朝のお弁当作りは、時間がない中で主菜と副菜をそろえる必要があるため、手順が多いレシピだと続けにくくなります。
簡単に作るなら、火の通りやすい食材を選び、汁気を減らし、冷めても食べやすい味付けにすることが大切です。
この記事では、鶏むね肉、豚こま肉、卵、ちくわ、にんじん、ブロッコリー、ツナ、鮭フレークなど、家庭で使いやすい食材を中心にしたお弁当レシピを紹介します。
朝に作りやすい主菜、副菜、主食風のレシピを組み合わせているので、毎日のお弁当作りに無理なく取り入れやすい内容です。
作り置きできるおかずもありますが、保存状態や季節によって傷みやすさは変わります。
清潔な容器に入れる、粗熱を取る、再加熱後はしっかり冷ますなど、基本的な扱いもあわせて意識しておくと安心です。
・朝でも作りやすい簡単なお弁当おかず
・主菜と副菜を組み合わせる考え方
・汁気を減らして詰めやすくするコツ
・作り置きや前日準備で気をつけたいこと
作りたいレシピから見たい場合は、目次から気になる項目を選んでください。
簡単なお弁当レシピを朝に作りやすくするコツ
お弁当レシピを簡単にするには、短い時間で作れることだけでなく、詰めやすさや冷めた後の食べやすさも大切です。
朝は調理に使える時間が限られるため、火の通りが遅い食材や手順が多い料理ばかりを選ぶと、負担が大きくなります。
まずは、主菜を1品、副菜を1〜2品、必要に応じて混ぜごはん風の主食を足すように考えると、お弁当全体を組み立てやすくなります。
すべてを朝に作ろうとせず、前日に野菜を切る、作り置きできる副菜を用意するなど、作業を分けるのも続けやすい方法です。
火の通りやすい食材と切り方を選ぶ
朝のお弁当作りでは、火の通りやすさが大きなポイントになります。
鶏むね肉や豚こま肉は、厚いまま焼くよりも、そぎ切りや小さめに切るほうが短時間で加熱しやすくなります。
野菜も、にんじんは細切り、じゃがいもは小さめ、ピーマンは薄切りにすると、炒め時間を抑えやすいです。
食材を大きく切ると食べごたえは出ますが、朝は中心まで火が通るまでに時間がかかります。
お弁当では、冷めてから食べることも考え、ひと口で食べやすい大きさにしておくと詰めやすくなります。
特に肉や卵を使う場合は、表面だけでなく中までしっかり火を通すことを意識します。
火の通りが早い食材を選ぶと、調理時間が短くなるだけでなく、焦げつきや生焼けも防ぎやすくなります。
慣れていないうちは、厚みのある肉をそのまま焼くより、薄切り肉や細切れ肉、そぎ切りにした鶏むね肉を使うと扱いやすいです。
汁気を減らして詰めやすくする
お弁当おかずは、汁気を少なく仕上げると詰めやすくなります。
汁気が多いまま詰めると、ごはんに味が移りすぎたり、ほかのおかずが水っぽくなったりしやすいです。
炒め物は仕上げに水分を飛ばし、和え物は水気をしっかり切ってから味付けします。
調味料は多く入れすぎず、少量をからめるように使うと、お弁当に向いた仕上がりになります。
しょうゆ、みりん、砂糖を使った甘辛味はごはんに合いやすいですが、煮汁が残るほど入れると汁もれの原因になります。
仕上げにかつお節、すりごま、青のりなどを加えると、余分な水分を吸いやすく、風味も足せます。
ブロッコリーやゆで野菜を使う場合は、加熱後に水気をよく切ることが大切です。
キッチンペーパーで軽く押さえるだけでも、弁当箱の中で水分が出にくくなります。
和え物にするときは、冷ましてから調味料をからめると、味がなじみやすくなります。
主菜と副菜を分けて考える
お弁当を作るときは、主菜と副菜を分けて考えると迷いにくくなります。
主菜は、肉、卵、魚、ツナ、ちくわなど、たんぱく質源になる食材を中心にします。
副菜は、にんじん、ブロッコリー、ピーマン、じゃがいもなどを使い、色や食感を足す役割にします。
