電気圧力鍋は、野菜をまとめて蒸しておきたいときに便利です。 火加減を見続ける必要が少なく、にんじん、じゃがいも、ブロッコリー、キャベツ、なす、根菜などを副菜や作り置きに使いやすい状態にできます。
蒸し野菜は、味つけ前に保存しておくと、ごま和え、サラダ、スープ、主菜の付け合わせなどに展開しやすくなります。 炒め物より油を控えやすいので、献立に野菜を増やしたいときにも使いやすい調理法です。
ただし、電気圧力鍋は機種によって水分量や蒸し時間の目安が異なります。 野菜の大きさや水分の出やすさによっても仕上がりが変わるため、切り方、並べ方、味つけ、保存の仕方を押さえておくと失敗しにくくなります。
この記事では、電気圧力鍋で作りやすい蒸し野菜レシピを、副菜、弁当、作り置き、スープ展開まで使いやすい形でまとめます。
・電気圧力鍋で蒸し野菜を作る基本
・蒸し野菜に向く野菜と切り方のコツ
・作り置きや副菜に使いやすい蒸し野菜レシピ
・保存や食べ方で気をつけたいポイント
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
電気圧力鍋で蒸し野菜を作る基本
蒸し野菜は作り置きや副菜に使いやすい
電気圧力鍋で作る蒸し野菜は、まとめて加熱しておけるのが大きなメリットです。 にんじん、じゃがいも、ブロッコリー、キャベツなどを蒸しておくと、食事のたびに野菜を切って加熱する手間を減らしやすくなります。
蒸した野菜は、そのまま塩やポン酢で食べてもよく、和え物、温サラダ、スープ、主菜の付け合わせにも使えます。 味つけを濃く決めすぎずに保存しておくと、和風、洋風、中華風のどれにも合わせやすくなります。
作り置きとして使う場合は、味つけ前の蒸し野菜と、味つけ済みの副菜を分けて考えると便利です。 味つけ前の蒸し野菜はスープや付け合わせに回しやすく、味つけ済みの副菜は弁当や朝食に出しやすくなります。
また、蒸し調理は炒め油を多く使わずに野菜を加熱しやすい方法です。 カロリーや脂質を細かく計算しなくても、油の量を控えたい日や、野菜の副菜を増やしたい日に取り入れやすい調理法として使えます。
電気圧力鍋で蒸すときに向く野菜と注意したい野菜
電気圧力鍋の蒸し調理に向きやすいのは、加熱しても形が残りやすい野菜です。 にんじん、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、れんこん、ごぼう、ブロッコリー、カリフラワーなどは、蒸し野菜として使いやすい食材です。
キャベツ、なす、ピーマン、きのこ類も蒸し料理に使えますが、水分が出やすかったり、火が通るとやわらかくなりやすかったりします。 そのため、かたい野菜と同じ大きさで長く加熱すると、食感が残りにくいことがあります。
複数の野菜を一緒に蒸すときは、火の通りにくい野菜と、火の通りやすい野菜を分けて考えることが大切です。 にんじんやじゃがいもは小さめに切り、キャベツやなすは少し大きめに切ると、仕上がりの差を抑えやすくなります。
ブロッコリーのように加熱しすぎると色や食感が変わりやすい野菜は、短めの加熱から試すと扱いやすいです。 機種によって蒸し時間の感覚が違うため、最初は少量で試し、好みのかたさを見つけると日常使いしやすくなります。
水っぽくしないための切り方と並べ方
蒸し野菜が水っぽく感じる原因のひとつは、野菜から出た水分が残ったまま味つけすることです。 蒸した後は、ざるや皿に取り出して余分な水気を軽く切ると、味がぼやけにくくなります。
切り方も仕上がりに関わります。 かたい野菜は厚すぎると中心まで火が通りにくく、やわらかい野菜は細かく切りすぎると崩れやすくなります。
にんじんやじゃがいもは乱切りや厚めのいちょう切り、かぼちゃは一口大、キャベツは大きめのざく切りにすると使いやすいです。 ブロッコリーは小房に分け、茎も使う場合は外側のかたい部分をむいて薄めに切ると食べやすくなります。
並べ方は、火の通りにくい野菜を下、やわらかくなりやすい野菜を上にするのが基本です。 蒸し台や付属のかごを使うと、野菜が水に直接浸かりにくくなり、水っぽさを抑えやすくなります。
