炊飯器で作る鶏大根は、火加減を見続けなくても大根をじっくりやわらかくしやすいおかずです。 鶏肉のうま味が大根にしみやすく、しょうゆ味、みそ味、しょうが風味、スープ風などに変えれば、同じ鶏肉と大根でも飽きずに楽しめます。
おいしく作るコツは、大根を厚くしすぎないこと、炊飯器に材料を入れすぎないこと、調味料と水分を多くしすぎないことです。 炊飯器は鍋より水分が飛びにくいため、最初から水をたっぷり入れると味がぼやけることがあります。 大根からも水分が出るので、煮汁は控えめにして、仕上がりを見て調整すると作りやすくなります。
この記事では、基本のしょうゆ味から、手羽元、鶏もも肉、鶏むね肉、鶏ひき肉を使った鶏大根まで、炊飯器で作りやすいレシピを紹介します。 作り置きや弁当に使う場合の注意点、脂質を控えたいときの部位選び、余った大根を使い切りやすくする工夫もあわせて整理します。
・炊飯器で鶏大根を味しみよく作る基本
・大根の切り方と鶏肉の部位ごとの使い分け
・炊飯器で作れる鶏大根レシピ7選
・作り置きや弁当に使うときの保存と再加熱の注意点
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
炊飯器で鶏大根をおいしく作る基本
炊飯器調理は大根をじっくりやわらかくしたいときに向く
炊飯器で作る鶏大根は、鍋で火加減を見ながら煮る時間を減らしたいときに向いています。 一定時間じっくり加熱しやすいため、大根の中心まで火を通しやすく、鶏肉のうま味も煮汁に出やすくなります。 忙しい日の主菜や、夕飯の準備を早めに済ませたい日にも使いやすい方法です。
ただし、炊飯器に入れればどんな分量でも同じように仕上がるわけではありません。 材料が多すぎると加熱ムラが出やすく、煮汁が多すぎると味が薄く感じやすくなります。 炊飯器で煮物を作るときは、内釜の容量を守り、材料の大きさをそろえることが大切です。
また、機種によっては通常炊飯で煮込み料理を推奨していない場合があります。 調理機能や煮込みモードがある炊飯器なら、その機能を使うと安心です。 取扱説明書で調理できる内容や上限量を確認し、吹きこぼれや故障につながる使い方は避けます。
大根は厚みと切り方で味しみが変わる
大根は切り方によって、火の通りや味の入り方が変わります。 炊飯器で作る場合は、厚すぎる輪切りよりも、2cm前後の半月切りやいちょう切りのほうが扱いやすいです。 大きめに切ると食べ応えは出ますが、中心までやわらかくなるまで時間がかかることがあります。
味しみを重視するなら、厚めの半月切りにして、表面に浅く切り込みを入れると煮汁がなじみやすくなります。 短時間で食べやすくしたいときや弁当に使いたいときは、いちょう切りにすると取り分けやすくなります。 そぼろ煮やスープ煮では、小さめに切ると煮汁とのなじみがよく、食べやすい仕上がりになります。
大根の部位は、上のほうは甘みを感じやすく、下のほうは辛みや筋っぽさが出ることがあります。 煮物には中央から下の部分も使いやすいですが、厚めにむく、切り込みを入れる、少し小さめに切るなどの工夫をすると食べやすくなります。 余った大根を使う場合も、乾燥している部分や傷みがある部分は取り除き、状態を見て使います。
鶏肉は部位ごとに仕上がりを変えられる
炊飯器の鶏大根は、使う鶏肉によって味や食べごたえが変わります。 鶏もも肉は脂とうま味があり、こってりしたご飯に合うおかずにしやすい部位です。 皮付きで使うと満足感が出やすく、皮を外すと少し軽い仕上がりになります。
鶏むね肉は、さっぱり仕上げたいときや脂質を控えたいときに使いやすい部位です。 ただし、加熱しすぎるとパサつきやすいため、大きすぎる塊にせず、そぎ切りやひと口大にして煮汁に触れやすくします。 しょうがや酒を合わせると、淡白な味わいでも食べやすくなります。
