小麦粉なしでも、米粉、おからパウダー、オートミール、アーモンドプードル、豆腐、ヨーグルトなどを使えば、家庭で作りやすいパウンドケーキに仕上げられます。
ただし、小麦粉の代わりに使う材料によって、水分の吸い方、ふくらみやすさ、口当たり、焼き上がりの重さは変わります。
米粉はしっとり軽め、おからパウダーは満足感のある食べ応え、オートミールは香ばしさ、アーモンドプードルはコクを出しやすいのが特徴です。
この記事では、小麦粉を使わずに作れるパウンドケーキを8種類に分けて紹介します。
プレーンに近い米粉のケーキから、バナナやさつまいもを使った甘さ控えめのものまで、材料の特徴に合わせて選びやすい内容にしています。
・小麦粉なしでパウンドケーキを作るときの材料選び
・米粉、おから、オートミールで変わる食感の違い
・小麦粉なしでもしっとり仕上げるためのコツ
・米粉やおからなどを使ったパウンドケーキ8品
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
小麦粉なしでパウンドケーキを作るときの基本
小麦粉なしでパウンドケーキを作るときは、「小麦粉をそのまま別の粉に置き換える」と考えるより、使う材料の特徴に合わせて水分や油分を調整することが大切です。
米粉、おからパウダー、オートミール、アーモンドプードルは、どれも小麦粉の代わりに使いやすい材料ですが、同じようにはふくらみません。
特におからパウダーは水分を吸いやすく、オートミールは粒の大きさで食感が変わります。
パウンドケーキらしいしっとり感を出したいときは、卵、牛乳、豆乳、ヨーグルト、豆腐、バナナなどを組み合わせると作りやすくなります。
油や砂糖を極端に減らすと、固くなったり、ぼそっとしたりしやすいため、仕上がりを見ながら無理なく調整するのがおすすめです。
小麦粉の代わりに使いやすい材料
小麦粉なしのパウンドケーキでは、米粉、おからパウダー、オートミール、アーモンドプードルが使いやすい材料です。
どれも焼き菓子に使えますが、仕上がりの方向性が少しずつ違います。
米粉はきめが細かく、しっとりした口当たりに仕上げやすい材料です。
クセが少ないため、プレーン、バナナ、さつまいも、ココアなど幅広い味に合わせやすいです。
おからパウダーは水分を吸いやすく、少量でも生地に厚みが出ます。
食べ応えを出したいときに向きますが、水分が足りないと粉っぽくなりやすいため、牛乳や豆乳、卵、豆腐などを合わせると扱いやすくなります。
オートミールは香ばしさが出やすく、素朴な食感のパウンドケーキに向きます。
粒が大きいままだとざっくりした食感になり、細かく砕くと生地になじみやすくなります。
アーモンドプードルはコクと香ばしさを足しやすい材料です。
リッチな焼き菓子風に仕上がりますが、油分を含む材料なので、使う量や組み合わせる油の量は調整しながら使います。
米粉、おから、オートミールで食感が変わる
小麦粉なしのパウンドケーキは、使う粉によって食感が大きく変わります。
米粉はしっとりまとまりやすく、冷めても比較的食べやすい仕上がりになりやすいです。
おからパウダーは、しっかりした食べ応えが出やすい一方で、水分が足りないと口の中でぱさつきやすくなります。
しっとりさせたい場合は、豆腐、ヨーグルト、バナナなど水分を含む材料と合わせると作りやすいです。
オートミールは、米粉よりも香ばしく、噛みごたえのある仕上がりになります。
ケーキらしいなめらかさを出したい場合は、あらかじめ細かく砕いたり、牛乳や豆乳に少しなじませたりすると、生地にまとまりが出やすくなります。
どの材料も小麦粉とまったく同じ仕上がりにはなりません。
そのため、ふんわり感を重視するなら米粉、満足感を重視するならおから、香ばしさを重視するならオートミールというように、目的に合わせて選ぶと失敗しにくくなります。
しっとり仕上げるための水分と油分の考え方
小麦粉なしのパウンドケーキをしっとり仕上げるには、水分と油分のバランスが大切です。
特に米粉やおからパウダーを使う場合は、生地が固くなりすぎないように、混ぜたときの状態を見ながら調整します。
生地は、すくうとゆっくり落ちるくらいのやわらかさを目安にすると扱いやすいです。
