圧力鍋で作る肉じゃがは、じゃがいもやにんじんに火が通りやすく、忙しい日の夕飯にも取り入れやすい定番おかずです。 普通の鍋より短時間で仕上げやすい一方で、加圧時間が長すぎるとじゃがいもが崩れたり、煮汁が多すぎて味がぼやけたりすることがあります。
おいしく作るコツは、具材を小さく切りすぎないこと、水分を入れすぎないこと、加圧後に味を整えることです。 肉の種類や味付けを変えると、同じ肉じゃがでも節約向き、あっさり味、作り置き向き、子どもが食べやすい味などに広げられます。
この記事では、基本の圧力鍋肉じゃがから、豚こま、牛肉、鶏むね肉、ひき肉、めんつゆ、白だし、カレー風味まで、家庭で作りやすい8品を紹介します。 圧力鍋に慣れていない人でも作りやすいように、材料の目安、作り方、味付けの考え方、保存や食べ方の補足までまとめます。
・圧力鍋で肉じゃがを作るときの基本の考え方
・煮崩れや味のぼやけを防ぐコツ
・肉や味付けを変えた肉じゃがレシピ8品
・作り置きや翌日の食べ方で気をつけたいこと
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
圧力鍋で肉じゃがを作る前に知っておきたい基本
圧力鍋の肉じゃがは短時間でも味をなじませやすい
圧力鍋で肉じゃがを作る一番のよさは、じゃがいもやにんじんなど火が通りにくい根菜を短時間でやわらかくしやすいことです。 普通の鍋でじっくり煮る時間が取りにくい日でも、下ごしらえをして加圧すれば、夕飯の主菜として出しやすくなります。
ただし、圧力鍋は短時間で火が通る分、加圧しすぎるとじゃがいもが崩れやすくなります。 肉じゃがは具材の形が残っているほうが食べやすく、見た目も整いやすいため、最初から長く加圧しすぎないことが大切です。
味をしっかり入れたい場合も、加圧時間だけに頼らないほうが作りやすくなります。 加圧後にふたを開け、煮汁を軽く煮詰めると、味の濃さを見ながら調整できます。 圧力鍋では水分が飛びにくいため、最後に仕上げる時間を少し取ると失敗しにくいです。
また、電気圧力鍋とコンロ用圧力鍋では、加圧までの時間や圧が抜けるまでの時間が違います。 加圧時間はあくまで目安にし、使っている圧力鍋の説明に合わせて調整してください。 初めて作るときは、やや短めの加圧から試すと、煮崩れを防ぎやすくなります。
煮崩れを防ぐ具材の切り方
圧力鍋の肉じゃがで煮崩れを防ぐには、具材の切り方が重要です。 じゃがいもは小さく切りすぎると、加圧中に角が崩れやすくなります。 大きめの一口大を目安にし、切ったあとに水にさらして表面のでんぷんを軽く落とすと、仕上がりが重たくなりにくいです。
にんじんはじゃがいもより火が通りにくいため、じゃがいもより少し小さめに切ると食感がそろいやすくなります。 乱切りにすると表面積が増え、味もなじみやすくなります。 厚すぎると中心がかたく残ることがあるため、家庭の圧力鍋に合わせて大きさを調整します。
玉ねぎはくし形切りにすると甘みが出やすく、肉じゃがらしい味にまとまりやすいです。 薄く切りすぎると形が残りにくいため、少し厚みを残して切ると、食べたときの存在感が出ます。
白滝やしらたきを使う場合は、食べやすい長さに切ってから入れます。 商品によっては下ゆでや水洗いをすると、独特のにおいがやわらぎます。 圧力鍋に入れるときは、肉と直接重なりすぎないようにすると、肉がかたまりにくくなります。
水分と調味料は入れすぎない
圧力鍋で肉じゃがを作るときは、水分を入れすぎないことが大切です。 普通の鍋では煮ている間に水分が蒸発しますが、圧力鍋は密閉して加熱するため、煮汁が残りやすくなります。 最初から煮汁を多く入れると、味が薄く感じたり、具材が水っぽくなったりすることがあります。
調味料は、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を基本にすると、家庭の肉じゃがらしい甘辛い味になります。 めんつゆや白だしを使う場合は、商品によって濃さが違うため、最初は控えめに入れると調整しやすいです。 味が足りないと感じたら、加圧後に煮詰めながら足すほうが失敗しにくくなります。
砂糖やみりんを多く入れると甘みが強くなります。 甘めが好きな家庭ではおいしく感じやすい一方で、冷めると味が濃く感じることもあります。 作り置きや弁当に使う場合は、やや控えめに作り、食べる前に味を見て調整するのもよい方法です。
しょうゆを最初から多く入れすぎると、煮詰めたときに塩味が強くなりやすいです。 圧力鍋では加圧後に煮汁を飛ばして仕上げることが多いため、最初の味付けはやや薄めにしておくと、最後に好みの濃さへ寄せやすくなります。
肉の種類で味と食感が変わる