手羽元は骨付きなので、煮汁にうま味が出やすく、炊飯器調理と相性のよい部位です。 食べごたえがあり、主菜として満足感を出したい日に向いています。 鶏ひき肉は火が通りやすく、大根にからみやすいため、そぼろ煮やご飯にのせるおかずに便利です。
水分量と調味料は控えめから調整する
炊飯器は鍋で煮るときよりも水分が飛びにくいため、煮汁を多く入れすぎると味が薄くなりやすいです。 大根からも水分が出るので、最初の水分は控えめにして、調味料の味をしっかり感じられるバランスにします。 ただし、煮汁が少なすぎると焦げつきや加熱ムラの原因になるため、底に調味液が行き渡る程度は必要です。
基本は、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を合わせた甘辛味にすると、鶏肉にも大根にもなじみやすくなります。 めんつゆを使う場合は、商品によって濃さが違うため、水の量を加減します。 みそ味にする場合は、最初からみそを多く入れすぎると風味が重くなることがあるため、仕上げに一部を加えて香りを残す方法も使いやすいです。
味が薄いと感じたときは、炊き上がり後に煮汁を少し取り分け、鍋や耐熱容器で調整する方法があります。 炊飯器の中で何度も加熱を繰り返すより、仕上げだけ別に調整したほうが大根や鶏肉の形を崩しにくいです。 味を濃くしたい場合も、しょうゆやみそを一気に足さず、少しずつ加えると塩辛くなりにくくなります。
炊飯器の容量と調理モードを確認する
炊飯器で鶏大根を作るときは、材料を内釜いっぱいに入れないことが大切です。 大根、鶏肉、調味液を入れたときに余裕がないと、加熱中に吹きこぼれたり、上の材料に火が通りにくくなったりすることがあります。 目安としては、内釜の調理可能な範囲を超えない量にし、具材がぎゅうぎゅうにならないようにします。
調理モード、煮込みモード、スープモードがある炊飯器では、その機能を使うと作りやすいです。 通常炊飯しか使えない機種では、煮物調理に対応しているか確認してから使います。 圧力式や高機能の炊飯器は、具材や調味料によって使えない調理がある場合もあるため、自己判断で無理に使わないようにします。
また、調理中にふたを頻繁に開けると温度が下がり、仕上がりに影響することがあります。 加熱が終わったら、鶏肉に火が通っているか、大根が好みのやわらかさになっているかを確認します。 足りない場合は、再加熱や保温で様子を見ますが、長時間の保温に頼りすぎず、食べる分と保存する分を分けて扱うと安心です。
炊飯器の鶏大根で失敗しにくくするコツ
大根が硬いときは再加熱や余熱で様子を見る
炊飯器で作った鶏大根の大根が硬い場合は、大根の厚みが大きい、材料が多い、加熱時間が足りないなどが考えられます。 すぐに味を濃くするより、まず火通りを確認します。 竹串や箸がすっと入らない場合は、煮汁を少し足して再加熱するか、ふたをして余熱でしばらく置くとやわらかくなりやすいです。
大根を大きく切るほど、中心まで火が通るまで時間がかかります。 次に作るときは、厚みを少し薄くする、半月切りやいちょう切りにする、隠し包丁を入れるなどの工夫をします。 味しみをよくしたい場合も、大根の大きさをそろえることが大切です。
冷める過程で味がなじむため、食べる直前だけでなく、早めに作って少し置く方法も向いています。 ただし、長時間常温に置くのは避け、保存する場合は粗熱を取ってから清潔な容器に移し、冷蔵します。 再加熱するときは、大根の中心まで温まるようにします。
鶏肉がパサつきやすいときは切り方と部位を見直す
鶏肉がパサつくときは、鶏むね肉を大きいまま入れている、加熱後に長く保温している、煮汁にしっかり触れていないなどが原因になることがあります。 特に鶏むね肉は脂が少ないため、鶏もも肉や手羽元に比べるとパサつきを感じやすいです。 そぎ切りにして厚みをそろえる、酒やしょうがを合わせる、煮汁に浸かりやすい位置に入れると食べやすくなります。