ぼってりしすぎている場合は、牛乳、豆乳、ヨーグルトなどを少し足すと焼き上がりが重くなりにくくなります。
油分は、しっとり感を出すために役立ちますが、多ければよいわけではありません。
軽めにしたい場合は、油を控えめにして、ヨーグルトや豆腐で水分を補う方法もあります。
砂糖は甘さだけでなく、しっとり感にも関係します。
甘さを控えたい場合でも、バナナやさつまいもなど自然な甘みのある材料を使うと、物足りなさを抑えやすくなります。
焼き上がりが崩れにくくなる冷まし方
小麦粉なしのパウンドケーキは、焼きたてすぐに切ると崩れやすいことがあります。
特に米粉、豆腐、ヨーグルト、バナナ、さつまいもを使ったしっとり系のケーキは、熱いうちは生地がやわらかく、切り口が崩れやすいです。
焼き上がったら、型に入れたまま少し置き、粗熱が取れてから取り出します。
そのあと網の上などで冷まし、しっかり落ち着いてから切ると、形が整いやすくなります。
保存する場合も、熱が残ったまま包むと蒸れやすくなります。
粗熱を取ってからラップで包み、清潔な容器に入れると扱いやすいです。
水分の多い材料を使ったものは、保存状態によって傷みやすくなることがあります。
異臭、変色、ぬめり、カビなどがある場合は食べないようにし、無理に保存し続けないことが大切です。
小麦粉なしパウンドケーキの材料選び
小麦粉なしで作るパウンドケーキは、材料選びで仕上がりが変わります。
同じ「小麦粉なし」でも、米粉を中心にするのか、おからを中心にするのか、豆腐やヨーグルトを加えるのかで、食感も食べやすさも違います。
しっとり軽めにしたい場合は米粉、満足感を出したい場合はおからパウダー、香ばしさを出したい場合はオートミールが向いています。
甘さを控えめにしたい場合は、バナナやさつまいもなど、自然な甘みのある食材を組み合わせると作りやすいです。
米粉はしっとり軽めに作りたいときに向く
米粉は、小麦粉なしのパウンドケーキで使いやすい材料です。
クセが少なく、プレーンな味にも、果物や野菜を入れたアレンジにも合わせやすいです。
米粉は小麦粉のような粘りが出にくいため、混ぜすぎを気にしすぎなくてよいのが扱いやすいところです。
ただし、生地が重くなるとふくらみにくくなるため、卵やベーキングパウダーを使い、油分や水分を適度に加えると焼きやすくなります。
米粉の種類によって吸水の仕方が違うこともあります。
生地が固いと感じたら、牛乳や豆乳を少しずつ足して調整すると失敗を防ぎやすくなります。
おからパウダーは満足感を出したいときに向く
おからパウダーは、少量でも生地に厚みが出るため、満足感のあるパウンドケーキに向いています。
食べ応えを出したいときや、間食として腹持ちを意識したいときに使いやすい材料です。
一方で、おからパウダーは水分をよく吸います。
水分が少ないと、焼き上がりがぼそぼそしたり、口の中で乾いた印象になったりしやすいです。
作るときは、卵、牛乳、豆乳、ヨーグルト、豆腐、バナナなどを合わせて、生地全体に水分をなじませることが大切です。
混ぜた直後より、少し置いたあとに生地が固くなる場合もあるため、焼く前の状態を見て調整します。
オートミールは香ばしさと食べ応えを出しやすい
オートミールを使うと、香ばしく素朴なパウンドケーキになります。
米粉のようななめらかさとは違い、噛みごたえやざっくり感を楽しめるのが特徴です。
粒が大きいオートミールをそのまま使うと、食感が残りやすくなります。
ケーキらしくまとめたい場合は、細かく砕いてから使うと生地になじみやすいです。
牛乳や豆乳に少しなじませてから使うと、焼き上がりの硬さを抑えやすくなります。
バナナ、ナッツ、シナモン、ココアなどと合わせると、甘さ控えめでも満足感を出しやすいです。
豆腐やヨーグルトはやわらかさを足しやすい
豆腐やヨーグルトは、小麦粉なしのパウンドケーキにやわらかさを足したいときに便利です。
特に米粉やおからパウダーと組み合わせると、ぱさつきを抑えやすくなります。
絹ごし豆腐は、なめらかにつぶしてから混ぜると生地になじみやすくなります。
豆腐の風味が気になる場合は、バナナ、ココア、さつまいもなど香りや甘みのある材料と合わせると食べやすいです。