電気圧力鍋に入れる水の量は、機種ごとの指定を守る必要があります。 少なすぎると加熱不良の原因になり、多すぎると蒸すというより煮る仕上がりに近づくことがあるため、取扱説明書の範囲で調整します。
味つけは蒸した後に分けると使い回しやすい
蒸し野菜は、蒸した後に味つけするほうが使い回しやすくなります。 最初から濃い味をつけてしまうと、スープや別の副菜に展開しにくくなるためです。
基本の蒸し野菜を作っておき、食べる分だけごま、味噌、ポン酢、しょうが醤油、オリーブオイル少量、コンソメなどで味を変えると、同じ野菜でも飽きにくくなります。 弁当に入れる分は水気を抑えた和え物にし、夕食では温めて付け合わせにするなど、使う場面に合わせて調整できます。
味つけを後からする場合は、野菜が温かいうちに和えるか、冷めてから和えるかでも仕上がりが変わります。 温かいうちに和えると味がなじみやすく、冷めてから和えると食感が残りやすい場合があります。
作り置きにするなら、汁気の多い調味料を入れすぎないことも大切です。 水分が多いと保存中に味が薄まりやすく、弁当に入れるときにも扱いにくくなります。
保存するときは水気と冷まし方に気をつける
蒸し野菜を保存するときは、清潔な保存容器を使い、余分な水気を軽く切ってから入れます。 熱いままふたをすると容器内に水滴がつきやすいため、粗熱を取ってから冷蔵庫に入れると扱いやすくなります。
保存日数は、野菜の種類、調理後の扱い、季節、冷蔵庫の状態によって変わります。 長く置く前提ではなく、早めに食べ切る作り置きとして考えると安心です。
水分が多い野菜は、保存中にさらに水気が出ることがあります。 キャベツ、なす、きのこなどは、食べる前に水気を軽く切ってから味を足すと、味がぼやけにくくなります。
食べる前には、におい、色、ぬめり、カビなどの異変がないかを確認します。 少しでも違和感がある場合は、無理に食べないことが大切です。
冷凍保存は、野菜によって向き不向きがあります。 じゃがいもや水分の多い野菜は食感が変わりやすいため、冷凍よりも冷蔵で早めに使い切るほうが向く場合があります。
電気圧力鍋で作る蒸し野菜レシピ
基本の蒸し野菜ミックス
基本の蒸し野菜ミックスは、味つけ前の状態で作っておくシンプルな蒸し野菜です。 そのまま副菜にしてもよく、ごま和え、サラダ、スープ、カレーや肉料理の付け合わせにも使えます。
一度に複数の野菜を蒸すため、作り置きの土台として便利です。 野菜の種類は固定せず、家にあるものを組み合わせやすいのも使いやすい点です。
材料の目安
・にんじん:1本
・じゃがいも:2個
・ブロッコリー:1/2株
・キャベツ:2〜3枚
・水:機種の指定量
・塩:食べるときに少量
・好みのたれ:ポン酢、ごまだれ、味噌だれなど
作り方
- にんじんは乱切り、じゃがいもは一口大、ブロッコリーは小房に分け、キャベツは大きめのざく切りにします。
- 電気圧力鍋に機種指定の水を入れ、蒸し台または付属のかごをセットします。
- 火の通りにくいじゃがいもとにんじんを下に置き、ブロッコリーとキャベツを上にのせます。
- 蒸し機能または圧力調理で、野菜がやわらかくなるまで加熱します。
- 加熱後は圧が下がってからふたを開け、野菜を取り出して水気を軽く切ります。
- 食べる分だけ塩や好みのたれで味つけします。
作り置きしやすいポイント
・味つけ前で保存すると、和風にも洋風にも使い回しやすくなります
・かたい野菜とやわらかい野菜を同じ大きさにしないことで、食感の差を抑えやすくなります
・蒸した後に水気を切ると、保存中に味がぼやけにくくなります
・冷蔵庫にある野菜を組み合わせやすく、余り野菜の使い切りにも向いています
保存・食べ方の補足
・保存する場合は、粗熱を取ってから清潔な容器に入れます
・味つけせずに保存しておくと、翌日はごま和え、スープ、チーズ焼き風、肉料理の付け合わせなどに展開できます
・食べる前に水気が出ていたら、軽く切ってから味つけします
・冷たいまま食べてもよいですが、じゃがいもやにんじんは温め直すと食感が戻りやすくなります
