サバ缶を子ども向けに使うときは、味を濃くして魚の風味を隠すよりも、身を細かくほぐし、カレーやケチャップ、コーン、チーズなどの親しみやすい食材と組み合わせるのがポイントです。
甘口キーマカレーやそぼろ、豆腐入りハンバーグのように、普段食べ慣れている料理へ取り入れると、サバの形や食感が目立ちにくくなります。
水煮缶を選べば味付けを調整しやすく、主菜、丼、炊き込みご飯、スープなどにも展開できます。
ただし、缶詰の骨がやわらかくても、子どもの年齢や食べる力によっては気になる場合があります。
調理前に身をほぐし、大きな骨や皮の状態を確かめながら、食べやすい大きさに整えましょう。
・子どもが食べやすいサバ缶の選び方と下ごしらえ
・魚の風味や食感をやわらげる調理のコツ
・カレーやそぼろ、ハンバーグ風などのサバ缶レシピ8品
・作り置きや弁当に使うときの保存と食べ方の注意点
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
子どもが食べやすいサバ缶レシピの作り方
サバ缶は加熱済みなので、魚を一から焼いたり煮たりする手間を減らしやすい食材です。 一方で、そのまま盛り付けると、魚のにおいや大きな身、皮の食感が気になり、子どもが食べにくく感じることがあります。
子ども向けに使う場合は、缶の種類、身のほぐし方、缶汁の量、合わせる食材を調整することが大切です。 魚の形を残した料理だけでなく、ひき肉料理のように細かくしたり、じゃがいもや豆腐へ混ぜたりすると、普段の献立にも取り入れやすくなります。
水煮缶を基本にすると味を調整しやすい
子ども向けのサバ缶料理には、食塩や油が加えられていないもの、または味付けが控えめな水煮缶が使いやすいです。 カレー、ケチャップ、しょうゆ、チーズなどを料理に合わせて加えられるため、家庭の味付けに調整しやすくなります。
みそ煮缶やしょうゆ味の缶詰でも作れますが、缶の中にすでに調味料が入っています。 レシピに書かれたしょうゆ、砂糖、みそなどをそのまま加えると、子どもには味が濃くなることがあるため、追加する調味料を半量程度から試してください。
オイル漬けを使う場合は、油をすべて料理に加える必要はありません。 ハンバーグやコロッケ風など、成形する料理では油分や水分が多いとまとまりにくくなるため、軽く汁気を切ってから使うと扱いやすくなります。
商品によって内容量や身の大きさ、塩分、脂質量は異なります。 具体的な栄養数値を一律に考えず、商品表示を見ながら使う量や追加調味料を調整しましょう。
カレーやケチャップで魚の風味をやわらげる
サバの風味が苦手な子どもには、甘口カレー、ケチャップ、トマト、チーズなど、普段から食べ慣れている味を合わせる方法があります。 玉ねぎ、にんじん、コーンなど、加熱すると甘みを感じやすい野菜を組み合わせるのも効果的です。
魚の風味を抑えようとして調味料を増やしすぎると、塩気や甘みが強くなります。 まずはサバの身を細かくほぐし、玉ねぎなどと一緒に加熱してから、必要な分だけ味を付けると調整しやすくなります。
しょうがも魚の風味をやわらげるのに使えますが、子ども用では入れすぎないようにします。 すりおろしたものを少量加えるか、大人の分だけ取り分け後に足す方法もあります。
カレー粉には辛味を感じやすい商品もあります。 幼い子どもに作る場合は、子ども用の甘口カレールウや辛味の少ないカレー調味料を使い、初めは少量から加えてください。
細かくほぐして骨や皮の状態を確認する
サバ缶の骨は加熱によってやわらかくなっているものが多いですが、部位や商品によって大きさや食感が異なります。 缶から直接鍋へ入れず、いったん皿やボウルへ移し、箸やフォークでほぐしながら状態を見てください。
