電気圧力鍋で肉じゃがを作るときは、加圧時間だけでなく、じゃがいもの切り方、水分量、加圧後の置き方が大切です。 鍋で煮る肉じゃがのように途中で何度も混ぜにくいため、最初の入れ方を整えておくと、じゃがいもが崩れにくく、味もなじみやすくなります。
この記事では、電気圧力鍋で作る基本の肉じゃがを中心に、牛肉、豚こま肉、鶏もも肉、だしなし、しらたき多め、作り置き向けの6種類に分けて紹介します。 食材費を抑えたい日、だしを用意せず手軽に作りたい日、翌日のおかずにも回したい日など、家庭の状況に合わせて選びやすい内容です。
・電気圧力鍋で肉じゃがを作るときの基本の考え方
・じゃがいもを崩れにくくする切り方と水分量の目安
・牛肉、豚肉、鶏肉、だしなしで作る肉じゃがの違い
・作り置きや食べ方を工夫しやすい肉じゃがレシピ
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
電気圧力鍋で肉じゃがをおいしく作る基本
電気圧力鍋の肉じゃがは切り方と水分量が大切
電気圧力鍋で肉じゃがを作ると、火加減を細かく見なくても調理しやすいのが魅力です。 ただし、鍋で煮る場合と違って、加圧中に途中で混ぜたり、水分を飛ばしながら調整したりすることはできません。 そのため、最初に入れる水分量と具材の切り方で仕上がりが大きく変わります。
肉じゃがは、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、肉、しらたきなど、火の通り方が違う食材を一緒に入れる料理です。 じゃがいもを小さく切りすぎると、加圧後に形が崩れやすくなります。 反対に、大きすぎると味が入りにくく感じることもあります。 家庭で作る場合は、大きめのひと口大を目安にすると扱いやすいです。
水分量も大切です。 電気圧力鍋は、普通の鍋のように煮ている間に水分が大きく飛ぶわけではありません。 いつもの煮物と同じ感覚で水や調味料を多く入れると、味が薄く感じたり、汁気が多くなりすぎたりすることがあります。 最初は控えめな水分で加圧し、仕上げに味を見て、必要に応じて煮詰めると整えやすくなります。
じゃがいもを崩れにくくする下ごしらえ
電気圧力鍋の肉じゃがで失敗しやすいのが、じゃがいもが崩れてしまうことです。 崩れたじゃがいもが好きな場合もありますが、具材の形を残したいなら、切り方と入れ方を少し意識すると仕上がりが安定します。
じゃがいもは、皮をむいて大きめのひと口大に切ります。 角が鋭いままだと加圧後に崩れやすいので、余裕があれば角を軽く取ります。 水にさらす場合は、長時間つけっぱなしにせず、軽くさらして水気を切る程度にします。 表面の水気が多いまま入れると、全体の水分量が増えやすくなります。
鍋に入れるときは、じゃがいもやにんじんなどの硬い野菜を下に置き、玉ねぎや肉を上に重ねます。 肉を一か所に固めると、加圧後にくっつきやすくなるため、できるだけ広げて入れると食べやすくなります。 しらたきを入れる場合は、肉と直接長く触れすぎないように、野菜を間に置くと扱いやすいです。
牛肉、豚肉、鶏肉で変わる味と食べごたえ
肉じゃがに使う肉は、牛肉、豚肉、鶏肉のどれでも作れます。 それぞれ仕上がりの印象が変わるため、好みや予算、冷蔵庫にある食材に合わせて選ぶと無理なく作れます。
牛肉を使うと、甘辛い味付けと合いやすく、定番感のある肉じゃがになります。 薄切り肉を使うと火が入りやすく、野菜にも肉のうまみがなじみやすいです。 牛肉は部位や価格に幅があるため、手に入りやすい切り落としや薄切り肉を使うと家庭向けに作りやすくなります。
豚こま肉を使うと、日常のおかずとして作りやすい肉じゃがになります。 牛肉より手に取りやすいことが多く、節約を意識したい日にも向きます。 豚肉は脂の量が商品によって違うため、脂が多い場合は炒め油を使わずに作る、または加圧後に浮いた脂を軽く取ると重くなりにくいです。
鶏もも肉を使うと、ひと切れごとの食べごたえが出ます。 牛肉や豚肉とは違う主菜感があり、家族向けの夕食にも使いやすいです。 鶏肉は大きすぎると味が入りにくく感じることがあるため、ひと口大に切り、余分な脂や筋を軽く取り除いてから使うと食べやすくなります。
だしなしで作るときは玉ねぎと調味料のバランスを見る
だしを用意せずに肉じゃがを作りたいときは、玉ねぎの甘み、肉のうまみ、しょうゆ、みりん、砂糖のバランスで味を整えます。 電気圧力鍋は素材の水分が出やすいため、玉ねぎをしっかり入れると、だしを使わなくても家庭のおかずとして食べやすい味にまとまりやすくなります。