肉じゃがは使う肉によって、味の印象が大きく変わります。 牛肉を使うと、うま味が煮汁に出やすく、定番のしっかりした味になります。 薄切り肉や切り落としを使うと火が通りやすく、じゃがいもや玉ねぎともなじみやすいです。
豚こま肉は手に入りやすく、日常の夕飯に使いやすい食材です。 部位が混ざっているため食感に差は出ますが、肉じゃがにすると煮汁となじみやすく、食べごたえも出ます。 節約を意識したいときは、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんをしっかり入れて、肉を多くしすぎない作り方にすると満足感を出しやすくなります。
鶏むね肉はあっさり仕上げたいときに向いています。 ただし、加熱しすぎるとパサつきを感じやすいので、そぎ切りにして繊維を断つように切ると食べやすくなります。 片栗粉を薄くまぶしてから加えると、煮汁がからみやすく、しっとり感も出しやすくなります。
ひき肉は、具材に味がからみやすく、ご飯にのせても食べやすい肉じゃがになります。 小さな子どもや噛む力が気になる家族にも取り分けやすい形です。 加圧前に軽く炒めてほぐしておくと、肉が大きく固まりにくくなります。
作り置きや弁当に使うときの注意点
肉じゃがは冷める過程で味がなじみやすいため、作り置きにも使いやすいおかずです。 ただし、保存状態や季節、調理後の扱いで状態は変わります。 保存するときは、清潔な保存容器に移し、粗熱を取ってから冷蔵庫に入れるようにします。
温かいまま長く置いておくと、傷みやすくなることがあります。 鍋のまま常温で長時間置かず、早めに冷ますことを意識します。 食べる前には、中心までしっかり温めるようにします。
弁当に入れる場合は、汁気を軽く切り、十分に冷ましてから詰めます。 汁気が多いと他のおかずに移りやすく、傷みやすさにもつながるため、煮汁を飛ばしてから使うと扱いやすいです。
冷凍については、じゃがいもの食感が変わりやすい点に注意が必要です。 冷凍するとほくほく感が弱くなったり、ぼそっとした食感になったりすることがあります。 冷凍したい場合は、じゃがいもをつぶしてコロッケ風にする、カレーやグラタン風に使うなど、食感の変化を活かす使い方にすると無理なく食べきれます。
圧力鍋で作る肉じゃがレシピ8選
基本の圧力鍋肉じゃが
基本の圧力鍋肉じゃがは、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、肉を甘辛い煮汁で仕上げる定番レシピです。 まずはこの作り方を覚えておくと、肉の種類や味付けを変えたアレンジもしやすくなります。 圧力鍋では具材を大きめに切り、加圧後に煮汁を軽く煮詰めると、味がまとまりやすくなります。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・薄切り肉:150〜200g
・白滝またはしらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1〜2
・水:150ml前後
・油:少量
作り方
- じゃがいもは大きめの一口大に切り、水にさらしてから水気を切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切り、白滝は食べやすい長さに切ります。
- 圧力鍋に少量の油を入れ、肉を軽く炒めます。
- 肉の色が少し変わったら、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、白滝を入れます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を加え、全体を軽くなじませます。
- ふたをして加圧し、具材に火が通るまで加熱します。
- 圧が下がったらふたを開け、味を見ながら煮汁を軽く煮詰めます。
- じゃがいもが崩れないように、混ぜすぎず器に盛ります。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・加圧時間を長くしすぎないことが大切です
・じゃがいもを小さく切ると崩れやすいため、大きめに切って仕上げで味を含ませる考え方にすると作りやすくなります
・味が薄い場合は、加圧を追加するよりも、ふたを開けた状態で煮詰めて調整します
保存・食べ方の補足
・保存する場合は、清潔な容器に移して粗熱を取り、冷蔵庫で保存します
・食べる前には中心まで温めます
・翌日は味がなじみやすいので、ご飯のおかずのほか、卵でとじて肉じゃが丼風にしても食べやすいです
豚こまで作る節約肉じゃが