大きな骨や硬さが気になる部分、厚い皮があれば、子どもの年齢や食べる力に合わせて取り除きます。 身も大きなかたまりのまま残さず、そぼろやカレーでは細かく、ハンバーグではつぶすようにほぐすと食べやすくなります。
子どもに魚を出す際は、できるだけ骨を取り除き、口に入れる前にも骨が残っていないか確かめましょう。 骨が刺さった場合は、ご飯を丸飲みさせたり、見えている骨を無理に取り除こうとしたりしないことも大切です。 (出典:消費者庁公式サイト)
食べやすさは年齢だけでなく、かむ力や魚への慣れによっても変わります。 初めて出す料理では一度に多く盛らず、少量をご飯やじゃがいもなどと組み合わせると様子を見やすくなります。
缶汁は料理に合わせて使う量を調整する
サバ缶の缶汁には魚のうま味があるため、カレー、スープ、炊き込みご飯などに使えます。 ただし、全量を加えると魚の風味や塩気が強くなったり、料理が水っぽくなったりすることがあります。
ハンバーグ、コロッケ風、そぼろなど、形をまとめたり水分を飛ばしたりする料理では、缶汁を軽く切ってから使います。 カレーやスープでは最初から全量を加えず、半量程度から加えて、味を見ながら増やすと失敗を防ぎやすくなります。
炊き込みご飯に使う場合は、缶汁も炊飯用の水分に含めます。 調味料と缶汁を先に入れたあと、炊飯器の目盛りまで水を加えると、水分が多くなりすぎるのを防げます。
缶汁を残したくない場合でも、無理に1品へすべて加える必要はありません。 魚の風味が気にならない大人用の汁物へ少量加えるなど、家族の好みに合わせて使い分けてください。
年齢に合わせて味付けと具材の大きさを変える
同じレシピでも、具材の大きさと味付けを変えると、幅広い年齢の子どもに合わせやすくなります。 幼い子どもには玉ねぎやにんじんを細かく切り、やわらかくなるまで加熱します。
ハンバーグやコロッケ風は、大きく作るよりも、小さく薄めに成形すると中心まで加熱しやすく、一口分にも切り分けやすくなります。 表面だけが焦げないよう、弱めの火でふたをして加熱してください。
カレーやそぼろは、大人と同じ濃さに仕上げてから薄めるよりも、最初は控えめに味を付ける方法が向いています。 子どもの分を取り分けたあと、大人用にこしょう、しょうが、カレー粉などを加えると、同じ料理を家族で食べやすくなります。
特定の食材を初めて食べる場合や、食物アレルギーへの配慮が必要な場合は、使用するサバ缶、卵、乳製品、豆腐、調味料などの表示を確認し、家庭の状況に合わせて材料を選んでください。
子ども向けサバ缶料理で失敗しないポイント
サバ缶は下ごしらえが簡単ですが、料理によっては水分が多くなったり、魚の風味が強く出たりすることがあります。 特にハンバーグ、そぼろ、弁当用のおかずでは、缶汁や野菜の水分を調整することが大切です。
作り置きや弁当に使う場合は、味だけでなく、加熱後の冷却や保存にも注意します。 作った料理を長時間室温に置かず、保存する分は清潔な容器へ移しましょう。
ハンバーグ風は水分を減らして崩れにくくする
サバ缶ハンバーグが崩れる主な原因は、サバ缶、豆腐、玉ねぎなどから出る水分です。 缶汁を軽く切り、豆腐はキッチンペーパーで包んで水切りし、加熱した玉ねぎは冷ましてから加えます。
たねがやわらかい場合は、パン粉や片栗粉を少しずつ加えて調整します。 一度に多く加えると硬くなりやすいため、まずは大さじ1ずつ足し、手でまとめられる程度を目安にしてください。
成形後すぐに動かすと割れやすいので、フライパンへ置いたら焼き色が付くまで触りすぎないようにします。 片面が固まってからフライ返しで返し、ふたをして中まで温めます。