蒸しブロッコリーとにんじんのごま和え
蒸したブロッコリーとにんじんを、すりごまと醤油で和える副菜です。 彩りがよく、弁当や朝食の一品にも使いやすいレシピです。
ブロッコリーは加熱しすぎるとやわらかくなりやすいため、にんじんより大きめに分けるか、仕上がりを見ながら調整します。 ごまを使うことで水気を吸いやすく、作り置きでも味がまとまりやすくなります。
材料の目安
・ブロッコリー:1/2株
・にんじん:1/2本
・すりごま:大さじ2
・醤油:小さじ2
・砂糖:小さじ1/2〜1
・水:機種の指定量
作り方
- ブロッコリーは小房に分け、茎を使う場合はかたい皮をむいて薄切りにします。
- にんじんは細めの拍子木切り、または薄めのいちょう切りにします。
- 電気圧力鍋に水を入れ、蒸し台またはかごをセットします。
- にんじんを下に置き、ブロッコリーを上にのせて加熱します。
- 加熱後、野菜を取り出して水気を軽く切ります。
- ボウルにすりごま、醤油、砂糖を混ぜ、蒸した野菜を和えます。
- 味を見て、薄ければ醤油を少量足します。
作り置きしやすいポイント
・すりごまが余分な水気を受け止めるため、弁当にも入れやすくなります
・にんじんを細めに切ると、ブロッコリーとの火通りをそろえやすくなります
・砂糖は控えめにしておくと、朝食や夕食の副菜にも合わせやすくなります
・彩りがよく、主菜が茶色っぽい日の付け合わせにも使いやすいです
保存・食べ方の補足
・保存する場合は、和えた後に余分な水気が出ていないか確認してから容器に入れます
・時間がたつとブロッコリーの色や食感が変わることがあるため、早めに食べ切る作り置きとして扱います
・弁当に入れるときは、汁気を軽く切ってから詰めます
・冷たいままでも食べやすいですが、においや状態に違和感がある場合は無理に使わないようにします
蒸しじゃがいもとかぼちゃの温サラダ
じゃがいもとかぼちゃを電気圧力鍋で蒸し、温かいうちに軽く味つけする温サラダです。 ほくほくした食感で満足感があり、主菜が軽い日の副菜にも使いやすい一品です。
マヨネーズを多く使わず、ヨーグルトや少量のマヨネーズ、塩こしょうでまとめると重くなりすぎません。 甘みのあるかぼちゃを入れることで、子どもや野菜が苦手な人にも出しやすくなります。
材料の目安
・じゃがいも:2個
・かぼちゃ:1/8個
・玉ねぎ:1/4個
・マヨネーズ:大さじ1
・プレーンヨーグルト、または牛乳:大さじ1
・塩:少量
・こしょう:少量
・水:機種の指定量
作り方
- じゃがいもは一口大に切り、水に軽くさらして水気を切ります。
- かぼちゃは種とわたを取り、一口大に切ります。
- 玉ねぎは薄切りにし、辛みが気になる場合は水にさらして水気を切ります。
- 電気圧力鍋に水を入れ、蒸し台またはかごをセットします。
- じゃがいもとかぼちゃを入れて、やわらかくなるまで加熱します。
- 加熱後、熱いうちに軽くつぶし、玉ねぎを加えます。
- マヨネーズ、ヨーグルトまたは牛乳、塩、こしょうを加えて混ぜます。
作り置きしやすいポイント
・じゃがいもとかぼちゃは蒸すと水っぽくなりにくく、温サラダにしやすいです
・マヨネーズを少量にして、ヨーグルトや牛乳でのばすと重さを調整しやすくなります
・主菜が焼き魚や鶏肉など軽めの日に添えると、献立の満足感を出しやすくなります
・かぼちゃの甘みを活かすため、味つけは濃くしすぎないほうが使い回しやすいです
保存・食べ方の補足
・じゃがいもやかぼちゃは、冷蔵すると食感が変わることがあります
・食べるときに少し温め直すと、冷たいままより食べやすくなる場合があります
・保存するときは、清潔な容器に入れて冷蔵し、早めに食べ切ります
・弁当に入れる場合は、汁気が出ていないか確認し、しっかり冷ましてから詰めます
蒸しキャベツと鶏むねのさっぱり副菜
キャベツと鶏むね肉を電気圧力鍋で加熱し、ポン酢やしょうがでさっぱり食べる副菜です。 野菜だけでは物足りないときに、たんぱく質を加えた主菜寄りの一品として使えます。