ヨーグルトは、さっぱりした酸味と水分を足せる材料です。
米粉と合わせると、重くなりすぎず、軽めのパウンドケーキにしやすいです。
バナナやさつまいもは自然な甘みを活かしやすい
バナナやさつまいもは、自然な甘みを活かしやすい材料です。
砂糖を控えめにしたいときでも、素材の甘みがあるため、物足りなさを抑えやすくなります。
熟したバナナはつぶして生地に混ぜると、しっとり感も出ます。
おからパウダーと合わせると、粉っぽさを抑えながら食べ応えのあるケーキにしやすいです。
さつまいもは、加熱してつぶすと生地になじみやすく、角切りにするとほくほくした食感が残ります。
米粉と合わせると、やさしい甘みのパウンドケーキになり、子どものおやつや軽食にも使いやすいです。
小麦粉なしで作るパウンドケーキレシピ8選
ここからは、小麦粉を使わずに作れるパウンドケーキを8種類紹介します。
米粉を使った基本のプレーンから、おから、豆腐、オートミール、アーモンドプードル、バナナ、さつまいもを使ったものまで、目的に合わせて選びやすい構成にしています。
材料の分量は作りやすい目安です。
使用する米粉やおからパウダーの種類、卵の大きさ、バナナやさつまいもの水分量によって生地の状態は変わるため、必要に応じて牛乳や豆乳で調整してください。
米粉のしっとりプレーンパウンドケーキ
米粉で作る、基本の小麦粉なしパウンドケーキです。
クセの少ない味なので、そのまま食べても、ジャムやヨーグルトを添えても合わせやすいです。
小麦粉なしのパウンドケーキを初めて作る場合は、まずこのようなシンプルな配合から試すと、生地の固さや焼き上がりの感覚をつかみやすくなります。
材料の目安
・米粉 120g
・卵 2個
・砂糖 50g
・牛乳または豆乳 60ml
・油 40ml
・ベーキングパウダー 小さじ1
・塩 少々
作り方
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜます。
- 牛乳または豆乳、油を加えて、全体がなじむまで混ぜます。
- 米粉、ベーキングパウダー、塩を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
- 生地を型に流し入れ、表面をならします。
- 170℃のオーブンで35〜40分を目安に焼きます。
- 竹串を刺して、湿った生地がついてこなければ取り出し、粗熱を取ります。
作りやすいポイント
・米粉は商品によって吸水が変わるため、生地が固い場合は牛乳や豆乳を少量足します。
・プレーン生地は甘さや香りを調整しやすく、バニラエッセンスやレモンの皮を少し加えても合います。
・小麦粉なしでもしっとりさせたい場合は、油を極端に減らしすぎないようにします。
・焼き上がり直後は崩れやすいため、冷ましてから切ると形が整いやすいです。
保存・食べ方の補足
・粗熱を取ってからラップで包み、清潔な容器に入れて保存します。
・水分がこもると傷みやすくなるため、熱いまま密閉しないようにします。
・食べるときはそのままでもよく、軽く温めるとふんわり感が戻りやすいです。
・保存中に異臭、変色、ぬめりなどがある場合は食べないようにします。
米粉とヨーグルトの軽めパウンドケーキ
米粉にヨーグルトを合わせた、軽めに食べやすいパウンドケーキです。
ヨーグルトの水分とほどよい酸味で、米粉だけの生地よりも重くなりにくく、朝食や間食にも向きます。
さっぱりした味にしたい場合は、砂糖をやや控えめにし、レモン汁やレモンの皮を少し加えてもよく合います。
甘さを強くしすぎず、素材の風味を活かしたいときに作りやすいレシピです。
材料の目安
・米粉 110g
・卵 2個
・無糖ヨーグルト 80g
・砂糖 45g
・油 30ml
・ベーキングパウダー 小さじ1
・レモン汁 小さじ1
・塩 少々
作り方
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜます。
- ヨーグルト、油、レモン汁を加え、なめらかになるまで混ぜます。
- 米粉、ベーキングパウダー、塩を加えて混ぜます。
- 生地が固い場合は、牛乳や豆乳を小さじ1〜2ほど足して調整します。