大きな1個にするより、小さな小判形にすると返しやすくなります。 子ども用は薄めに作ると、中心まで熱が通りやすく、食べるときにも切り分けやすくなります。
そぼろは汁気を飛ばして食べやすく仕上げる
サバ缶そぼろは、缶汁や調味料の水分が残っていると、ご飯がべたつきやすく、弁当にも入れにくくなります。 初めは中火で加熱し、煮立ったら弱めの中火にして、木べらで混ぜながら水分を飛ばします。
焦げ付きやすくなったら火を弱め、鍋底から返すように混ぜます。 完全に乾燥させる必要はありませんが、木べらで鍋底をなぞったときに水分が戻ってこない程度まで加熱すると、ご飯へ混ぜやすくなります。
玉ねぎやにんじんを加える場合は、先に細かく切ってやわらかく炒めてからサバを加えます。 野菜から水分が出るため、サバと調味料を加えたあとにもう一度しっかり加熱してください。
しょうがを加えると魚の風味を抑えやすくなりますが、子ども用は少量にします。 甘みを強くしすぎず、卵やコーンなどと合わせて食べやすさを補う方法もあります。
味付き缶を使うときは追加調味料を控える
みそ煮缶やしょうゆ味のサバ缶は、すでに味が付いているため、料理に加える調味料を減らします。 そぼろなら、しょうゆや砂糖を加えず、缶の煮汁を少量ずつ使って味を整える方法があります。
カレーに使う場合も、缶の煮汁とカレールウを両方多く入れると濃い味になりやすくなります。 煮汁を軽く切り、水や野菜を加えてから、カレールウを少量ずつ溶かしてください。
ケチャップやチーズを合わせる料理では、味付き缶より水煮缶のほうが味をまとめやすいです。 味付き缶を使う場合は、ケチャップやチーズの量を控え、食べる前に味を確かめます。
商品ごとの味付けは同じではありません。 レシピの分量を固定せず、缶詰の表示や味を見ながら調整することが大切です。
弁当や作り置きは加熱と冷却を丁寧に行う
サバ缶は未開封なら常温保存できる商品が多いですが、開封すると未開封時と同じ保存性はありません。 使い残した場合は缶に入れたままにせず、清潔なガラス、陶器、プラスチックなどの容器へ移して冷蔵し、早めに使います。
調理済みの料理を保存するときは、清潔な浅い容器へ小分けにし、長時間室温に置かないようにします。 食べるときは全体が温まるように再加熱し、におい、変色、ぬめりなどの異変がある場合は無理に食べないでください。 (出典:厚生労働省公式サイト)
弁当に入れるそぼろやハンバーグは、汁気をできるだけ減らし、中まで加熱します。 前日に作ったものを使う場合は、弁当箱へ詰める前に十分に再加熱し、湯気や熱が残らないよう冷ましてから詰めます。
温かいままふたをすると、容器内に蒸気や水分がこもります。 ご飯やおかずを十分に冷ましてから詰め、汁気を切り、長時間持ち歩く場合は保冷剤や保冷バッグを利用しましょう。 (出典:農林水産省公式サイト)
子どもが食べやすいサバ缶レシピ8選
サバ缶と野菜の甘口キーマカレー
サバの身を細かくほぐし、玉ねぎ、にんじん、コーンと煮込む甘口のキーマカレーです。 魚の大きなかたまりが残りにくく、カレーの香りと野菜の甘みで食べやすく仕上がります。
ご飯へかけるほか、食パンへ少量のせてチーズを加え、カレートースト風にすることもできます。
材料の目安 3〜4人分
・サバ水煮缶 1缶
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/3本
・コーン 50g
・水 150ml程度
・子ども向けの甘口カレールウ 1〜2かけ
・ケチャップ 大さじ1
・サラダ油 小さじ1
・温かいご飯 人数分
作り方