主菜ばかりを詰めると味が濃くなりやすく、副菜ばかりだと食べごたえが物足りなく感じることがあります。
鶏むね肉の照り焼き風に、ブロッコリーのおかか和えやにんじんしりしり風を合わせるように、色と味の違うおかずを組み合わせると食べやすいお弁当になります。
また、赤、黄、緑の食材を少しずつ入れると、見た目も整いやすくなります。
にんじんのオレンジ、卵の黄色、ブロッコリーやピーマンの緑は、手軽に彩りを足しやすい食材です。
見た目を整えるために特別な食材を使わなくても、普段の野菜を切り方や味付けで変えるだけで印象が変わります。
作り置きと朝調理を組み合わせる
すべてのおかずを朝に作ると、時間が足りなくなりやすいです。
そのため、前日に準備できるものと、朝に作るものを分けると負担を減らせます。
にんじんしりしり風やブロッコリーのおかか和えは、前日に作っておくと朝は詰めやすくなります。
一方で、肉の照り焼き風や豚こまピーマン炒めは、朝に焼いたほうが香ばしさを出しやすいです。
ただし、肉を切って下味をなじませるところまで前日に済ませておくと、朝の作業は焼くだけに近くなります。
下ごしらえをしておく場合も、清潔な容器に入れて冷蔵し、早めに使い切るようにします。
作り置きは便利ですが、保存状態や季節によって傷みやすさが変わります。
見た目やにおいに違和感がある場合は、無理にお弁当に入れないことが大切です。
朝に使う前には状態を見て、必要に応じて温め直し、しっかり冷ましてから詰めます。
詰める前に冷ます習慣をつける
お弁当のおかずは、詰める前に粗熱を取ることが大切です。
温かいままふたをすると、弁当箱の中に水滴がつきやすくなり、ごはんやおかずが水っぽくなることがあります。
特に卵料理や炒め物は、できたてをすぐ詰めるのではなく、少し広げて冷ましてから入れます。
冷ますときは、清潔な皿やバットに移し、熱がこもらないようにします。
長時間出しっぱなしにする必要はありませんが、ふたをする前に蒸気が落ち着いている状態にしておくと扱いやすいです。
ごはんも熱いまま詰めるより、少し冷ましてからおかずをのせると、全体の水分がこもりにくくなります。
また、汁気のあるおかずと乾いたおかずを隣り合わせにすると、味や水分が移ることがあります。
カップや仕切りを使う、汁気を切ってから詰めるなど、少しの工夫で食べるときの状態が変わります。
朝でも作りやすい簡単お弁当おかず8選
ここからは、朝でも作りやすい簡単なお弁当おかずを紹介します。
主菜、副菜、ボリュームおかず、主食風を分けて入れているので、組み合わせながら使いやすい内容です。
どのレシピも、材料を増やしすぎず、家庭で用意しやすい食材を中心にしています。
鶏むね肉の照り焼き風
鶏むね肉の照り焼き風は、少ない材料で作りやすい主菜です。
鶏むね肉はそぎ切りにして焼くと火が通りやすく、甘辛い味付けにすると冷めてもごはんに合わせやすくなります。
お弁当の中心になるおかずがほしい日に向いています。
材料の目安
・鶏むね肉:1/2枚
・片栗粉:小さじ1〜2
・しょうゆ:小さじ2
・みりん:小さじ2
・砂糖:小さじ1
・油:少量
作り方
- 鶏むね肉は薄めのそぎ切りにし、食べやすい大きさにします。
- 鶏むね肉に片栗粉を薄くまぶします。
- フライパンに油を薄くひき、鶏むね肉を並べて両面を焼きます。
- 中まで火が通ったら、しょうゆ、みりん、砂糖を加えます。
- 調味料をからめながら、汁気が少なくなるまで加熱します。
- 皿に取り出し、粗熱を取ってからお弁当に詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・そぎ切りにすると厚みが出にくく、朝でも火を通しやすいです。
・片栗粉を薄くまぶすと調味料がからみやすく、汁気も残りにくくなります。
・調味料を入れた後は、煮汁が多く残らないように軽く煮詰めると詰めやすいです。