豚こまで作る肉じゃがは、日常使いしやすい材料で作れる家庭向けのレシピです。 豚こまは薄切りで火が通りやすく、じゃがいもや玉ねぎと合わせると満足感も出しやすいです。 牛肉より手に取りやすいことが多い食材ですが、価格は時期や店舗で変わるため、無理なく買えるときに使うとよいです。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・豚こま肉:180g前後
・しらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:150ml前後
・しょうがの薄切り:少量
・油:少量
作り方
- じゃがいもは大きめの一口大に切り、水にさらして水気を切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切り、しらたきは食べやすく切ります。
- 圧力鍋に油を入れ、豚こま肉としょうがを軽く炒めます。
- 肉の色が変わり始めたら、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、しらたきを入れます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を加えます。
- ふたをして加圧し、具材がやわらかくなるまで加熱します。
- 圧が下がったらふたを開け、煮汁を軽く煮詰めます。
- 味を見て、足りなければしょうゆやみりんを少量ずつ足して整えます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・豚こまを多くしすぎず、じゃがいもや玉ねぎで食べごたえを出すことが大切です
・しらたきを入れると、かさが増えて満足感を出しやすくなります
・しょうがを少し入れると豚肉の風味がすっきりし、冷めても食べやすくなります
保存・食べ方の補足
・豚こま肉は冷めると脂が固まることがあるため、温め直してから食べると食感が戻りやすいです
・弁当に入れる場合は、煮汁を軽く切ってから詰めます
・ご飯にのせる場合は、煮汁を少し残して温めると食べやすくなります
牛肉と玉ねぎの定番肉じゃが
牛肉と玉ねぎの定番肉じゃがは、甘辛い味付けと牛肉のうま味を楽しむ王道のレシピです。 玉ねぎを多めに入れると自然な甘みが出やすく、煮汁にもコクが出ます。 夕飯の主菜としてしっかり食べたいときや、和食献立に合わせたいときに向いています。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個半
・にんじん:1本
・牛薄切り肉または切り落とし肉:180g前後
・しらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1〜2
・水:150ml前後
・油:少量
作り方
- じゃがいもは大きめに切り、水にさらして水気を切ります。
- 玉ねぎは厚めのくし形切り、にんじんは乱切りにします。
- しらたきは食べやすい長さに切り、必要に応じて水洗いします。
- 圧力鍋に油を入れ、牛肉を軽く炒めます。
- 牛肉の色が変わり始めたら、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、しらたきを加えます。
- 調味料と水を入れ、全体を軽くなじませます。
- ふたをして加圧し、圧が下がったらふたを開けます。
- 煮汁を軽く煮詰め、玉ねぎがくたっとしたら火を止めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・玉ねぎを薄くしすぎないことが大切です
・厚みを残すと加圧後も存在感が残り、甘みも出やすくなります
・牛肉は炒めすぎるとかたく感じることがあるため、軽く色が変わる程度で具材を加えると扱いやすいです
保存・食べ方の補足
・翌日に食べる場合は、味が濃く感じることがあるため、温めるときに少量の水を足して調整してもよいです
・牛肉のうま味が煮汁に出るので、余った煮汁は卵とじにするとご飯に合います
・保存中ににおいや見た目に違和感がある場合は無理に食べないようにします
鶏むね肉のあっさり肉じゃが
鶏むね肉の肉じゃがは、脂っこさを抑えてあっさり食べたいときに向くレシピです。 牛肉や豚肉の肉じゃがより軽い印象になり、しょうゆ味でも重たくなりにくいです。 鶏むね肉は加熱でパサつきを感じやすいため、切り方と下ごしらえを少し工夫します。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・鶏むね肉:1枚
・しめじ:1/2袋
・しょうゆ:大さじ2と1/2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:150ml前後
・片栗粉:小さじ1〜2