鶏もも肉は、やわらかく仕上げやすく、初めて炊飯器で鶏大根を作る場合にも扱いやすい部位です。 こってり感が気になる場合は、余分な脂を切り落としたり、皮を外したりして調整できます。 手羽元は骨付きで食べごたえがあり、加熱してもうま味が出やすいので、満足感を出したいときに向きます。
炊飯器調理では、加熱が終わったあとにそのまま長く置きすぎると、肉の食感が変わることがあります。 食べる分は温かいうちに取り分け、保存する分は粗熱を取って別容器に移します。 再加熱時も、何度も加熱を繰り返さず、食べる分だけ温めると風味を保ちやすいです。
味が薄いときは仕上げで煮汁を調整する
炊飯器で作る鶏大根は、大根から水分が出るため、炊き上がりに味が薄く感じることがあります。 その場合は、鶏肉と大根に火が通っているかを確認してから、煮汁を調整します。 しょうゆやみりんを少し足して再加熱する、または煮汁だけを別鍋で軽く煮詰めて戻すと、具材を崩さず味を整えやすいです。
味を濃くするときは、しょうゆを一度に多く足さないことが大切です。 煮物は冷めると味を感じやすくなる場合があるため、熱いうちに濃くしすぎると食べるときに塩辛く感じることがあります。 少しずつ加えて、煮汁と具材をなじませながら調整します。
反対に味が濃い場合は、水やだしを少し足し、大根や豆腐、ゆで卵などを加えてなじませる方法があります。 ただし、炊飯器の容量を超える追加は避けます。 食べる直前に調整する場合は、鍋や電子レンジ対応の容器に移して行うと扱いやすいです。
作り置きにするなら冷まし方と再加熱に気をつける
鶏大根は作り置きにも使いやすいおかずですが、保存するときは調理後の扱いが大切です。 炊飯器の内釜に入れたまま長く置かず、粗熱が取れたら清潔な保存容器に移します。 季節や室温によって傷みやすさは変わるため、常温で長く置くのは避けます。
冷蔵する場合は、汁ごと保存すると大根に味がなじみやすくなります。 一方で、弁当に使う場合は汁気が多いと漏れやすく、傷みの原因にもなりやすいため、しっかり汁気を切ってから詰めます。 詰める前には十分に冷まし、ご飯やほかのおかずまで温めないようにします。
再加熱するときは、中心までしっかり温めることを意識します。 大根は外側が熱くても中心がぬるいことがあるため、途中で上下を返すと温まりやすいです。 におい、変色、ぬめり、酸っぱいにおいなどの異変がある場合は、無理に食べないようにします。
炊飯器で作る鶏大根レシピ7選
基本の炊飯器しょうゆ鶏大根
しょうゆ、みりん、酒、砂糖で作る定番の炊飯器鶏大根です。 鶏もも肉のうま味と甘辛い煮汁が大根にしみやすく、ご飯に合わせやすい主菜になります。 初めて炊飯器で鶏大根を作る場合は、この基本の味から試すと分量の感覚をつかみやすいです。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:100〜150ml程度
・しょうがの薄切り:好みで少量
作り方
- 大根は皮をむき、2cm前後の半月切りにします。厚めに切る場合は、片面に浅く切り込みを入れます。
- 鶏もも肉は余分な脂を取り、ひと口大に切ります。
- 炊飯器の内釜に大根を先に入れ、その上に鶏肉を広げます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水、しょうがを混ぜて内釜に入れます。
- 調理モードまたは煮込みに使えるモードで加熱します。
- 加熱後、大根に箸が通るか、鶏肉に火が通っているかを確認します。
- 味をなじませたい場合は、ふたをして少し置き、食べる前に温め直します。
作りやすいポイント
・大根を下に入れると煮汁に触れやすく、味がなじみやすくなります
・鶏肉は大きすぎると火通りに差が出るため、ひと口大にそろえます
・炊飯器は水分が飛びにくいので、水を入れすぎないほうが味がぼやけにくいです