保存・食べ方の補足
・作り置きにする場合は、清潔な容器に入れて冷蔵し、状態を見ながら早めに食べます。
・前日に作ったものをお弁当に入れる場合は、必要に応じて温め直し、しっかり冷ましてから詰めます。
・照り焼き味はごはんに合いやすいので、白ごはんの横に詰めると主菜としてまとまりやすいです。
豚こまピーマン炒め
豚こまピーマン炒めは、短時間で作りやすい満足感のある主菜です。
豚こま肉は切らずに使えることも多く、ピーマンは薄切りにすると火が通りやすくなります。
しょうゆベースの味付けにすると、ごはんが進みやすいお弁当おかずになります。
材料の目安
・豚こま肉:100g
・ピーマン:1〜2個
・しょうゆ:小さじ2
・酒:小さじ2
・みりん:小さじ1
・おろししょうが:少量
・油:少量
作り方
- ピーマンは種とへたを取り、細切りにします。
- 豚こま肉が大きい場合は、食べやすい長さに切ります。
- フライパンに油を薄くひき、豚こま肉を炒めます。
- 肉の色が変わってきたら、ピーマンを加えて炒めます。
- しょうゆ、酒、みりん、おろししょうがを加えます。
- 汁気を飛ばしながら炒め、全体に味をからめます。
- 粗熱を取ってからお弁当に詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・豚こま肉は火の通りが早く、朝の炒め物に使いやすいです。
・ピーマンを細切りにすると、短時間でしんなりして肉となじみやすくなります。
・しょうがを少量入れると風味が出て、冷めても食べやすくなります。
保存・食べ方の補足
・炒め物は水分が残ると詰めにくいため、仕上げにしっかり汁気を飛ばします。
・作ってからすぐ詰める場合も、温かいままふたをせず、粗熱を取ってから入れます。
・ごはんの上にのせる場合は、汁気が少ない状態にしてからのせると食べやすいです。
卵とカニカマのレンジ蒸し
卵とカニカマのレンジ蒸しは、火を使わずに作れるお弁当向けのおかずです。
電子レンジで作れるため、フライパンで主菜を作っている間にも用意しやすいです。
カニカマを入れると色味が出やすく、卵だけよりも見た目に変化がつきます。
材料の目安
・卵:1個
・カニカマ:1〜2本
・水:小さじ1
・めんつゆまたはしょうゆ:少量
・好みで小ねぎ:少量
作り方
- 耐熱容器に卵を割り入れ、水とめんつゆまたはしょうゆを加えて混ぜます。
- カニカマをほぐして加え、全体を軽く混ぜます。
- ふんわりとラップをかけ、電子レンジで加熱します。
- 一度取り出して軽く混ぜ、必要に応じて追加で加熱します。
- 中まで火が通ったら取り出し、粗熱を取ります。
- 食べやすい大きさに分けてお弁当に詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・電子レンジで作れるので、朝のコンロ待ちを減らしやすいです。
・カニカマの塩気があるため、調味料は入れすぎないほうが味がまとまりやすいです。
・加熱しすぎるとかたくなりやすいので、様子を見ながら少しずつ加熱します。
保存・食べ方の補足
・卵のおかずは中までしっかり火を通してから使います。
・お弁当に入れる場合は、加熱後に粗熱を取り、余分な水分が出ていないか見てから詰めます。
・作り置きよりも、朝に作って入れるほうが扱いやすいレシピです。
ちくわの磯辺焼き
ちくわの磯辺焼きは、少ない材料で作れる副菜です。
青のりを使うことで香りがつき、冷めても食べやすいおかずになります。
ちくわは切って焼くだけでも形が安定しやすく、お弁当のすき間にも詰めやすい食材です。
材料の目安
・ちくわ:2本
・片栗粉または小麦粉:小さじ1〜2
・青のり:小さじ1/2
・水:小さじ2程度
・油:少量
作り方
- ちくわを斜め切り、または食べやすい長さに切ります。
