できます。
材料の目安(2人分)
・冷凍うどん 2玉
・豚ひき肉または鶏ひき肉 120g
・無調整豆乳 300ml
・水 250ml
・長ねぎ 1/3本
・にんにく 1/2かけ
・生姜 1/2かけ
・みそ 大さじ1と1/2
・しょうゆ 大さじ1
・白すりごま 大さじ2
・ごま油 小さじ1
・好みでラー油 適量
・好みで小松菜または青ねぎ 適量
作り方
- 長ねぎ、にんにく、生姜をみじん切りにします。小松菜を使う場合は、食べやすく切って下ゆでします。
- 鍋にごま油、にんにく、生姜を入れて弱めの中火にかけます。香りが出たらひき肉と長ねぎを加え、肉の色が変わるまで炒めます。
- 水、みそ、しょうゆ、白すりごまを加え、みそを溶かしながら加熱します。ひき肉の中心まで十分に火を通します。
- 豆乳を加え、鍋の縁がふつふつする程度まで弱火で温めます。強く沸騰させないようにします。
- 冷凍うどんを表示どおりに加熱して器へ盛り、豆乳担々スープを注ぎます。小松菜や青ねぎをのせ、好みでラー油をかけます。
作りやすいポイント
・豆乳を加えた後は弱火にし、混ぜながらゆっくり温めます
・練りごまがなくても、白すりごまで香ばしさを加えられます
・豚ひき肉を鶏ひき肉に替えると、味わいを比較的あっさりさせられます
・もやし、小松菜、チンゲン菜などを加えると、食感と量を調整できます
・みそや豆乳は商品によって味が異なるため、仕上げに少量ずつ調整します
保存・食べ方の補足
・豆乳スープは再加熱で分離しやすいため、できるだけ作りたてを食べます
・保存する場合は、うどんとスープを分け、清潔な容器へ入れて冷蔵します
・再加熱は弱火で混ぜながら行い、全体が十分に温まったら別に加熱したうどんへかけます
・辛さが苦手な場合はラー油を入れず、食べる人が器の中で調整できるようにします
焼き上げて楽しむグラタン風うどん
きのことベーコンのうどんグラタン
うどんをマカロニの代わりに使い、きのことベーコンのホワイトソースを合わせたグラタン風レシピです。 表面は香ばしく、中はやわらかく仕上がるため、汁うどんやあんかけとは異なる食べ方を楽しめます。
うどんときのこの水分が多く残っていると、ソースが薄くなります。 きのこをしっかり炒め、うどんの水気を切り、ホワイトソースに濃度を付けてから合わせます。
材料の目安(2人分)
・冷凍うどんまたはゆでうどん 2玉
・ベーコン 3枚
・しめじ 1/2パック
・玉ねぎ 1/2個
・バター 20g
・薄力粉 大さじ2
・牛乳 400ml
・顆粒コンソメ 小さじ1
・ピザ用チーズ 50〜60g
・塩 少々
・こしょう 少々
・好みで乾燥パセリ 少々
作り方
- ベーコンは1〜2cm幅に切り、しめじは石づきを除いてほぐします。玉ねぎは薄切りにします。
- うどんは表示どおりに加熱し、ざるに上げて水気を十分に切ります。長い場合は、食べやすいよう数か所を切ります。
- フライパンにバターを入れて中火で溶かし、ベーコン、玉ねぎ、しめじを炒めます。玉ねぎがしんなりし、きのこの水分が飛ぶまで加熱します。
- 薄力粉を振り入れ、粉っぽさがなくなるまで弱火で炒めます。牛乳を数回に分けて加え、その都度よく混ぜます。
- コンソメ、塩、こしょうを加え、へらで混ぜたときに鍋底が一瞬見える程度まで加熱します。うどんを加えてソースを絡めます。
- 耐熱皿へ移し、ピザ用チーズをのせます。オーブントースターまたはオーブンで、表面に焼き色が付くまで加熱します。好みで乾燥パセリを振ります。
作りやすいポイント
・牛乳は一度に入れず、薄力粉となじませながら数回に分けて加えます
・きのこの水分を飛ばしてから薄力粉を加えると、ソースが薄まりにくくなります
・うどんの水気を切り、ソースに濃度を付けてから合わせます
・ベーコンの塩分があるため、塩は仕上げに味を見て加えます
・しめじは、まいたけ、エリンギ、マッシュルームなどに替えられます
・チーズの量は好みに合わせ、表面を覆う程度を目安に調整します
保存・食べ方の補足
・焼き上げた後はうどんがソースを吸うため、作りたてが向いています
・作り置きする場合は、ソースとうどんを混ぜる前の段階で保存するほうが、食感の変化を抑えやすくなります
・再加熱は中心まで十分に温まっていることを確かめます
・耐熱皿やチーズは高温になるため、取り出す際や食べ始める際はやけどに注意します
暑い日にも食べやすい冷たいうどん
ツナとトマトの冷やしうどん
冷水で締めたうどんに、ツナ、トマト、きゅうりをのせる冷製レシピです。 肉を炒めたり、長時間つゆを煮たりする必要がなく、暑い日の昼食にも作りやすくなります。
冷やしうどんは、麺に水分が残っているとたれが薄まります。 冷水で締めた後はざるを振り、水滴が多く残らない状態にしてから器へ盛ります。
材料の目安(2人分)
・冷凍うどん 2玉
・ツナ缶 1缶
・トマト 1個
・きゅうり 1/2本
・青じそ 4枚