・鶏皮の脂が気になる場合は、皮を外すか、余分な脂を切り落として使います
保存・食べ方の補足
・汁ごと保存すると大根に味がなじみやすくなります
・保存する場合は、粗熱を取って清潔な容器に移し、冷蔵します
・食べるときは中心まで温め、弁当に入れる場合は汁気を切って十分に冷ましてから詰めます
炊飯器で作る手羽元のほろほろ鶏大根
手羽元を使った、食べごたえのある炊飯器鶏大根です。 骨付き肉からうま味が出やすく、大根にもコクのある煮汁がなじみます。 主菜として満足感を出したい日や、家族で取り分けたい日に向いています。
材料の目安
・手羽元:6〜8本
・大根:1/3本程度
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:150ml程度
・しょうが:薄切り数枚
・好みでゆで卵:2個程度
作り方
- 大根は2cm前後の半月切りにし、厚い部分には浅く切り込みを入れます。
- 手羽元は水気をふき、骨に沿って軽く切り込みを入れます。
- 炊飯器の内釜に大根、手羽元の順に入れます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水、しょうがを混ぜて加えます。
- 調理モードで加熱します。ゆで卵を入れる場合は、加熱後に煮汁へ浸して味をなじませます。
- 加熱後、手羽元の中心まで火が通っているか確認します。
- 味を濃くしたい場合は、煮汁だけを少し煮詰めて戻します。
作りやすいポイント
・手羽元は骨付きなので、煮汁にうま味が出やすく、少ない調味料でも満足感を出しやすいです
・切り込みを入れると火通りがよくなり、食べるときにも身が外れやすくなります
・大根を大きく切りすぎると手羽元と火通りに差が出るため、厚みをそろえます
・ゆで卵を加えると主菜感が増しますが、炊飯器の容量を超えない量にします
保存・食べ方の補足
・手羽元は骨のまわりが冷えにくいことがあるため、保存前に粗熱を取り、冷蔵後の再加熱では中心まで温めます
・翌日に食べる場合は、煮汁をからめながら温めると大根にも味がなじみます
・弁当に入れる場合は骨付き肉が食べにくいこともあるため、身を外してから詰めると扱いやすいです
鶏もも肉と大根のこってり照り煮
鶏もも肉と大根を甘辛く煮て、仕上げに照りを出す炊飯器レシピです。 基本の鶏大根よりご飯に合う味にしたいときに向いています。 炊飯器で加熱したあと、煮汁を少しからめて仕上げると、こってり感が出ます。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ3
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1と1/2
・水:100ml程度
・好みで白いりごま:少量
作り方
- 大根は半月切りにし、鶏もも肉はひと口大に切ります。
- 内釜に大根を入れ、上に鶏もも肉をのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を混ぜて加えます。
- 調理モードで加熱します。
- 加熱後、具材に火が通っているか確認します。
- 煮汁が多い場合は、具材を崩さないように取り出し、煮汁だけを鍋で軽く煮詰めます。
- 煮詰めた煮汁を具材にからめ、好みで白いりごまをふります。
作りやすいポイント
・みりんをやや多めに使うと照りが出やすく、ご飯に合う味になります
・炊飯器の中だけで無理に煮詰めようとせず、仕上げだけ別鍋にすると具材が崩れにくいです
・こってり感を出したい場合でも、煮汁を濃くしすぎると塩辛くなりやすいため、少しずつ調整します
・脂が気になる場合は、鶏もも肉の余分な脂を切り落としてから使います
保存・食べ方の補足
・こってり味は冷めても食べやすいため、弁当のおかずにも使いやすいです
・弁当に入れる場合は、汁気をしっかり切り、十分に冷ましてから詰めます