- ボウルに片栗粉または小麦粉、青のり、水を入れて混ぜます。
- ちくわに衣を薄くからめます。
- フライパンに油を薄くひき、ちくわを焼きます。
- 表面が軽く焼けたら取り出します。
- 粗熱を取ってからお弁当に詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・衣は厚くしすぎず、薄くからめると短時間で焼きやすいです。
・青のりの風味があるため、調味料を足さなくても食べやすくなります。
・ちくわは形が崩れにくく、弁当箱のすき間を埋めるおかずとして使いやすいです。
保存・食べ方の補足
・焼いた後は、余分な油を軽く切ってから冷まします。
・お弁当に入れるときは、ほかのおかずに油が移りすぎないように、カップに入れると詰めやすいです。
・味が足りない場合は、焼く前の衣に少量のしょうゆを混ぜても使いやすいです。
にんじんしりしり風
にんじんしりしり風は、彩りを足しやすい野菜副菜です。
にんじんを細切りにして炒めるため、火が通りやすく、朝でも作りやすいです。
卵やツナを加える作り方もありますが、ここではお弁当に合わせやすいシンプルな副菜としてまとめます。
材料の目安
・にんじん:1/2本
・卵:1個
・しょうゆ:小さじ1
・みりん:小さじ1
・油:少量
・白ごま:好みで少量
作り方
- にんじんは細切りにします。
- 卵は溶いておきます。
- フライパンに油を薄くひき、にんじんを炒めます。
- にんじんがしんなりしてきたら、しょうゆとみりんを加えます。
- 溶き卵を回し入れ、全体を炒め合わせます。
- 卵に火が通ったら、好みで白ごまを加えます。
- 粗熱を取ってからお弁当に詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・にんじんを細く切ると、短時間で火が通りやすくなります。
・卵を加えると黄色が入り、彩りがよくなります。
・白ごまを加えると風味が出て、余分な水分もなじみやすくなります。
保存・食べ方の補足
・作り置きにする場合は、清潔な容器に入れて冷蔵し、早めに食べます。
・卵を使っているため、お弁当に入れる前には状態を確認し、必要に応じて温め直してから冷まします。
・ごはんの横に入れるだけでなく、肉おかずの横に添えると色のバランスを整えやすいです。
ブロッコリーのおかか和え
ブロッコリーのおかか和えは、緑色を足したいときに便利な副菜です。
おかかを使うことで水分がなじみやすく、しょうゆ少量でも味がまとまりやすくなります。
冷凍ブロッコリーを使う場合も、水気をしっかり切ればお弁当に使いやすいです。
材料の目安
・ブロッコリー:小房4〜5個
・かつお節:ひとつまみ
・しょうゆ:少量
・白ごま:好みで少量
作り方
- ブロッコリーは小房に分けます。
- ゆでる、または電子レンジで中まで加熱します。
- 加熱後はざるに上げ、水気をしっかり切ります。
- 食べやすい大きさに整えます。
- かつお節、しょうゆ、好みで白ごまを加えて和えます。
- 粗熱を取ってからお弁当に詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・ブロッコリーは小房にしておくと、お弁当のすき間に入れやすいです。
・かつお節を加えると水分がなじみ、味もからみやすくなります。
・しょうゆは少量にして、汁気が出すぎないようにします。
保存・食べ方の補足
・ブロッコリーは加熱後に水気が残りやすいため、しっかり切ってから和えます。
・前日に加熱しておく場合は、清潔な容器に入れて冷蔵し、使う前に状態を見ます。
・お弁当に詰めるときは、カップに入れるとほかのおかずに水分が移りにくくなります。
ツナじゃがカレー炒め
ツナじゃがカレー炒めは、じゃがいもで食べごたえを出せる副菜兼ボリュームおかずです。