- 玉ねぎとにんじんを細かいみじん切りにします。
- サバ缶を皿へ取り出し、骨や皮の状態を見ながらフォークで細かくほぐします。
- フライパンに油を入れて中火で熱し、玉ねぎとにんじんを炒めます。
- 野菜がしんなりしたらサバの身とコーンを加え、木べらでさらに細かくしながら炒めます。
- 水とケチャップを加え、野菜がやわらかくなるまで弱めの中火で煮ます。
- 火を止めて甘口カレールウを溶かし、再び弱火にかけます。
- 水分が多い場合は混ぜながら煮詰め、温かいご飯へかけます。
子ども向けに作りやすいポイント
・サバを炒める段階で細かくすると、魚の形が目立ちにくくなります
・コーンや玉ねぎの甘みを生かし、ルウを増やしすぎないようにします
・辛味が心配な場合は、子ども用の甘口ルウを少量から加えます
・大人用は取り分け後にカレー粉やこしょうを加えられます
保存・食べ方の補足
・保存する分は浅い清潔な容器へ移し、粗熱が取れたら冷蔵または冷凍します
・食べるときは鍋や電子レンジで全体を十分に温めます
・水分が減って濃くなった場合は、少量の水を加えて調整します
・カレーを弁当に持っていく場合は、保温容器や保冷環境など、持ち運び方にも配慮します
サバ缶の甘辛そぼろ
細かくほぐしたサバを玉ねぎと一緒に炒め、しょうゆとみりんで甘辛く仕上げるそぼろです。 魚の形が目立ちにくく、ご飯、混ぜご飯、卵焼きの具などに少量ずつ使えます。
汁気をしっかり飛ばせば弁当にも取り入れやすく、サバ缶を一度に使い切りたいときにも便利です。
材料の目安 作りやすい分量
・サバ水煮缶 1缶
・玉ねぎ 1/4個
・しょうゆ 小さじ2
・みりん 大さじ1
・砂糖 小さじ1〜2
・水 大さじ2
・すりおろししょうが 少量
作り方
- 玉ねぎを細かいみじん切りにします。
- サバ缶の汁気を軽く切り、骨や皮を見ながら細かくほぐします。
- 小さめのフライパンへ玉ねぎ、水、みりんを入れ、中火で加熱します。
- 玉ねぎがやわらかくなったらサバ、しょうゆ、砂糖、しょうがを加えます。
- 木べらで身をつぶしながら混ぜ、弱めの中火で汁気を飛ばします。
- 鍋底に水分がたまらなくなり、細かなそぼろ状になったら火を止めます。
子ども向けに作りやすいポイント
・サバの身を細かくし、玉ねぎと一体になるまで混ぜます
・しょうがは風味が強くなりすぎないよう少量にします
・甘みを強くしすぎず、ご飯や卵と合わせて食べやすさを調整します
・味付き缶を使う場合は、しょうゆと砂糖を加えずに作り始めます
保存・食べ方の補足
・清潔な容器へ移し、長時間室温に置かないようにします
・ご飯へ混ぜるほか、卵焼き、うどん、じゃがいもの具にも使えます
・弁当に入れる場合は、再加熱してから十分に冷まし、汁気がないことを確かめます
・異臭やぬめりなどの異変がある場合は食べないでください
豆腐入りサバ缶ハンバーグ
サバ缶に木綿豆腐と玉ねぎを合わせ、小さなハンバーグ風に焼く主菜です。 豆腐を加えることで口当たりがやわらかくなり、魚の繊維や皮の食感も目立ちにくくなります。
小さめに作れば子どもが食べやすく、ケチャップを少量添えると、普段のハンバーグに近い感覚で出せます。
材料の目安 小さめ6個分
・サバ水煮缶 1缶
・木綿豆腐 100g
・玉ねぎ 1/4個
・パン粉 大さじ4
・片栗粉 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1/2
・サラダ油 小さじ1
・ケチャップ 適量
作り方
- 木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、軽く水切りします。