・油:少量
作り方
- 鶏むね肉は皮を取り除くか好みで残し、そぎ切りにします。
- 鶏むね肉に酒少量をなじませ、片栗粉を薄くまぶします。
- じゃがいもは大きめ、玉ねぎはくし形、にんじんは乱切りにします。
- しめじは石づきを落としてほぐします。
- 圧力鍋に油を入れ、鶏むね肉を軽く焼きます。
- じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、しめじを加えます。
- 調味料と水を入れてふたをし、加圧します。
- 圧が下がったらふたを開け、鶏肉が崩れないように煮汁をからめます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・鶏むね肉を大きく切りすぎないことと、片栗粉を薄く使うことが大切です
・片栗粉をまぶすと煮汁がからみやすくなり、淡白な鶏むね肉でも味がなじみやすくなります
・しめじを加えると、あっさりした中にも風味が出ます
保存・食べ方の補足
・鶏むね肉は温め直しでかたく感じることがあるため、煮汁と一緒にやさしく温めると食べやすいです
・ご飯のおかずのほか、ゆでた青菜を添えると献立の色合いも整います
・脂質を控えたい場合は、皮を外し、炒め油を少なめにします
ひき肉で作るそぼろ肉じゃが
ひき肉で作るそぼろ肉じゃがは、肉のうま味が全体にからみやすく、ご飯にのせても食べやすいレシピです。 薄切り肉よりも具材となじみやすく、子ども向けの夕飯や弁当のおかずにも使いやすいです。 じゃがいもを少し小さめにすると、そぼろと一緒に食べやすくなります。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1/2〜1本
・合いびき肉または豚ひき肉:180g前後
・しょうがのすりおろし:少量
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:150ml前後
・片栗粉:小さじ1
・水溶き片栗粉用の水:小さじ2
・油:少量
作り方
- じゃがいもはやや大きめの一口大、玉ねぎはくし形、にんじんは小さめの乱切りにします。
- 圧力鍋に油を入れ、ひき肉としょうがを炒めます。
- ひき肉の色が変わったら、余分な脂が多い場合は軽く拭き取ります。
- じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを加えます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を加えてふたをし、加圧します。
- 圧が下がったらふたを開け、全体を軽く混ぜます。
- 煮汁が多い場合は少し煮詰めます。
- 水溶き片栗粉を加え、軽くとろみをつけます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・ひき肉を先に炒めてほぐしておくことが大切です
・加圧前にほぐしておくと、肉が大きく固まりにくく、そぼろ状に仕上がります
・最後に軽くとろみをつけると、煮汁が具材にからみやすく、弁当にも入れやすくなります
保存・食べ方の補足
・そぼろ肉じゃがは、ご飯にのせて丼風にすると食べやすいです
・汁気を飛ばしておくと、弁当のおかずにも使いやすくなります
・保存するときは清潔な容器に移し、食べる前にはしっかり温めます
めんつゆで簡単肉じゃが
めんつゆで作る肉じゃがは、調味料を細かく合わせるのが苦手な人にも作りやすいレシピです。 めんつゆにはだし、しょうゆ、甘みが入っているものが多いため、味がまとまりやすいのが特徴です。 ただし、商品によって濃さが違うため、最初は控えめに使うと調整しやすいです。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・豚こま肉または牛薄切り肉:160〜180g
・しらたき:1袋
・めんつゆ:表示の濃さに合わせて大さじ4〜5を目安
・水:150ml前後
・みりん:大さじ1
・油:少量
作り方
- じゃがいもは大きめに切り、水にさらして水気を切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切り、しらたきは食べやすく切ります。
- 圧力鍋に油を入れ、肉を軽く炒めます。
- じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、しらたきを加えます。
- めんつゆ、水、みりんを入れます。
- ふたをして加圧し、具材に火を通します。
- 圧が下がったらふたを開け、味を見ます。