カレー風味にすると冷めても味がぼやけにくく、ごはんにも合わせやすくなります。
じゃがいもは小さめに切るか、電子レンジで先に加熱しておくと朝でも作りやすいです。
材料の目安
・じゃがいも:1個
・ツナ缶:1/2缶
・カレー粉:少量
・しょうゆ:小さじ1
・油:少量
・好みで黒こしょう:少量
作り方
- じゃがいもは皮をむき、小さめの角切りまたは細切りにします。
- 耐熱容器に入れ、電子レンジでやわらかくなるまで加熱します。
- フライパンに油を薄くひき、じゃがいもを炒めます。
- ツナを加え、全体を炒め合わせます。
- カレー粉としょうゆを加え、味をなじませます。
- 水分を飛ばしながら炒め、粗熱を取ってから詰めます。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・じゃがいもを先に電子レンジで加熱すると、フライパンでの調理時間を短くできます。
・ツナのうまみを使うため、調味料を増やしすぎなくても味がまとまりやすいです。
・カレー粉を少量使うと、冷めても香りが残りやすく、お弁当に向きます。
保存・食べ方の補足
・じゃがいもは水分が残ると食感が変わりやすいため、仕上げに軽く炒めて水分を飛ばします。
・ツナ缶の油や水分は、使う量を見ながら調整します。
・お弁当に入れる場合は、しっかり冷ましてからカップに入れると詰めやすいです。
鮭フレークと枝豆の混ぜごはん風
鮭フレークと枝豆の混ぜごはん風は、おかずが少ない日にも使いやすい主食風レシピです。
白ごはんに混ぜるだけで色味が出やすく、枝豆を加えることで食感も足せます。
朝にごはんを詰めるとき、手軽に変化をつけたい場合に向いています。
材料の目安
・ごはん:茶碗1杯分
・鮭フレーク:大さじ1〜2
・冷凍枝豆:適量
・白ごま:少量
・好みで少量のしょうゆ
作り方
- 冷凍枝豆は表示に合わせて加熱し、さやから出します。
- ごはんをボウルに入れ、鮭フレークと枝豆を加えます。
- 白ごまを加えて全体を混ぜます。
- 味を見て、必要であればしょうゆを少量加えます。
- 弁当箱に詰め、粗熱を取ってからふたをします。
テーマに合わせて作りやすいポイント
・鮭フレークを使うと、魚を焼く手間を減らしながら風味を足せます。
・枝豆を入れると緑色が加わり、お弁当全体の見た目が整いやすくなります。
・ごはんに混ぜるだけなので、朝のおかず作りに時間をかけられない日に使いやすいです。
保存・食べ方の補足
・混ぜごはん風にする場合は、ごはんを清潔なしゃもじで扱い、具材も加熱や解凍を済ませてから使います。
・熱いままふたをすると水分がこもりやすいため、弁当箱に詰めた後は少し冷ましてからふたをします。
・鮭フレークの塩分は商品によって違うため、味を見て調味料を足しすぎないようにします。
お弁当おかずを作るときの保存と詰め方の注意点
簡単なお弁当レシピは、作りやすさだけでなく、保存や詰め方も大切です。
朝に作ったおかずでも、温かいままふたをすると水分がこもりやすくなります。
前日に作ったおかずを使う場合は、保存中の状態を見て、必要に応じて温め直してから冷ます流れを意識します。
お弁当は持ち歩く時間や季節によって状態が変わりやすいです。
無理に長く保存するより、作ったものを早めに食べることを基本にします。
異臭、変色、ぬめり、酸っぱいにおいなどの違和感がある場合は、お弁当に入れないようにします。
作り置きは清潔な容器で保存する
作り置きするおかずは、清潔な保存容器に入れることが大切です。
調理後は粗熱を取り、必要以上に長く常温に置かず、冷蔵庫で保存します。
保存容器に水分や汚れが残っていると、食品の状態が悪くなりやすいため、よく洗って乾かしたものを使います。
また、取り分けるときは清潔な箸やスプーンを使います。
食卓で使った箸をそのまま保存容器に入れると、傷みやすくなる場合があります。