・保存後に温め直すときは、煮汁を少量かけて温めると乾燥しにくくなります
鶏むね肉と大根のさっぱりしょうが煮
鶏むね肉と大根をしょうが風味で煮る、さっぱり食べやすい炊飯器レシピです。 鶏もも肉より軽めに仕上げたい日や、脂質を控えたいときに使いやすいおかずです。 しょうがを入れることで、淡白な鶏むね肉でも物足りなさを感じにくくなります。
材料の目安
・鶏むね肉:1枚
・大根:1/3本程度
・しょうゆ:大さじ2と1/2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:小さじ2
・水:120ml程度
・しょうが:すりおろしまたは薄切りで適量
作り方
- 大根はやや薄めの半月切りかいちょう切りにします。
- 鶏むね肉は皮を外す場合は外し、繊維を断つようにそぎ切りにします。
- 内釜に大根を入れ、その上に鶏むね肉を重なりすぎないようにのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水、しょうがを混ぜて加えます。
- 調理モードで加熱します。
- 加熱後、鶏むね肉に火が通っているか確認します。
- パサつきが気になる場合は、煮汁にしばらく浸してから盛り付けます。
作りやすいポイント
・鶏むね肉はそぎ切りにして厚みをそろえると、火通りが均一になりやすいです
・皮を外すと脂質を控えやすくなりますが、食べごたえを残したい場合は無理に外さなくてもかまいません
・しょうがを使うと、少なめの調味料でも香りで食べやすくなります
・大根を薄めに切ると、鶏むね肉との加熱時間の差を調整しやすくなります
保存・食べ方の補足
・鶏むね肉は温め直しでパサつきやすいため、煮汁と一緒に保存するとしっとり食べやすくなります
・再加熱は食べる分だけ行い、加熱しすぎないようにします
・ご飯に合わせるだけでなく、刻んで温かいうどんや雑炊にのせても使いやすいです
鶏ひき肉と大根のそぼろ煮
鶏ひき肉と小さめに切った大根を炊飯器で煮る、そぼろ風の鶏大根です。 大根にそぼろあんがからみやすく、ご飯にのせたり、弁当のおかずにしたりしやすいレシピです。 鶏ひき肉は比較的使いやすい食材なので、節約を意識したいときにも取り入れやすいです。
材料の目安
・鶏ひき肉:200g程度
・大根:1/3本程度
・しょうゆ:大さじ2と1/2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:小さじ2
・水:150ml程度
・しょうが:少量
・片栗粉:小さじ1〜2
・水溶き片栗粉用の水:小さじ2〜4
作り方
- 大根は1.5cm角程度に切ります。
- 鶏ひき肉は酒を少量混ぜてほぐしやすくします。
- 内釜に大根、鶏ひき肉、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水、しょうがを入れます。
- 鶏ひき肉が大きな塊にならないよう、軽くほぐします。
- 調理モードで加熱します。
- 加熱後、鶏ひき肉に火が通っているか確認し、全体をやさしく混ぜます。
- とろみを付けたい場合は、煮汁を別鍋に移して水溶き片栗粉を加え、そぼろあんにして具材に戻します。
作りやすいポイント
・大根を小さく切ると、鶏ひき肉と一緒にスプーンで食べやすくなります
・鶏ひき肉は大きな塊になると味が入りにくいため、加熱前に軽くほぐしておきます
・とろみを付けるとご飯にのせやすく、少量でも満足感を出しやすいです
・片栗粉は炊飯器の中で直接加えるより、煮汁を別にして調整するとダマになりにくいです
保存・食べ方の補足
・そぼろ煮はご飯にのせる、卵焼きに添える、うどんにかけるなど使い回しやすいおかずです
・保存する場合は清潔な容器に移し、食べる分だけ温めます
・弁当に使う場合は、とろみがあると汁漏れしにくくなりますが、しっかり冷ましてから詰めます