鶏むね肉は加熱しすぎるとかたくなりやすいため、厚みをそろえることが大切です。 キャベツの水分でしっとり食べやすくなり、夕食の副菜にも弁当のおかずにも使いやすいです。
材料の目安
・キャベツ:1/4玉
・鶏むね肉:1枚
・酒:大さじ1
・塩:少量
・ポン酢:大さじ2
・おろししょうが:小さじ1
・白ごま:適量
・水:機種の指定量
作り方
- キャベツは大きめのざく切りにします。
- 鶏むね肉は厚い部分を開き、全体の厚みをそろえます。
- 鶏むね肉に酒と塩をなじませます。
- 電気圧力鍋に水を入れ、蒸し台またはかごをセットします。
- キャベツを下に敷き、鶏むね肉をのせて加熱します。
- 加熱後、鶏むね肉の中心まで火が通っていることを確認します。
- 鶏むね肉を食べやすく裂き、キャベツと合わせます。
- ポン酢、おろししょうが、白ごまで和えます。
作り置きしやすいポイント
・キャベツを多めに使うと、鶏むね肉の量が少なめでも満足感を出しやすくなります
・ポン酢としょうがで味をつけると、冷めても食べやすい副菜になります
・鶏むね肉を裂いて野菜と混ぜると、少量でも全体に行き渡りやすくなります
・主菜が足りない日の一品や、弁当のおかずにも回しやすいです
保存・食べ方の補足
・鶏肉を使うため、保存時は特に清潔な容器を使い、早めに冷蔵します
・食べる前にはにおいや状態を確認し、必要に応じてしっかり温め直します
・弁当に入れる場合は、汁気を切ってから詰めます
・キャベツから水分が出やすいため、ポン酢は食べる直前に足してもおいしく食べられます
蒸しなすとピーマンのしょうが醤油和え
なすとピーマンを蒸して、しょうが醤油で和えるご飯に合う副菜です。 炒め油を多く使わずに、なすをやわらかく食べられるのが特徴です。
なすは蒸すと水分を含んでやわらかくなりやすいため、加熱後に水気を軽く切ると味がまとまります。 ピーマンの風味としょうがを合わせることで、さっぱりしながらも物足りなさを感じにくい副菜になります。
材料の目安
・なす:2本
・ピーマン:2個
・おろししょうが:小さじ1
・醤油:大さじ1
・みりん:小さじ1
・ごま油:小さじ1
・かつお節:適量
・水:機種の指定量
作り方
- なすはへたを取り、縦半分に切ってから食べやすい長さに切ります。
- ピーマンは種を取り、太めの細切りにします。
- 電気圧力鍋に水を入れ、蒸し台またはかごをセットします。
- なすとピーマンを入れて、やわらかくなるまで加熱します。
- 加熱後、野菜を取り出して水気を軽く切ります。
- ボウルにおろししょうが、醤油、みりん、ごま油を混ぜます。
- 蒸したなすとピーマンを加えて和え、仕上げにかつお節をのせます。
作り置きしやすいポイント
・なすは油を吸いやすい野菜ですが、蒸すと少量のごま油でも風味をつけやすくなります
・しょうがを使うと味が締まり、冷めても食べやすくなります
・ピーマンを太めに切ると、加熱後も存在感が残りやすくなります
・夏野菜や余ったなすの使い切りにも向いています
保存・食べ方の補足
・なすは保存中に色や水分が変わりやすい野菜です
・保存する場合は、余分な水気を切ってから容器に入れ、早めに食べ切ります
・冷やして食べても、軽く温め直して食べても合います
・ご飯にのせたり、冷奴に添えたりすると、少量でも使い回しやすくなります
蒸し根菜の味噌マヨ風和え
れんこん、ごぼう、にんじんを蒸し、味噌と少量のマヨネーズで和える副菜です。 噛みごたえがあり、弁当や作り置きにも使いやすいレシピです。
根菜は加熱に時間がかかりやすい食材ですが、電気圧力鍋を使うとまとめてやわらかくしやすくなります。 味噌を使うことで、少ない調味料でも味がまとまりやすくなります。
材料の目安
・れんこん:150g
・ごぼう:1/2本
・にんじん:1/2本
・味噌:大さじ1
・マヨネーズ:大さじ1
・酢:小さじ1
・白ごま:適量
・水:機種の指定量
作り方
- れんこんは皮をむき、薄めの半月切りにします。
- ごぼうはよく洗い、斜め薄切りにして水にさらします。
- にんじんは薄めの半月切り、またはいちょう切りにします。
- 電気圧力鍋に水を入れ、蒸し台またはかごをセットします。