- 型に流し入れ、170℃で35分前後を目安に焼きます。
- 焼き上がったら型のまま少し置き、粗熱が取れてから取り出します。
作りやすいポイント
・ヨーグルトを入れることで、油を多くしすぎなくてもやわらかさを出しやすくなります。
・酸味が苦手な場合は、レモン汁を省いても作れます。
・米粉は沈みやすいことがあるため、材料を混ぜたら長く置きすぎず焼きます。
・軽めに仕上げたい場合は、ナッツやチョコなど重い具材を入れすぎないようにします。
保存・食べ方の補足
・ヨーグルト入りでしっとりしやすいため、保存する場合はしっかり冷ましてから包みます。
・気温が高い時期は常温に長く置かず、早めに食べることを意識します。
・食べるときは、はちみつや果物を少し添えると朝食風にもなります。
・冷やすと少し締まった食感になるため、好みに合わせて軽く温めても食べやすいです。
おからパウダーの満足感パウンドケーキ
おからパウダーを使った、食べ応えのある小麦粉なしパウンドケーキです。
おからパウダーは水分を吸いやすいため、牛乳や豆乳、卵をしっかり使って、しっとり食べやすい生地にします。
小腹が空いたときの間食や、甘すぎない焼き菓子を作りたいときに向きます。
ただし、おからパウダーを入れすぎると粉っぽくなりやすいため、分量を控えめにして水分をなじませるのがポイントです。
材料の目安
・おからパウダー 40g
・卵 2個
・牛乳または豆乳 120ml
・砂糖 45g
・油 30ml
・ベーキングパウダー 小さじ1
・バニラエッセンス 少々
・塩 少々
作り方
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜます。
- 牛乳または豆乳、油、バニラエッセンスを加えて混ぜます。
- おからパウダー、ベーキングパウダー、塩を加え、全体を混ぜます。
- 生地を5分ほど置き、水分をなじませます。
- 生地が固くなりすぎた場合は、牛乳または豆乳を少し足します。
- 型に入れ、170℃で30〜35分を目安に焼きます。
- 焼き上がったら粗熱を取り、冷めてから切ります。
作りやすいポイント
・おからパウダーは水分を吸うため、生地を少し休ませてから固さを確認します。
・しっとりさせたい場合は、油を完全に抜くよりも少量入れたほうが食べやすくなります。
・甘さを控えたい場合は、シナモンやバニラで香りを足すと物足りなさを抑えやすいです。
・小麦粉なしでも満足感を出したいときに向く一方、食べる量は体調や食事全体に合わせて調整します。
保存・食べ方の補足
・おから入りは水分が抜けるとぱさつきやすいため、切り分けたら1切れずつ包むと食べやすさを保ちやすいです。
・食べる前に軽く温めると、口当たりがやわらかくなります。
・飲み物と一緒に食べると、より食べやすくなります。
・保存中ににおいや見た目の変化がある場合は食べないようにします。
絹ごし豆腐と米粉のやわらかパウンドケーキ
絹ごし豆腐と米粉を組み合わせた、やわらかい口当たりの小麦粉なしパウンドケーキです。
豆腐の水分を活かすことで、油を多く使わなくても生地がしっとりしやすくなります。
豆腐の風味は強く出すぎないように、砂糖やバニラエッセンスを加えて食べやすくします。
やわらかめの生地なので、しっかり冷ましてから切ると崩れにくくなります。
材料の目安
・米粉 100g
・絹ごし豆腐 120g
・卵 1個
・砂糖 45g
・油 25ml
・ベーキングパウダー 小さじ1
・牛乳または豆乳 大さじ1〜2
・バニラエッセンス 少々
・塩 少々
作り方
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- ボウルに絹ごし豆腐を入れ、泡立て器でなめらかにつぶします。
- 卵、砂糖、油、バニラエッセンスを加えてよく混ぜます。
- 米粉、ベーキングパウダー、塩を加えて混ぜます。
- 生地が固い場合は、牛乳または豆乳を少し加えて調整します。
- 型に流し入れ、170℃で35〜40分を目安に焼きます。
- 焼き上がったら型のまま粗熱を取り、冷めてから切ります。
作りやすいポイント