だしなしで作る場合は、調味料を増やしすぎないことも大切です。 味を濃くしようとして最初からしょうゆを多く入れると、加圧後に塩気が強く感じることがあります。 まずは基本の甘辛味で加圧し、仕上げに味を見て、薄ければ煮詰めるか、しょうゆを少量足して調整します。
また、だしを使わない肉じゃがは、加圧後すぐより少し置いたほうが味がなじみやすいです。 食べる直前に一度全体をやさしく混ぜ、汁を具材にからめるようにすると、味のむらを感じにくくなります。
加圧後に少し置いて味をなじませる
肉じゃがは、加圧が終わった直後に食べてもよいですが、少し置くと味がなじみやすくなります。 特にじゃがいもやにんじんは、加圧後に煮汁を含むことで、より肉じゃがらしい味になります。
ただし、長時間常温に置くのは避けます。 食べる分だけを器に取り、残りは粗熱を取ってから清潔な保存容器に移します。 暑い時期や室温が高い日は、放置時間が長くならないように注意します。 異臭、ぬめり、変色などがある場合は、無理に食べないことが大切です。
加圧後に混ぜるときは、強くかき混ぜないようにします。 じゃがいもがやわらかくなっているため、ヘラで底から大きく返すように混ぜると形を残しやすいです。 汁気が多い場合は、ふたを開けて煮詰め機能や加熱機能を使い、好みの濃さに近づけます。
電気圧力鍋で作る肉じゃがレシピ6選
電気圧力鍋で作る基本の牛肉じゃが
牛肉を使った、甘辛い味付けの基本の肉じゃがです。 電気圧力鍋で肉じゃがを初めて作る場合の基準にしやすく、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、しらたきの定番具材でまとめます。 牛肉のうまみが煮汁に出るため、白ごはんに合う主菜として使いやすいです。
材料の目安
・牛薄切り肉または牛切り落とし肉:200g
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・しらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1〜2
・水:100〜150ml
・好みでいんげん:適量
作り方
- じゃがいもは皮をむき、大きめのひと口大に切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切りにします。
- しらたきは食べやすい長さに切り、必要に応じて下ゆでします。
- 電気圧力鍋にじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、しらたきを入れます。
- 牛肉をできるだけ広げてのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を混ぜて加えます。
- ふたをして、肉じゃがや煮物向けの加圧設定で加熱します。
- 加圧が終わったら圧が下がるのを待ち、ふたを開けて全体をやさしく混ぜます。
- 味が薄い場合は、ふたを開けたまま少し煮詰めます。
- 好みでゆでたいんげんを添えます。
作りやすいポイント
・牛肉は薄切りや切り落としを使うと、加圧後に野菜となじみやすいです。
・じゃがいもは小さく切りすぎず、大きめにすると形が残りやすいです。
・水分は多く入れすぎず、仕上げに煮詰めて調整すると味がぼやけにくいです。
・牛肉が一か所で固まらないように、広げて入れると食べやすくなります。
保存・食べ方の補足
・残った牛肉じゃがは、粗熱を取って清潔な保存容器に移します。
・冷蔵する場合は、早めに食べ切ることを前提にし、再加熱するときは中心までしっかり温めます。
・じゃがいもが崩れやすいので、温め直すときは強く混ぜず、煮汁をかけながら温めると食べやすいです。
・汁気が多い場合は、軽く煮詰めてから弁当のおかずにすると詰めやすくなります。
電気圧力鍋で作る豚こま肉じゃが
豚こま肉を使った、普段の夜ご飯に作りやすい肉じゃがです。 牛肉より手に取りやすいことが多い豚こま肉を使うため、食材費を抑えたい日にも向きます。 薄切りの豚肉は味がなじみやすく、玉ねぎやじゃがいもと合わせると満足感のある主菜になります。
材料の目安
・豚こま肉:250g
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・しらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:100〜150ml
・好みでしょうが薄切り:少量
作り方
- じゃがいもは大きめのひと口大に切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切りにします。
- しらたきは食べやすい長さに切ります。