- 玉ねぎを細かいみじん切りにし、耐熱容器へ入れてやわらかくなるまで加熱し、冷まします。
- サバ缶の汁気をしっかり切り、骨や皮を見ながら細かくほぐします。
- ボウルへサバ、豆腐、玉ねぎ、パン粉、片栗粉、しょうゆを入れ、手またはへらでよく混ぜます。
- たねがやわらかい場合は、パン粉を少量ずつ足します。
- 6等分して小判形に整え、油を入れたフライパンへ並べます。
- 弱めの中火で焼き色が付くまで焼き、裏返してふたをします。
- 中まで温まり、両面に焼き色が付いたら取り出します。
子ども向けに作りやすいポイント
・豆腐とサバ缶の水分を減らすと、崩れにくくなります
・大きく厚く作らず、小さめで薄い形にします
・玉ねぎは生のまま入れず、先にやわらかくしておきます
・ケチャップはかけすぎず、少量を添えて味を調整します
保存・食べ方の補足
・焼いたあとは網や皿へ移し、保存する分は粗熱を取って清潔な容器へ入れます
・食べる前に中心まで十分に温め直します
・パンに挟む場合は、食べやすい大きさに切り、ソースを増やしすぎないようにします
・弁当用は小さく焼き、汁気のあるソースを別添えにすると詰めやすくなります
サバ缶のケチャップチーズ焼き
サバ缶を玉ねぎ、コーン、ブロッコリーと合わせ、ケチャップとチーズをのせて焼く料理です。 ハンバーグのように成形する必要がなく、耐熱皿で手軽に作れます。
ケチャップとチーズの味で魚の風味がやわらぎ、主菜にも副菜にも使えます。
材料の目安 2〜3人分
・サバ水煮缶 1缶
・玉ねぎ 1/4個
・ブロッコリー 80g
・コーン 40g
・ケチャップ 大さじ2
・ピザ用チーズ 40g
・パン粉 大さじ1
作り方
- 玉ねぎを薄切りにし、ブロッコリーを小さめに切ります。
- 玉ねぎとブロッコリーを耐熱容器へ入れ、やわらかくなるまで電子レンジで加熱します。
- サバ缶の汁気を軽く切り、骨や皮を見ながら食べやすくほぐします。
- 耐熱皿へ玉ねぎ、ブロッコリー、コーン、サバを入れます。
- ケチャップを全体へ少量ずつかけ、チーズとパン粉をのせます。
- オーブントースターまたはオーブンで、チーズが溶けて表面に軽く焼き色が付くまで加熱します。
子ども向けに作りやすいポイント
・野菜を先にやわらかくしておくと、加熱不足を防ぎやすくなります
・サバは細かくしすぎず、子どもが食べやすい大きさにほぐします
・チーズとケチャップには塩気があるため、追加の塩は基本的に使いません
・ブロッコリーが苦手な場合は、やわらかく加熱したじゃがいもやキャベツへ替えられます
保存・食べ方の補足
・焼きたては熱くなっているため、子どもに出す前に温度を確かめます
・作り置きする場合は、食べる分だけ取り分けて保存し、再加熱します
・パンへ挟む場合は具の水分を軽く切り、こぼれにくい量にします
・チーズが固くなった場合は、少量の水を振ってから温めると食べやすくなります
サバ缶とじゃがいものカレーコロッケ風
つぶしたじゃがいもへサバを混ぜ、パン粉を付けて焼くコロッケ風の一品です。 油で揚げずに作れるため、衣付けや後片付けの手間を抑えられます。
じゃがいもに混ぜ込むことでサバの食感が目立ちにくくなり、手で持ちやすい小さな形にもできます。
材料の目安 小さめ8個分
・サバ水煮缶 1缶
・じゃがいも 3個程度
・玉ねぎ 1/4個
・子ども向けのカレー調味料 少量
・片栗粉 大さじ1
・パン粉 大さじ4
・サラダ油 大さじ1
・ケチャップ 適量
作り方
- じゃがいもの皮をむいて一口大に切り、やわらかくなるまでゆでるか電子レンジで加熱します。
- 玉ねぎを細かいみじん切りにし、やわらかくなるまで加熱します。
- サバ缶の汁気をしっかり切り、骨や皮を見ながら細かくほぐします。