お弁当用に使う分だけを取り出し、残りはできるだけ清潔な状態で保管します。
保存日数は、食材、味付け、季節、冷蔵庫の状態によって変わります。
日数だけで判断せず、見た目やにおい、食感に違和感がないかを確認し、少しでも不安がある場合は使わないようにします。
前日のおかずは状態を見てから使う
前日に作ったおかずをお弁当に入れる場合は、朝に状態を見てから使います。
冷蔵庫に入れていたとしても、食材や保存状態によって傷みやすさは変わります。
特に卵、肉、魚、ツナを使ったおかずは、においや見た目に違和感がないか確認します。
必要に応じて温め直す場合は、中心までしっかり温まるようにします。
温めた後は、そのまますぐふたをせず、粗熱を取ってから弁当箱に詰めます。
温め直したおかずは水分が出ることもあるため、詰める前に汁気を切ると食べやすくなります。
前日準備をするなら、肉を切る、野菜を洗って切る、調味料を合わせるなど、加熱前の下ごしらえだけにする方法もあります。
朝に火を通すことで、できたてに近い状態で詰めやすくなります。
ただし、下ごしらえした食材も清潔に扱い、冷蔵保存して早めに使うことが大切です。
水気を切ってから詰める
お弁当をおいしく食べるには、水気を切ってから詰めることが大切です。
ゆでた野菜や電子レンジで加熱した野菜は、見た目以上に水分を含んでいることがあります。
ブロッコリー、にんじん、じゃがいもなども、加熱後に水気を切ってから味付けすると、弁当箱の中で水っぽくなりにくいです。
和え物は、調味料を入れる前に水気を取ります。
しょうゆやめんつゆを多く入れると味はつきやすくなりますが、汁気が増えてしまいます。
おかか、すりごま、青のりなどを使うと、風味を足しながら水分をなじませやすいです。
炒め物は、最後に少し火を強めて水分を飛ばすと詰めやすくなります。
ただし、焦げないように全体を混ぜながら仕上げます。
汁気が少ないおかずは、ごはんやほかのおかずに味が移りにくく、食べるときのまとまりもよくなります。
温かいおかずは冷ましてからふたをする
お弁当のおかずは、温かいままふたをしないことが大切です。
ふたをした中で蒸気がこもると、水滴がつき、ごはんやおかずが水っぽくなることがあります。
できあがったおかずは、清潔な皿に広げて粗熱を取り、蒸気が落ち着いてから詰めます。
朝は時間がないため、冷ます時間を短くしたい場合は、おかずを厚く重ねずに広げると熱が逃げやすくなります。
弁当箱に詰めた後も、すぐにふたをせず、少し置いてから閉めると水分がこもりにくくなります。
ごはんも熱々のままより、少し冷ましてからおかずを合わせると扱いやすいです。
ただし、長時間常温に置くことは避けます。
粗熱を取ることと、長く放置することは別に考えます。
清潔に扱い、必要以上に時間をかけずに準備することが、お弁当作りでは大切です。
まとめ
・朝のお弁当作りは、火の通りやすい食材と切り方を選ぶと負担を減らしやすい
・鶏むね肉や豚こま肉は薄く切ると加熱しやすく、主菜に使いやすい
・卵やちくわは短時間で作りやすく、お弁当のすき間にも入れやすい
・にんじん、ブロッコリー、ピーマンを使うと彩りを足しやすい
・汁気を減らすと、ごはんやほかのおかずが水っぽくなりにくい
・かつお節、白ごま、青のりは風味を足しながら水分をなじませやすい
・作り置きする場合は、清潔な容器に入れて冷蔵し、状態を見ながら早めに食べる
・前日のおかずを使うときは、におい、見た目、ぬめりなどに違和感がないか確認する
・温め直したおかずは、しっかり冷ましてから弁当箱に詰める
・価格や栄養は食材や量で変わるため、身近な食材を組み合わせて無理なく整える
・おかずを全部朝に作らず、作り置きと朝調理を分けると続けやすい
・温かいままふたをせず、粗熱を取ってから詰めると水分がこもりにくい