- 豚こま肉は大きければ食べやすく切ります。
- 電気圧力鍋にじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、しらたきを入れます。
- 豚こま肉を重ならないように広げてのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を加えます。
- 好みでしょうがを加え、ふたをして加圧します。
- 圧が下がったらふたを開け、全体をやさしく混ぜます。
- 汁気が多い場合は、ふたを開けて軽く煮詰めます。
作りやすいポイント
・豚こま肉は手に入りやすく、節約を意識したい日にも使いやすい食材です。
・脂が多い豚こま肉を使う場合は、炒め油を足さずに作ると重くなりにくいです。
・しょうがを少し入れると、豚肉の風味が気になるときにも食べやすくなります。
・玉ねぎをしっかり入れると甘みが出て、調味料を増やしすぎなくても味がまとまりやすいです。
保存・食べ方の補足
・豚こま肉じゃがは、翌日に温め直しても食べやすいおかずです。
・保存する場合は、粗熱を取ってから清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
・再加熱時は、肉がかたまりすぎないように煮汁をからめながら温めます。
・汁気を軽く飛ばしてから卵でとじると、丼風のおかずにも使いやすいです。
だしなしで作る電気圧力鍋の肉じゃが
だしを用意せず、肉、玉ねぎ、しょうゆ、みりん、酒、砂糖で作る肉じゃがです。 だしパックや顆粒だしがないときでも作りやすく、電気圧力鍋で野菜の水分と甘みを引き出して仕上げます。 味を濃くしすぎず、加圧後に煮詰めて調整するのがポイントです。
材料の目安
・牛薄切り肉または豚こま肉:200g
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個半
・にんじん:1本
・しらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1〜2
・水:100ml
作り方
- じゃがいもは皮をむき、大きめのひと口大に切ります。
- 玉ねぎはくし形切りにし、少し多めに用意します。
- にんじんは乱切り、しらたきは食べやすい長さに切ります。
- 電気圧力鍋にじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、しらたきを入れます。
- 肉を広げてのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を混ぜて加えます。
- ふたをして加圧します。
- 加圧後、圧が下がったらふたを開けます。
- 全体をやさしく混ぜ、味を見ます。
- 味が薄い場合は、ふたを開けたまま煮詰めて調整します。
作りやすいポイント
・だしなしで作る場合は、玉ねぎをやや多めに入れると甘みが出やすいです。
・水を入れすぎると味がぼやけやすいため、少なめから始めると調整しやすいです。
・最初からしょうゆを増やしすぎず、仕上げに煮詰める流れにすると塩辛くなりにくいです。
・肉は牛肉でも豚肉でも作れますが、薄切り肉のほうが野菜となじみやすいです。
保存・食べ方の補足
・だしなし肉じゃがは、加圧直後より少し置くと味がなじみやすいです。
・保存する場合は長く常温に置かず、粗熱を取ってから冷蔵します。
・温め直すときに味が薄く感じる場合は、少量のしょうゆやみりんを足すより、まず汁気を少し飛ばすと味が整いやすいです。
・ごはんにのせる場合は、煮汁を少なめにしておくと食べやすくなります。
鶏もも肉で作る電気圧力鍋肉じゃが
鶏もも肉を使った、食べごたえのある肉じゃがです。 牛肉や豚肉とは違い、鶏肉のひと切れごとにボリュームが出るため、主菜としてしっかり食べたい日に向きます。 鶏もも肉はうまみがあり、じゃがいもやにんじんとも合わせやすい食材です。
材料の目安
・鶏もも肉:1枚
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・しらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:100〜150ml
・好みでしょうが:少量
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂を取り、ひと口大に切ります。
- じゃがいもは大きめのひと口大に切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切りにします。
- しらたきは食べやすい長さに切ります。