- 薄ければ煮詰め、濃ければ少量の水を足して整えます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・めんつゆの濃さを前提にしすぎないことが大切です
・2倍濃縮、3倍濃縮、ストレートなどで味の出方が変わります
・最初から濃くしすぎず、加圧後に味を見て調整すると、しょっぱくなりにくいです
保存・食べ方の補足
・めんつゆ味は冷めても食べやすく、翌日の副菜にも使いやすいです
・汁気が多い場合は、温め直すときに少し煮詰めると味が戻りやすくなります
・卵でとじると、簡単な丼ものにもできます
白だしで作る上品肉じゃが
白だしで作る肉じゃがは、しょうゆ色を濃くしすぎず、だしの風味を活かしたいときに向くレシピです。 定番の甘辛肉じゃがよりもすっきりした味になり、和食の副菜寄りにも使いやすいです。 豚肉や鶏肉と相性がよく、にんじんや絹さやを添えると色もきれいに仕上がります。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・豚薄切り肉または鶏もも肉:160〜180g
・白だし:大さじ3前後
・みりん:大さじ1〜2
・酒:大さじ1
・水:180ml前後
・絹さやまたは冷凍いんげん:好みで少量
・油:少量
作り方
- じゃがいもは大きめの一口大に切り、水にさらします。
- 玉ねぎはくし形、にんじんは乱切りにします。
- 肉は食べやすい大きさに切ります。
- 圧力鍋に油を入れ、肉を軽く炒めます。
- じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを加えます。
- 白だし、みりん、酒、水を入れてふたをし、加圧します。
- 圧が下がったらふたを開け、味を見ながら軽く煮詰めます。
- 仕上げにゆでた絹さややいんげんを添えます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・白だしを入れすぎないことが大切です
・白だしは商品によって塩味が強く感じるものもあります
・最初は控えめに入れ、加圧後に味を見て整えると、だしの風味を活かしやすくなります
・しょうゆを少量足すと、より肉じゃがらしい味に寄せることもできます
保存・食べ方の補足
・白だしの肉じゃがは、冷めると塩味を感じやすい場合があります
・作り置きにする場合は、やや薄めに仕上げておくと食べやすいです
・温め直すときは、煮汁が少なければ水を少し足し、具材を崩さないように温めます
カレー風味のアレンジ肉じゃが
カレー風味の肉じゃがは、定番の甘辛味に飽きたときに作りやすいアレンジレシピです。 カレー粉を少量加えるだけで香りが変わり、ご飯に合う主菜になります。 子ども向けにする場合は、辛みの強いカレー粉を控えめにし、甘みを少し残すと食べやすくなります。
材料の目安
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・豚こま肉または合いびき肉:180g前後
・しょうゆ:大さじ2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ1
・砂糖:大さじ1
・カレー粉:小さじ1〜2
・水:150ml前後
・油:少量
作り方
- じゃがいもは大きめ、玉ねぎはくし形、にんじんは乱切りにします。
- 圧力鍋に油を入れ、肉を炒めます。
- 肉の色が変わり始めたら、カレー粉を加えて軽く炒めます。
- じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを加えます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を入れます。
- ふたをして加圧し、具材に火を通します。
- 圧が下がったらふたを開け、煮汁を軽く煮詰めます。
- 味を見て、カレー粉やしょうゆを少量ずつ足して整えます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・カレー粉を最初から入れすぎないことが大切です
・加圧すると香りが全体に広がるため、少量でも味の印象が変わります
・辛くしたい場合は仕上げに足すと調整しやすいです
・余った肉じゃがの味変としても使いやすいアレンジです
保存・食べ方の補足
・カレー風味の肉じゃがは、ご飯にのせて丼風にしても食べやすいです
・翌日はチーズをのせて焼くと、洋風のおかずに変えられます
・保存する場合は清潔な容器に入れ、食べる前に中心まで温めます
圧力鍋肉じゃがをおいしく仕上げるコツ
加圧時間は短めにして仕上げで調整する
圧力鍋の肉じゃがは、加圧時間を長くすればおいしくなるわけではありません。 じゃがいもやにんじんは圧力がかかると短時間でやわらかくなるため、長く加圧すると形が崩れやすくなります。 最初は短めに加圧し、足りない分はふたを開けて煮るほうが調整しやすいです。