・豆腐は粒が残ると食感に出やすいため、最初になめらかにつぶします。
・米粉と豆腐を合わせるとしっとりしやすい反面、生地が重くなることがあるため、ベーキングパウダーを入れて焼きます。
・油を控えめにしたいときでも、少量加えると口当たりがまとまりやすくなります。
・豆腐の風味が気になる場合は、ココアやバナナを加えるアレンジにも向きます。
保存・食べ方の補足
・豆腐入りのため、水分が多くしっとりした仕上がりになります。
・保存する場合は粗熱を取り、清潔な容器に入れて早めに食べるようにします。
・冷やすと生地が落ち着き、しっとりした食感になります。
・食べる前に軽く温めると、やわらかさを感じやすいです。
オートミールの香ばしパウンドケーキ
オートミールを使った、香ばしく素朴な小麦粉なしパウンドケーキです。
しっとりなめらかなケーキというより、噛みごたえのある焼き菓子に近い仕上がりになります。
オートミールはそのまま使うと粒感が残りやすいため、ケーキらしくしたい場合は細かく砕いてから使います。
バナナ、シナモン、ナッツなどとも相性がよく、甘さ控えめでも食べやすいです。
材料の目安
・オートミール 90g
・卵 2個
・牛乳または豆乳 100ml
・砂糖 45g
・油 30ml
・ベーキングパウダー 小さじ1
・シナモン 少々
・塩 少々
作り方
- オートミールをミキサーやフードプロセッサーで細かく砕きます。
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜます。
- 牛乳または豆乳、油を加えて混ぜます。
- 砕いたオートミール、ベーキングパウダー、シナモン、塩を加えて混ぜます。
- 生地を5分ほど置き、オートミールに水分をなじませます。
- 型に流し入れ、170℃で35分前後を目安に焼きます。
- 粗熱を取り、冷めてから切り分けます。
作りやすいポイント
・オートミールは粒が残るほどざっくりした食感になります。
・やわらかく仕上げたい場合は、細かく砕いてから牛乳や豆乳になじませます。
・香ばしさを活かしたい場合は、シナモンやナッツを少量合わせると満足感が出やすいです。
・米粉とは違う食感になるため、しっとり感よりも素朴な焼き菓子感を楽しむレシピとして扱います。
保存・食べ方の補足
・オートミール入りは時間がたつと少し締まった食感になります。
・食べる前に軽く温めると、香ばしさが出やすくなります。
・朝食風にする場合は、ヨーグルトや果物を添えても合います。
・保存時は乾燥しすぎないよう、切り分けて包んでおくと食べやすいです。
アーモンドプードルのリッチ風パウンドケーキ
アーモンドプードルを使った、コクのある小麦粉なしパウンドケーキです。
米粉やおからとは違い、アーモンドの香ばしさとしっとり感が出やすく、リッチな焼き菓子風に仕上がります。
アーモンドプードルは風味が強いため、プレーンでも満足感が出やすい材料です。
ただし、油分を含むため、別で加える油は控えめにしてバランスを取ります。
材料の目安
・アーモンドプードル 100g
・卵 2個
・砂糖 45g
・油 20ml
・ベーキングパウダー 小さじ1/2〜1
・牛乳または豆乳 大さじ1〜2
・塩 少々
作り方
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- ボウルに卵と砂糖を入れて、少し白っぽくなるまで混ぜます。
- 油、牛乳または豆乳を加えて混ぜます。
- アーモンドプードル、ベーキングパウダー、塩を加えて混ぜます。
- 生地を型に流し入れ、表面をならします。
- 170℃で30〜35分を目安に焼きます。
- 焼き上がったら粗熱を取り、冷めてから切ります。
作りやすいポイント
・アーモンドプードルはコクがあるため、砂糖や油を増やしすぎなくても満足感を出しやすいです。
・生地がゆるすぎる場合は、アーモンドプードルを少量足すより、焼き時間で調整するほうが重くなりにくいです。
・香ばしさを活かすため、チョコやドライフルーツを入れる場合は少量にするとバランスが取りやすいです。
・ナッツ類を使うため、食べる人に合わせて材料を確認してから作ると安心です。
保存・食べ方の補足