- じゃがいもを熱いうちにつぶし、玉ねぎ、サバ、カレー調味料、片栗粉を混ぜます。
- 8等分し、平たい小判形に整えます。
- 表面へパン粉を押し付けるようにまぶします。
- フライパンに油を入れて弱めの中火で熱し、両面を焼きます。
- パン粉に焼き色が付き、中まで温まったら取り出します。
子ども向けに作りやすいポイント
・サバ缶の汁気をよく切り、じゃがいもが水っぽくならないようにします
・カレー調味料は辛味の少ないものを少量使います
・平たく小さく作ると、焼きやすく食べやすくなります
・たねがやわらかい場合は、片栗粉またはパン粉を少量ずつ足します
保存・食べ方の補足
・焼く前のたねは長時間室温に置かず、すぐに焼くか冷蔵します
・保存したものは中心まで温め直します
・弁当に入れる場合は小さめに作り、十分に冷ましてから詰めます
・ケチャップは別添えにすると、衣が水っぽくなりにくくなります
サバ缶そぼろの三色丼
甘辛く炒めたサバそぼろ、炒り卵、緑の野菜をご飯へ盛り付ける三色丼です。 一皿で複数の食材を組み合わせられ、色や味に変化を付けられます。
サバだけを多く盛るのではなく、卵や野菜と少量ずつ並べるため、魚料理に慣れていない子どもにも出しやすいメニューです。
材料の目安 3人分
・サバ水煮缶 1缶
・卵 2個
・小松菜 1/2束
・温かいご飯 3人分
・しょうゆ 小さじ2
・みりん 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・水 大さじ2
・卵用の砂糖 小さじ1
・サラダ油 少量
作り方
- サバ缶の汁気を軽く切り、骨や皮を見ながら細かくほぐします。
- フライパンへサバ、水、しょうゆ、みりん、砂糖を入れます。
- 中火にかけ、木べらで身を細かくしながら汁気がなくなるまで炒めます。
- 卵へ砂糖を加えて溶き、別のフライパンで細かな炒り卵を作ります。
- 小松菜をやわらかくゆで、水気をしっかり絞って細かく切ります。
- 器へご飯を盛り、サバそぼろ、炒り卵、小松菜を食べやすい量ずつのせます。
子ども向けに作りやすいポイント
・そぼろ、卵、野菜を細かくし、一口で食べやすくします
・小松菜の筋が気になる場合は、葉の部分を中心に使います
・サバそぼろの味を濃くせず、卵やご飯と一緒に食べてちょうどよい濃さにします
・緑の野菜は、やわらかく加熱したブロッコリーやいんげんにも替えられます
保存・食べ方の補足
・保存する場合は、そぼろ、卵、野菜、ご飯を別々の清潔な容器へ入れます
・食べる直前にそれぞれ温め、状態を確かめてから盛り付けます
・弁当にする場合は、すべての具を十分に冷ましてから詰めます
・卵は半熟にせず、全体にしっかり火を通します
サバ缶とコーンの炊き込みご飯
サバ缶とコーン、にんじんを米と一緒に炊く炊き込みご飯です。 サバの身がご飯全体へ分散するため、大きな魚のかたまりが苦手な子どもにも取り入れやすくなります。
コーンの甘みを生かし、調味料を増やしすぎないことがポイントです。
材料の目安 米2合分
・米 2合
・サバ水煮缶 1缶
・コーン 80g
・にんじん 1/3本
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・すりおろししょうが 少量
・水 炊飯器の2合の目盛りまで
作り方
- 米をとぎ、炊飯器の内釜へ入れます。
- にんじんを細い短冊切りまたは細かなみじん切りにします。
- サバ缶を皿へ移し、骨や皮の状態を見ながら大きな身をほぐします。
- 米へしょうゆ、みりん、使う分の缶汁を加えます。
- 炊飯器の2合の目盛りまで水を加え、軽く混ぜます。