炊飯器で作る鶏大根のみそ煮
しょうゆ味の鶏大根に飽きたときに使いやすい、みそ味の炊飯器レシピです。 みそのコクで大根が食べやすく、寒い日や濃いめのおかずが欲しい日に向いています。 鶏もも肉でも手羽元でも作れますが、ここでは扱いやすい鶏もも肉を使います。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・大根:1/3本程度
・みそ:大さじ2
・しょうゆ:大さじ1
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:小さじ2
・水:150ml程度
・しょうが:好みで少量
作り方
- 大根は半月切りにし、鶏もも肉はひと口大に切ります。
- みそは水、みりん、酒、砂糖、しょうゆと混ぜて溶きのばします。
- 内釜に大根、鶏もも肉、合わせ調味料を入れます。
- 調理モードで加熱します。
- 加熱後、具材に火が通っているか確認します。
- みその香りを足したい場合は、少量のみそを煮汁で溶いて仕上げに混ぜます。
- 味が濃い場合は、水やだしを少し足して調整します。
作りやすいポイント
・みそは種類によって塩分や甘みが違うため、最初から多く入れすぎないようにします
・仕上げに少量のみそを足すと、香りを残しやすくなります
・鶏もも肉のコクとみそは相性がよく、少ない具材でも主菜になりやすいです
・大根はやや厚めに切ると、みそ味の煮汁がなじんだときに食べごたえが出ます
保存・食べ方の補足
・みそ煮は冷めると味を濃く感じることがあるため、保存後に温め直すときは味を見て調整します
・ご飯に合わせるほか、七味唐辛子を少量ふると味に変化が出ます
・弁当に使う場合は、汁気を切ってから詰め、ほかのおかずに味が移りすぎないようにします
鶏大根の和風スープ煮
鶏肉と大根をだし風味で煮る、汁ごと食べられる炊飯器レシピです。 こってりした煮物より軽く食べたい日や、汁物を兼ねた主菜にしたい日に向いています。 大根を多めに使えるので、余った大根の使い切りにも便利です。
材料の目安
・鶏もも肉または鶏むね肉:1枚
・大根:1/3〜1/2本程度
・だし汁または水:400ml程度
・しょうゆ:大さじ1と1/2
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ1
・塩:少量
・しょうが:好みで少量
・小ねぎ:仕上げに少量
作り方
- 大根はいちょう切り、鶏肉はひと口大に切ります。
- 内釜に大根、鶏肉、だし汁、しょうゆ、酒、みりん、しょうがを入れます。
- 調理モードで加熱します。
- 加熱後、鶏肉に火が通り、大根がやわらかくなっているか確認します。
- 味を見て、必要なら塩で整えます。
- 器に盛り、好みで小ねぎを散らします。
- 残ったスープは、雑炊やうどんに使うこともできます。
作りやすいポイント
・スープ煮は煮汁を飲むため、しょうゆを入れすぎず、塩で最後に整えると濃くなりすぎません
・大根をいちょう切りにすると、汁物として食べやすくなります
・鶏むね肉を使うとさっぱり、鶏もも肉を使うとコクのある仕上がりになります
・具材を増やす場合は、炊飯器の容量を超えない範囲にします
保存・食べ方の補足
・スープ煮は汁ごと保存できますが、冷蔵すると脂が固まることがあります
・温め直すときは全体をよく温め、必要に応じて浮いた脂を取り除きます
・ご飯を入れて雑炊風にする場合は、食べる直前にご飯を加えると食感が残りやすいです
炊飯器の鶏大根を献立や作り置きに使うコツ
主菜にする日は副菜を軽めに合わせる
鶏大根を主菜にする日は、味の濃さや食べごたえに合わせて副菜を選ぶと献立がまとまりやすくなります。 しょうゆ味や照り煮のように甘辛い味の場合は、酢の物、青菜のおひたし、冷ややっこなど、さっぱりした副菜が合わせやすいです。 みそ煮のようにコクがある場合は、汁物を薄味にするか、野菜中心の副菜にすると食べやすくなります。