・アーモンドプードル入りは、冷めると生地が落ち着いてしっとりしやすいです。
・切るときは完全に冷ましてからのほうが崩れにくくなります。
・コーヒーや紅茶と合わせると、焼き菓子らしい風味を楽しめます。
・保存中に油っぽいにおいや違和感がある場合は、無理に食べないようにします。
バナナとおからの甘さ控えめパウンドケーキ
熟したバナナとおからパウダーを使った、小麦粉なしの甘さ控えめパウンドケーキです。
バナナの甘みと水分を活かすため、砂糖を控えめにしても食べやすく仕上がります。
おからパウダーは粉っぽくなりやすいですが、バナナを合わせるとしっとり感が出やすくなります。
余ったバナナを使い切りたいときにも向くレシピです。
材料の目安
・熟したバナナ 2本
・おからパウダー 35g
・卵 2個
・牛乳または豆乳 80ml
・砂糖 25〜35g
・油 25ml
・ベーキングパウダー 小さじ1
・シナモン 少々
・塩 少々
作り方
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- バナナをフォークでつぶします。
- ボウルに卵、砂糖、油を入れて混ぜます。
- つぶしたバナナ、牛乳または豆乳を加えて混ぜます。
- おからパウダー、ベーキングパウダー、シナモン、塩を加えて混ぜます。
- 生地を5分ほど置き、固さを確認します。
- 固い場合は牛乳または豆乳を少し足し、型に流し入れます。
- 170℃で35〜40分を目安に焼き、冷めてから切ります。
作りやすいポイント
・熟したバナナを使うと甘みが出やすく、砂糖を控えめにしやすいです。
・おからパウダーの量を増やしすぎるとぱさつきやすいため、バナナと水分の量を見ながら調整します。
・シナモンを少し入れると、甘さが控えめでも香りで満足感を出しやすいです。
・バナナの大きさで生地の水分量が変わるため、焼く前の固さを確認します。
保存・食べ方の補足
・バナナ入りは水分が多いため、粗熱を取ってから包み、早めに食べるようにします。
・冷やすとしっとり感が増し、切りやすくなります。
・食べる前に軽く温めると、バナナの香りが立ちやすいです。
・見た目やにおいに違和感がある場合は食べないようにします。
さつまいもと米粉のほくほくパウンドケーキ
さつまいもと米粉を使った、ほくほく感のある小麦粉なしパウンドケーキです。
さつまいもの自然な甘みを活かせるため、砂糖を控えめにしてもやさしい甘さに仕上がります。
つぶしたさつまいもを生地に混ぜるとしっとりし、角切りを少し残すと食べ応えが出ます。
子どものおやつや軽食にも使いやすい、満足感のあるレシピです。
材料の目安
・米粉 100g
・加熱したさつまいも 150g
・卵 2個
・牛乳または豆乳 60ml
・砂糖 35〜45g
・油 30ml
・ベーキングパウダー 小さじ1
・黒ごま 少々
・塩 少々
作り方
- さつまいもは蒸す、ゆでる、または電子レンジで加熱し、やわらかくします。
- 半量はつぶし、残りは小さめの角切りにします。
- パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に予熱します。
- ボウルに卵、砂糖、油を入れて混ぜます。
- つぶしたさつまいも、牛乳または豆乳を加えて混ぜます。
- 米粉、ベーキングパウダー、塩を加えて混ぜます。
- 角切りのさつまいもを加えて軽く混ぜ、型に流し入れます。
- 黒ごまをのせ、170℃で35〜40分を目安に焼きます。
- 粗熱を取り、冷めてから切ります。
作りやすいポイント
・さつまいもは加熱してから使うため、生地になじみやすくなります。
・つぶす分と角切りにする分を分けると、しっとり感とほくほく感の両方を出しやすいです。
・甘みのあるさつまいもを使う場合は、砂糖を控えめにしても食べやすくなります。
・米粉と合わせることで、しっとりまとまりやすい生地になります。
保存・食べ方の補足
・さつまいも入りは水分を含むため、保存する場合はしっかり冷ましてから包みます。
・冷めると生地が落ち着き、切り分けやすくなります。
・軽く温めると、さつまいもの甘みとほくほく感を感じやすいです。