- 電気圧力鍋にじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、しらたきを入れます。
- 鶏もも肉を重ならないようにのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を加えます。
- ふたをして加圧します。
- 圧が下がったらふたを開け、鶏肉に火が通っていることを確認します。
- 全体をやさしく混ぜ、必要に応じて煮詰めます。
作りやすいポイント
・鶏もも肉は食べごたえが出やすく、家族向けの主菜にしやすいです。
・余分な脂を軽く取り除くと、煮汁が重くなりにくいです。
・鶏肉は大きく切りすぎると味が入りにくく感じるため、ひと口大にそろえると食べやすいです。
・しょうがを少し加えると、甘辛い味にすっきり感が出ます。
保存・食べ方の補足
・鶏もも肉の肉じゃがは、温め直すときに鶏肉の中心までしっかり温めることが大切です。
・保存する場合は、粗熱を取ってから清潔な容器に入れます。
・じゃがいもが崩れやすいため、再加熱時は混ぜすぎないようにします。
・汁気を少し残して温めると、鶏肉が乾きにくく食べやすいです。
しらたき多めの軽め肉じゃが
しらたきを多めに入れて、食べごたえを出す肉じゃがです。 じゃがいもや肉を極端に減らすのではなく、しらたきを増やして全体のかさを出すことで、満足感を保ちやすくします。 油を多く使わずに作れるため、重すぎない肉じゃがにしたい日に向きます。
材料の目安
・豚こま肉または牛薄切り肉:180〜200g
・じゃがいも:2〜3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・しらたき:2袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・水:100〜150ml
作り方
- しらたきは食べやすい長さに切り、必要に応じて下ゆでします。
- じゃがいもは大きめのひと口大に切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切りにします。
- 肉は大きければ食べやすく切ります。
- 電気圧力鍋にじゃがいも、にんじん、玉ねぎを入れます。
- しらたきを加え、肉と直接固まりすぎないように位置を分けます。
- 肉を広げてのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を加えます。
- ふたをして加圧します。
- 加圧後に全体をやさしく混ぜ、汁気が多ければ軽く煮詰めます。
作りやすいポイント
・しらたきを多めに入れると、かさ増ししながら食べごたえを出しやすいです。
・肉やじゃがいもを極端に減らしすぎると満足感が落ちやすいため、全体のバランスを見て調整します。
・しらたきは長いままだと食べにくいため、先に切っておくと取り分けやすいです。
・油を足さずに作ると、軽めの仕上がりにしやすいです。
保存・食べ方の補足
・しらたき多めの肉じゃがは、汁気を含みやすいため、保存後に味がなじみやすいです。
・食べる前に温め直し、全体をやさしく混ぜてから盛り付けます。
・弁当に入れる場合は、汁気をよく切るか、軽く煮詰めてから詰めると扱いやすいです。
・保存中ににおいや見た目に違和感がある場合は、無理に食べないようにします。
作り置きしやすい濃いめ肉じゃが
翌日のおかずや弁当にも使いやすい、少し濃いめの肉じゃがです。 加圧後に煮詰めて汁気を調整し、味を具材にからめるように仕上げます。 濃いめといっても調味料を最初から大量に入れるのではなく、加圧後に味を見ながら整えるのが作りやすい方法です。
材料の目安
・牛薄切り肉または豚こま肉:220g
・じゃがいも:3個
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1本
・しらたき:1袋
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1〜2
・水:100ml
・仕上げ用しょうゆ:必要に応じて少量
作り方
- じゃがいもは大きめのひと口大に切ります。
- 玉ねぎはくし形切り、にんじんは乱切りにします。
- しらたきは食べやすい長さに切ります。
- 電気圧力鍋にじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、しらたきを入れます。
- 肉を広げてのせます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水を加えます。
- ふたをして加圧します。