- 根菜を入れて、食べやすいやわらかさになるまで加熱します。
- 加熱後、野菜を取り出して水気を切ります。
- ボウルに味噌、マヨネーズ、酢を混ぜ、根菜を和えます。
- 仕上げに白ごまを加えます。
作り置きしやすいポイント
・根菜は冷めても食べごたえが残りやすく、弁当向きの副菜にしやすいです
・味噌を使うと味がぼやけにくく、少量でも満足感を出しやすくなります
・マヨネーズは入れすぎず、味噌と酢で風味を補うと重くなりすぎません
・れんこんやごぼうを使うことで、余りがちな根菜の使い切りにも役立ちます
保存・食べ方の補足
・保存するときは、根菜の水気をしっかり切ってから和えると味が薄まりにくくなります
・冷蔵後に味が濃く感じる場合は、蒸し野菜を足して調整できます
・弁当に入れる場合は、汁気が少ない状態にしてから詰めます
・ごまを多めに加えると水分を受け止めやすく、食べやすい副菜になります
蒸し野菜のコンソメスープ展開
作り置きした蒸し野菜を使い、短時間で作るコンソメスープです。 蒸し野菜をそのまま食べるだけでなく、汁物に展開したいときに便利です。
あらかじめ野菜に火が通っているため、煮込み時間を長くしなくても作りやすいです。 朝食、昼食、夕食の汁物に使いやすく、残った蒸し野菜の使い切りにも向いています。
材料の目安
・基本の蒸し野菜ミックス:茶碗1〜2杯分
・玉ねぎ:1/4個
・ベーコン、または鶏むね肉少量:好みで
・水:400ml
・顆粒コンソメ:小さじ2程度
・塩:少量
・こしょう:少量
作り方
- 玉ねぎは薄切りにします。
- ベーコンや鶏むね肉を使う場合は、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に水、玉ねぎ、ベーコンまたは鶏むね肉を入れて加熱します。
- 玉ねぎがやわらかくなったら、蒸し野菜を加えます。
- 顆粒コンソメを加え、全体が温まるまで煮ます。
- 塩、こしょうで味を調えます。
作り置きしやすいポイント
・蒸し野菜をスープに展開すると、残った野菜を無理なく使い切りやすくなります
・野菜に火が通っているため、短時間で汁物を用意しやすくなります
・味つけ前の蒸し野菜を使うと、コンソメ味にもなじみやすいです
・少量の肉やベーコンを加えると、軽い主菜代わりにもなります
保存・食べ方の補足
・スープにした後は、蒸し野菜だけの状態より水分が多くなります
・保存する場合は、清潔な容器に入れ、早めに食べ切る前提で扱います
・再加熱するときは、全体がしっかり温まるようにします
・じゃがいもやかぼちゃを入れたスープは崩れやすいため、混ぜすぎないようにすると食感を残しやすいです
蒸しさつまいもときのこの作り置きおかず
さつまいもときのこを蒸して、醤油と少量のバターで風味をつける作り置きおかずです。 さつまいもの甘みときのこのうまみが合い、冷めても食べやすい副菜になります。
朝食、弁当、夕食の副菜に使いやすく、甘い味つけに偏りすぎないように醤油でまとめます。 きのこを加えることで、さつまいもだけより食事のおかずとして使いやすくなります。
材料の目安
・さつまいも:1本
・しめじ:1/2パック
・まいたけ:1/2パック
・醤油:小さじ2
・バター:5〜10g
・黒こしょう:好みで少量
・水:機種の指定量
作り方
- さつまいもはよく洗い、皮つきのまま輪切り、または半月切りにします。
- しめじとまいたけは石づきを取り、食べやすくほぐします。
- 電気圧力鍋に水を入れ、蒸し台またはかごをセットします。
- さつまいもを下に置き、きのこを上にのせます。
- さつまいもがやわらかくなるまで加熱します。
- 加熱後、余分な水気を軽く切ります。
- 温かいうちに醤油とバターを加えて和えます。
- 好みで黒こしょうをふります。
作り置きしやすいポイント
・さつまいもは冷めても甘みを感じやすく、弁当や朝食に使いやすいです
・きのこを加えると、甘さだけでなくうまみも出て副菜らしくまとまります
・バターは少量でも風味が出やすいため、入れすぎずに調整しやすいです