・水分の多い具材を使っているため、保存状態に注意し、早めに食べることを意識します。
小麦粉なしパウンドケーキを作るときの注意点
小麦粉なしのパウンドケーキは、材料の特徴を押さえると作りやすくなります。
特に気をつけたいのは、粉っぽさ、ふくらみにくさ、甘さの調整、保存時の扱いです。
小麦粉を使わないことで、いつものパウンドケーキとは違う食感になります。
その違いを失敗と考えるのではなく、米粉ならしっとり、おからなら食べ応え、オートミールなら香ばしさというように、素材の持ち味として活かすと作りやすくなります。
粉っぽさを防ぐには水分をなじませる
おからパウダーやオートミールを使う場合は、混ぜた直後と数分置いたあとで生地の固さが変わることがあります。
水分を吸って生地が固くなるため、焼く前に一度状態を確認することが大切です。
生地が固く、型に流し入れにくい場合は、牛乳や豆乳を少しずつ足して調整します。
一度に多く入れるとゆるくなりすぎるため、小さじ1〜大さじ1程度ずつ加えると調整しやすいです。
米粉の場合も、商品によって吸水が違うことがあります。
生地が重いと焼き上がりも詰まりやすくなるため、すくってゆっくり落ちるくらいの状態を目安にします。
膨らみにくいときは生地を重くしすぎない
小麦粉なしのパウンドケーキは、具材や水分が多すぎると膨らみにくくなることがあります。
特にバナナ、豆腐、さつまいもを多く入れる場合は、生地が重くなりすぎないようにします。
ベーキングパウダーは、ふくらみを助けるために入れます。
ただし、入れれば必ず大きく膨らむというものではなく、生地の重さや焼き温度、型の大きさにも影響されます。
具材を入れる場合は、細かくしすぎて水分が出すぎないようにしたり、重い具材を入れすぎないようにしたりすると焼きやすくなります。
焼いている途中に何度もオーブンを開けると温度が下がるため、焼き時間の前半はなるべく開けないようにします。
甘さ控えめにするときは素材の甘みを活かす
甘さ控えめにしたいときは、砂糖を大きく減らすだけでなく、バナナやさつまいもなど自然な甘みのある材料を活用すると食べやすくなります。
砂糖を減らしすぎると、甘さだけでなくしっとり感も少なくなることがあります。
香りを足すのも、甘さ控えめの物足りなさを補う方法です。
シナモン、バニラエッセンス、レモン汁、黒ごま、ココアなどを少量加えると、甘みを強くしなくても味に変化が出ます。
ダイエット向けのように見える材料を使っていても、食べる量や組み合わせによって全体のエネルギー量は変わります。
小麦粉なしだから一律に軽いと考えず、食事全体のバランスに合わせて楽しむことが大切です。
保存するときは粗熱を取ってから包む
パウンドケーキは、焼き上がったあとに粗熱を取ってから包むと扱いやすくなります。
熱いまま密閉すると蒸れやすく、水分がこもって傷みやすくなることがあります。
保存する場合は、切り分けて1切れずつ包むと食べやすくなります。
冷凍する場合も、1切れずつ包んでおくと、食べる分だけ取り出しやすいです。
豆腐、ヨーグルト、バナナ、さつまいもを使ったものは水分が多いため、保存環境に注意します。
保存中に異臭、変色、ぬめり、カビなどの異変がある場合は、食べずに処分します。
まとめ
・小麦粉なしのパウンドケーキは、米粉、おからパウダー、オートミール、アーモンドプードルなどで作れます
・米粉はクセが少なく、しっとり軽めのパウンドケーキに向きます
・おからパウダーは満足感を出しやすい一方、水分をしっかり合わせることが大切です
・オートミールは香ばしさと噛みごたえを出したいときに使いやすいです
・豆腐やヨーグルトを加えると、小麦粉なしでもやわらかさを出しやすくなります
・バナナやさつまいもは自然な甘みを活かしやすく、砂糖を控えめにしたいときにも使いやすいです
・生地が固いときは、牛乳や豆乳を少しずつ足して調整すると失敗を防ぎやすいです
・焼きたては崩れやすいため、粗熱を取って冷ましてから切ると形が整いやすいです
・小麦粉なしでも材料によってカロリーや糖質、脂質は変わるため、一律に軽いとは考えないようにします
・保存するときは熱いまま包まず、異臭や変色などがある場合は食べないようにします