- 圧が下がったらふたを開け、全体をやさしく混ぜます。
- ふたを開けたまま加熱し、汁気を少し飛ばします。
- 味を見て、必要な場合だけ仕上げ用しょうゆを少量加えます。
作りやすいポイント
・作り置き向けにする場合は、最初から水分を多くしすぎないほうが扱いやすいです。
・加圧後に煮詰めると、汁気が減って弁当や翌日のおかずに回しやすくなります。
・味を濃くしたい場合も、最初からしょうゆを増やしすぎず、仕上げで調整します。
・じゃがいもが崩れないように、煮詰めるときは大きく返す程度にします。
保存・食べ方の補足
・作り置きにする場合は、調理後に長く常温に置かず、粗熱を取って清潔な保存容器に移します。
・食べるときは中心まで温め直し、じゃがいもが崩れないようにやさしく扱います。
・汁気を飛ばした肉じゃがは、弁当のおかずや卵とじに使いやすいです。
・保存状態によって傷みやすさは変わるため、におい、ぬめり、変色などがある場合は食べないようにします。
電気圧力鍋の肉じゃがを作りやすくする補足
味が薄いときは加圧後に煮詰めて調整する
電気圧力鍋で作った肉じゃがが薄く感じるときは、加圧前に調味料を増やすより、加圧後に味を見て調整するほうが失敗しにくいです。 加圧中は水分が飛びにくいため、最初から濃くしすぎると、仕上がりで塩気が強くなることがあります。
味が薄いと感じたら、ふたを開けた状態で加熱し、煮汁を少し減らします。 煮汁が具材にからむくらいになると、味がまとまりやすくなります。 それでも薄い場合は、しょうゆを少量ずつ足して調整します。 一度に多く加えると戻せないため、少しずつ足すのが安心です。
甘みが足りない場合は、みりんを少量加えて煮詰めると整えやすいです。 砂糖を足す場合も、少量ずつにします。 肉じゃがは具材の量や玉ねぎの水分で味の出方が変わるため、最後に調整する前提で作ると家庭の好みに合わせやすくなります。
作り置きするなら清潔な容器で早めに冷ます
肉じゃがを作り置きする場合は、調理後の扱いが大切です。 温かいまま長時間置くのではなく、食べない分は清潔な容器に移し、粗熱を取ってから冷蔵します。 室温が高い時期は特に、常温に置く時間を短くするようにします。
保存容器は、ふた付きで清潔なものを使います。 取り分けるときも、食べかけの箸を直接入れず、清潔な箸やスプーンを使うと安心です。 肉じゃがは水分がある煮物なので、保存中の状態にも注意します。 酸っぱいにおい、ぬめり、変色などがある場合は食べないようにします。
再加熱するときは、中心までしっかり温めます。 電子レンジを使う場合は、途中で一度やさしく混ぜると温まり方のむらを減らしやすいです。 鍋で温める場合は、焦げつきそうなら少量の水を加え、じゃがいもを崩さないように温めます。
余った肉じゃがは汁気を調整して使い回す
余った肉じゃがは、そのまま温め直すだけでなく、汁気を調整すると別のおかずに使いやすくなります。 たとえば、汁気を軽く飛ばして卵でとじると、肉じゃがの卵とじとしてごはんに合わせやすくなります。 少しカレー粉を加えると、風味を変えたおかずにもなります。
弁当に入れる場合は、汁気が多いままだと詰めにくいため、軽く煮詰めてから使います。 じゃがいもが崩れやすい場合は、無理に混ぜず、大きな具材をそのまま詰めると形を残しやすいです。 しらたきが長い場合は、食べやすい長さに切っておくと取り分けやすくなります。
使い回すときも、保存状態に不安があるものは使わないことが大切です。 加熱すれば必ず食べられると考えず、においや見た目に違和感がある場合は避けます。 食べ切れる量を作り、残った分は早めに別のおかずへ回すと無理なく使い切りやすくなります。
まとめ
・電気圧力鍋の肉じゃがは、加圧時間だけでなく切り方、水分量、具材の入れ方で仕上がりが変わる
・じゃがいもは大きめのひと口大にすると、加圧後も形が残りやすい
・水や調味料を入れすぎると味がぼやけやすいため、加圧後に煮詰めて調整すると作りやすい
・牛肉は定番感のある甘辛い肉じゃがに向き、豚こま肉は日常のおかずや節約を意識したい日に使いやすい
・鶏もも肉を使うと、食べごたえのある主菜向けの肉じゃがになる
・だしなしで作る場合は、玉ねぎをやや多めにし、肉のうまみと調味料のバランスで味を整える
・しらたきを多めに入れると、かさ増ししながら食べごたえを出しやすい
・作り置き向けにするなら、加圧後に汁気を少し飛ばすと弁当や翌日のおかずに回しやすい
・保存する場合は清潔な容器に入れ、長く常温に置かず、食べる前に中心まで温める
・異臭、ぬめり、変色などがある場合は、加熱しても無理に食べない
・余った肉じゃがは、卵とじ、丼風、カレー風味などに使い回すと食べ切りやすい