・食物繊維を含む食材を組み合わせやすく、野菜の副菜を増やしたい日に向いています
保存・食べ方の補足
・さつまいもは冷蔵すると少しかたく感じることがあります
・食べる前に軽く温めると、バターの風味が戻りやすくなります
・きのこは水分が出やすいため、保存前に余分な水気を切ります
・弁当に入れる場合は、しっかり冷ましてから詰め、汁気が多い部分は避けると扱いやすいです
蒸し野菜を献立に使い回すコツ
副菜として使うときは味つけを変える
蒸し野菜を副菜として使うときは、同じ野菜でも味つけを変えると飽きにくくなります。 にんじんやブロッコリーはごま和え、じゃがいもやかぼちゃは温サラダ、なすやピーマンはしょうが醤油など、野菜の特徴に合わせると食べやすくなります。
作り置きの蒸し野菜は、最初から全量に味をつけなくても大丈夫です。 半分は味つけ済みの副菜にし、残りは翌日のスープや付け合わせに回すと、同じ調理でも違う献立に見せやすくなります。
味つけの濃さは、主菜とのバランスで考えます。 焼き魚や照り焼きなど味が濃い主菜には薄めの温野菜、淡白な主菜には味噌だれやごま和えなどを合わせると、献立全体がまとまりやすくなります。
弁当に入れるときは水気を抑える
蒸し野菜を弁当に入れるときは、水気を抑えることが大切です。 加熱後すぐに詰めるのではなく、余分な水分を切り、しっかり冷ましてから入れます。
ごま、かつお節、味噌、少量のマヨネーズなどは、汁気を抑えながら味をつけやすい調味料です。 ポン酢や醤油を多く使うと水分が出やすくなるため、弁当用には少量ずつ加えると扱いやすくなります。
ブロッコリー、にんじん、根菜、さつまいもなどは、弁当に入れやすい蒸し野菜です。 なすやキャベツなど水分が出やすい野菜は、汁気を切ってから別カップに入れると、ほかのおかずに味が移りにくくなります。
スープや主菜の付け合わせに展開する
味つけ前の蒸し野菜は、スープや主菜の付け合わせに展開しやすいです。 コンソメスープ、味噌汁、カレー風味のスープなどに加えると、短時間で野菜入りの汁物を作れます。
肉や魚の付け合わせにする場合は、軽く温めて塩やこしょうをふるだけでも使えます。 鶏むね肉、豚しゃぶ、焼き鮭、ハンバーグなど、主菜の味に合わせてたれを変えると合わせやすくなります。
蒸し野菜はすでに火が通っているため、再加熱しすぎると崩れることがあります。 スープに入れるときは最後に加え、全体が温まる程度にすると食感を残しやすいです。
余った野菜は状態を見ながら早めに使い切る
蒸し野菜は便利ですが、作り置きしたからといって長く置けるものではありません。 保存状態や季節によって傷みやすさは変わるため、早めに使い切る前提で作ることが大切です。
余った蒸し野菜は、翌日の朝食、弁当、昼食のスープ、夕食の付け合わせなど、使う場面を決めておくと残りにくくなります。 味つけ前の野菜は、カレーやシチュー、味噌汁、卵焼きの具にも使えます。
食べる前には、におい、色、ぬめり、カビなどの異変がないかを確認します。 違和感がある場合は、再加熱して食べようとせず、無理に使わないようにします。
まとめ
・電気圧力鍋の蒸し野菜は、まとめて加熱して副菜や作り置きに使いやすい
・味つけ前で保存すると、ごま和え、スープ、付け合わせなどに展開しやすい
・にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、根菜は蒸し野菜に向きやすい
・キャベツ、なす、きのこは水分が出やすいため、加熱後に水気を切ると扱いやすい
・かたい野菜は小さめ、やわらかい野菜は大きめに切ると仕上がりをそろえやすい
・蒸し台や付属かごを使うと、野菜が水に浸かりにくく水っぽさを抑えやすい
・水の量や蒸し時間は機種によって異なるため、取扱説明書の範囲で調整する
・弁当に入れる蒸し野菜は、汁気を切ってしっかり冷ましてから詰める
・作り置きは清潔な容器に入れ、粗熱を取ってから冷蔵し、早めに食べ切る
・異臭、変色、ぬめり、カビなどの異変がある場合は無理に食べない
・価格や栄養は食材や分量で変わるため、使い切りや油の量を調整する工夫として考える