- にんじん、コーン、サバの身、しょうがを米の上へ広げます。
- 具を混ぜ込まず、通常の炊飯モードで炊きます。
- 炊き上がったら全体を底から返し、サバの身を細かくしながら混ぜます。
子ども向けに作りやすいポイント
・缶汁、調味料、水を合わせて炊飯器の目盛りまでにします
・サバの身は炊飯前と炊飯後の2回に分けてほぐします
・しょうがは入れすぎず、苦手な場合は省きます
・コーンとにんじんを加え、甘みと彩りを補います
保存・食べ方の補足
・炊飯後は炊飯器の中へ長時間置かず、食べない分を早めに小分けします
・冷凍する場合は、1食分ずつ平らに包むと温めやすくなります
・食べるときは全体が熱くなるまで温め、子どもに出す前に温度を確かめます
・炊飯方法や入れられる具材量は炊飯器によって異なるため、使用する機種の説明に従います
サバ缶と野菜のトマトスープ
サバ缶をトマト、キャベツ、玉ねぎ、にんじんと煮込む具だくさんのスープです。 サバのうま味をスープへ広げながら、トマトの酸味と野菜の甘みで魚の風味をやわらげます。
主菜では魚を食べにくい子どもでも、スープの具として少量ずつ取り入れられます。
材料の目安 3〜4人分
・サバ水煮缶 1缶
・カットトマト 200g
・キャベツ 2枚
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/3本
・水 400ml
・顆粒コンソメ 小さじ1程度
・ケチャップ 大さじ1
・サラダ油 小さじ1
作り方
- キャベツ、玉ねぎ、にんじんを子どもが食べやすい小ささに切ります。
- サバ缶を皿へ移し、骨や皮の状態を見ながら食べやすくほぐします。
- 鍋に油を入れて中火で熱し、玉ねぎとにんじんを炒めます。
- 玉ねぎがしんなりしたら、キャベツ、カットトマト、水を加えます。
- 野菜がやわらかくなるまで弱めの中火で煮ます。
- サバ、ケチャップ、コンソメを加え、サバを軽くほぐしながら煮ます。
- 味を見て、必要な場合だけコンソメや水を足します。
子ども向けに作りやすいポイント
・野菜を小さく切り、十分にやわらかくなるまで煮ます
・サバは最後に加え、煮崩しながらスープになじませます
・トマトの酸味が強い場合は、玉ねぎをよく炒めるか、コーンを加えて調整します
・コンソメを入れすぎず、サバと野菜のうま味を生かします
保存・食べ方の補足
・保存する場合は、鍋のまま長時間置かず、浅い清潔な容器へ小分けします
・食べるときは鍋底から混ぜ、全体を十分に温めます
・ご飯や短く切ったマカロニを加えると、主食を兼ねたスープにもできます
・子どもへ出す前に、熱さと骨の残りがないかを確かめます
まとめ
・子ども向けには、味を調整しやすいサバ水煮缶が使いやすい
・味付き缶を使う場合は、しょうゆ、砂糖、みそなどの追加量を控える
・サバの身は調理前にほぐし、大きな骨や皮の状態を確かめる
・カレー、ケチャップ、トマト、チーズ、コーンを合わせると魚の風味をやわらげやすい
・味を濃くするだけでなく、玉ねぎの甘みや身の細かさで食べやすさを調整する
・ハンバーグやコロッケ風は、サバ缶、豆腐、じゃがいもの水分を減らすと崩れにくい
・そぼろは汁気を飛ばすと、ご飯、丼、弁当へ使い回しやすい
・缶汁は料理へ一度にすべて加えず、塩気や水分を見ながら量を調整する
・開封後に余ったサバ缶は缶のまま置かず、清潔な容器へ移して早めに使う
・作り置きや弁当では、十分な加熱、早めの冷却、汁気を減らすことを意識する
・保存した料理は全体を再加熱し、におい、変色、ぬめりなどの異変があれば食べない
・サバ缶だけに偏らず、野菜、卵、豆腐、ご飯などを組み合わせて献立を整える