スープ煮を主菜にする場合は、汁物を別に作らなくても献立が成り立ちやすいです。 ご飯、漬物、簡単な副菜を合わせれば、忙しい日でも用意しやすい食事になります。 鶏むね肉のさっぱり煮は、卵や豆腐を使った副菜を合わせると満足感を補いやすくなります。
弁当に入れるときは汁気と温度に注意する
鶏大根を弁当に入れる場合は、汁気と温度の扱いが大切です。 煮汁が多いまま詰めると、漏れたり、ほかのおかずに味が移ったりしやすくなります。 大根や鶏肉を取り出したら、軽く汁気を切ってから詰めます。
弁当に詰める前には、しっかり冷ますことも必要です。 温かいままふたをすると蒸気がこもり、水分が増えて傷みやすくなることがあります。 そぼろ煮のようにとろみを付けたものは汁漏れしにくくなりますが、それでも詰める前に十分に冷まします。
骨付きの手羽元は、弁当では食べにくい場合があります。 使う場合は、身を外して大根と一緒に詰めると食べやすくなります。 においや状態に違和感があるものは、弁当に使わないようにします。
余った煮汁は無理なく使い切る
鶏大根の煮汁には、鶏肉と大根のうま味が出ています。 ただし、塩分も含まれるため、煮汁をすべて飲み干す必要はありません。 無理なく使うなら、少量をご飯にかける、卵でとじる、うどんや雑炊の味付けに使うなどの方法があります。
煮汁を使い回す場合は、保存状態に注意します。 具材を何度も出し入れした煮汁や、長く常温に置いた煮汁は使い回さないほうが安心です。 使う分だけ取り分け、早めに加熱して使います。
味が濃い煮汁は、水やだしで薄めてから使うと食べやすくなります。 照り煮の煮汁は卵とじ、みそ煮の煮汁はうどん、スープ煮の煮汁は雑炊に向いています。 残りを使う場合も、においや見た目に異変があるときは無理に使わないようにします。
大根をまとめて使うときは切り方を変えて飽きにくくする
大根をまとめて買ったときは、同じ切り方と味付けばかりにすると飽きやすくなります。 炊飯器の鶏大根では、半月切り、いちょう切り、角切りを使い分けると、同じ大根でも食感が変わります。 基本のしょうゆ煮には半月切り、そぼろ煮には角切り、スープ煮にはいちょう切りが向いています。
味付けも、しょうゆ味、みそ味、しょうが風味、スープ風に分けると使い切りやすくなります。 鶏肉の部位を変えるだけでも、こってり、さっぱり、食べごたえのある仕上がりに調整できます。 大根が余ったときは、無理に一度で使い切ろうとせず、状態を見ながら煮物、汁物、副菜に分けて使います。
保存する大根は、乾燥しないように包み、早めに使いやすい状態にしておくと調理が楽になります。 切った大根は傷みやすくなるため、保存状態を確認しながら使います。 変色、ぬめり、酸っぱいにおいなどがある場合は、加熱しても食べるのは避けます。
まとめ
・炊飯器の鶏大根は、大根の厚みと水分量を整えると味がなじみやすい
・大根は2cm前後の半月切りやいちょう切りにすると、炊飯器でも扱いやすい
・鶏もも肉はこってり、鶏むね肉はさっぱり、手羽元は食べごたえを出しやすい
・炊飯器は水分が飛びにくいため、煮汁を多くしすぎると味がぼやけやすい
・味が薄いときは、加熱後に煮汁を調整すると具材が崩れにくい
・大根が硬いときは、再加熱や余熱で様子を見て、次回は切り方を調整する
・鶏むね肉はそぎ切りにして煮汁に浸すと、パサつきを抑えやすい
・作り置きにする場合は、内釜に長く置かず、清潔な容器に移して冷蔵する
・弁当に入れるときは、汁気を切り、十分に冷ましてから詰める
・煮汁は卵とじ、うどん、雑炊などに使えるが、保存状態に不安がある場合は使わない
・大根を使い切りたいときは、切り方と味付けを変えると飽きにくい
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