・めんつゆ 表示に従ってかけつゆ程度に薄めたもの200ml
・酢 小さじ2
・ごま油 小さじ1
・白いりごま 小さじ2
・好みでおろし生姜 少々
作り方
- トマトは1〜2cm角に切り、きゅうりは細切り、青じそは千切りにします。ツナは汁気または油を軽く切ります。
- ボウルに薄めためんつゆ、酢、ごま油を入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やしておきます。
- 冷凍うどんを表示どおりに加熱し、すぐに冷水で洗いながら締めます。
- うどんをざるに上げ、十分に水気を切って器へ盛ります。
- ツナ、トマト、きゅうり、青じそをのせ、たれをかけます。白いりごまを振り、好みでおろし生姜を添えます。
作りやすいポイント
・めんつゆは商品ごとに濃縮倍率が異なるため、表示に合わせて薄めます
・麺の水切りを十分に行い、たれが薄まるのを防ぎます
・ツナの油をすべて使う場合は、ごま油を省いても作れます
・きゅうりの代わりに、かいわれ大根、水菜、レタスなどを使えます
・トマトから水分が出るため、切った後は長時間置かずに盛り付けます
保存・食べ方の補足
・冷水で締めたうどんは時間がたつと表面が乾いたり、麺同士が付いたりするため、早めに食べます
・ツナや切った野菜を使うため、作った状態で室温に長く置かないでください
・作り置きする場合でも、麺、具材、たれは別々に冷蔵し、食べる直前に合わせます
・余ったたれへ食べかけの麺を戻さず、保存分は最初に別容器へ取り分けます
家族で囲みやすい鍋仕立てのうどん
白菜と鶏肉のうどんすき風鍋
白菜、鶏肉、きのこ、豆腐を甘辛いつゆで煮て、うどんを加える鍋料理です。 うどんを締めとしてだけでなく、具材と一緒に最初から食べられる主食として使います。
白菜やきのこから水分が出るため、最初につゆを濃くしすぎないことが大切です。 具材を煮てから味を見て、しょうゆやだし汁で調整します。
材料の目安(2〜3人分)
・ゆでうどんまたは冷凍うどん 2玉
・鶏もも肉 250g
・白菜 1/4株程度
・長ねぎ 1本
・しめじ 1パック
・木綿豆腐 1/2丁
・だし汁 700ml
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ1
・塩 少々
・好みで春菊 適量
作り方
- 鶏肉は一口大に切ります。白菜は葉と芯を分けて食べやすく切り、長ねぎは斜め切りにします。しめじは石づきを除いてほぐし、豆腐は食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にだし汁、しょうゆ、みりん、砂糖を入れて中火にかけます。
- 煮立ったら鶏肉と白菜の芯を加えます。あくを取りながら、鶏肉の中心まで十分に加熱します。
- 白菜の葉、長ねぎ、しめじ、豆腐を加え、具材がやわらかくなるまで煮ます。味を見て、塩、しょうゆ、だし汁で調整します。
- うどんを加え、麺が温まるまで短時間煮ます。春菊を使う場合は、仕上げに加えてさっと火を通します。
作りやすいポイント
・白菜は芯を先に、葉を後に加えると、火の通りをそろえやすくなります
・鶏肉が大きすぎると加熱に時間がかかるため、一口大にそろえます
・豆腐やきのこを加えることで、鶏肉の量を増やしすぎず全体の量を調整できます
・白菜が多いとつゆが薄まりやすいため、具材に火が通ってから味を整えます
・うどんを一度に入れず、食べる量ずつ加えると、煮すぎを防ぎやすくなります
保存・食べ方の補足
・鍋を食卓に長く置いた後の残りは、保存を前提にしないほうが安全です
・保存する可能性がある分は、食べ始める前に清潔な容器へ取り分けます
・保存するときは、うどんを入れずに具材とつゆを取り分け、早めに冷まします
・再加熱では鶏肉、豆腐、つゆを十分に温め、うどんは最後に加えます
・食べる際に七味唐辛子、ゆずこしょう、おろし生姜などを添えると、味を変えながら楽しめます
まとめ
・冷凍うどんは表示どおりに加熱し、汁物には仕上げの段階で加える
・ゆでうどんは煮込みすぎを避け、麺が温まったら火を止める
・汁物は野菜や麺から出る水分を考え、うどんを加えた後に味を調整する
・あんかけは水溶き片栗粉を混ぜ直し、つゆへ少しずつ加える
・グラタン風は麺ときのこの水分を減らし、ソースに濃度を付けてから焼く
・卵、肉、魚、大豆製品と野菜を組み合わせると、一品として整えやすい
・残った根菜やきのこは豚汁うどん、白菜や豆腐は鍋料理に使いやすい
・残りカレーは保存状態を確かめ、室温に長く置いたものや異変のあるものは使わない
・完成したうどん料理は麺がつゆを吸いやすいため、基本は作りたてを食べる
・保存する場合は、可能な範囲で麺とつゆやソースを分け、清潔な容器を使う
・肉は中心まで十分に加熱し、生肉に触れた器具を加熱後の食材へ使い回さない
・価格や栄養成分は商品や分量で変わるため、余り食材の活用や油、調味料の調整を中心に考える