特に男爵いもなど崩れやすいじゃがいもを使う場合は、加圧後に強く混ぜないことが大切です。 味をなじませたいときは、木べらで混ぜるよりも、鍋を軽くゆするようにすると具材が崩れにくくなります。
加圧後に具材が少しかたい場合は、再加圧ではなく、ふたを開けたまま弱めの火で煮る方法もあります。 状態を見ながら火を入れられるため、仕上がりを調整しやすいです。 圧力鍋の機種によって加熱の進み方が違うため、家庭の鍋に合わせた感覚をつかむことも大切です。
味が薄いときは加圧後に煮詰める
圧力鍋で作った肉じゃがが薄く感じるときは、調味料を一気に足すより、まず煮汁を少し煮詰めます。 圧力鍋は水分が飛びにくいため、加圧直後は煮汁が多く、味が薄く感じることがあります。 ふたを開けた状態で煮ると、水分が飛んで味がまとまりやすくなります。
煮詰めるときは、強火で一気に混ぜるよりも、中火程度で煮汁を回すように仕上げると、じゃがいもが崩れにくいです。 味見をしてから、しょうゆ、みりん、砂糖を少量ずつ足すと、好みの味に近づけやすくなります。
逆に味が濃くなった場合は、少量の水を足して温め直します。 じゃがいもを追加して調整する方法もありますが、火の通りに時間差が出るため、急いでいるときは水で調整するほうが簡単です。 作り置きする場合は、冷めると味が濃く感じることもあるため、やや控えめに仕上げると食べやすいです。
じゃがいもが崩れたときの使い道
圧力鍋で肉じゃがを作ると、加圧時間やじゃがいもの種類によっては崩れることがあります。 崩れてしまっても、無理に形を戻そうとせず、別の食べ方に変えるとおいしく食べきれます。 煮崩れたじゃがいもは煮汁を含んでいるため、味のある具材として活用しやすいです。
使い道としては、肉じゃがコロッケ風にする方法があります。 汁気を軽く切り、じゃがいもをつぶして丸め、衣をつけて焼くか揚げ焼きにします。 すでに味がついているため、ソースをかけなくても食べやすいです。
もうひとつは、肉じゃがオムレツです。 崩れた肉じゃがを小さく刻み、卵で包むと、朝食や弁当のおかずにも使えます。 汁気が多い場合は、先に軽く煮詰めてから使うとまとまりやすいです。
カレーやグラタン風にする方法もあります。 崩れたじゃがいもはソースになじみやすいため、カレー粉やチーズと合わせると、定番の肉じゃがとは違う味に変えられます。 食材を無理なく使い切りたいときに便利です。
翌日に食べるときの温め直し方
肉じゃがを翌日に食べるときは、中心までしっかり温めることが大切です。 冷蔵保存した肉じゃがは、具材の中心が冷たいまま残ることがあるため、全体を温めるようにします。 電子レンジを使う場合は、途中で一度混ぜると温まり方のむらを減らしやすいです。
鍋で温め直す場合は、焦げつきを防ぐために少量の水を加えると扱いやすいです。 煮汁が少ない状態で強火にかけると、鍋底が焦げたり、じゃがいもが崩れたりすることがあります。 弱めの火でゆっくり温め、必要に応じて煮汁を軽く煮詰めます。
弁当に使う場合は、温め直したあとに汁気を切り、十分に冷ましてから詰めます。 温かいままふたをすると蒸気がこもりやすくなります。 季節や持ち運び時間によって状態が変わるため、無理のない範囲で使うことが大切です。
保存中に酸っぱいにおい、ぬめり、変色、違和感がある場合は、食べないようにします。 作り置きは便利ですが、保存状態に不安があるものを無理に使い切る必要はありません。 安全に食べられる状態で、早めに食べきることを意識します。
まとめ
・圧力鍋の肉じゃがは、短時間で根菜に火を通しやすい一方で、加圧しすぎると煮崩れしやすい
・じゃがいもは大きめ、にんじんはやや小さめに切ると、食感の差を整えやすい
・圧力鍋は水分が飛びにくいため、煮汁を入れすぎず、加圧後に味を調整すると作りやすい
・牛肉は定番のうま味、豚こまは日常使い、鶏むね肉はあっさり、ひき肉は味の絡みやすさが出る
・めんつゆや白だしを使う場合は、商品によって濃さが違うため、最初は控えめに入れる
・カレー風味にすると、定番の肉じゃがを主食に合うアレンジおかずに変えやすい
・味が薄いときは調味料を一気に足さず、ふたを開けて煮詰めながら整える
・じゃがいもが崩れた場合は、コロッケ風、オムレツ、カレー、グラタン風に使い切りやすい
・作り置きする場合は、清潔な容器に移し、粗熱を取って冷蔵保存する
・弁当に入れるときは汁気を切り、十分に冷ましてから詰める
・保存中に異臭、ぬめり、変色などがある場合は、無理に食べない
・圧力鍋の加圧時間は機種で差が出るため、使っている鍋に合わせて短めから調整する
