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生ハムは何歳から大丈夫?子どもに安心して食べさせる目安と注意点

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生ハムは何歳から大丈夫?子どもに安心して食べさせる目安と注意点
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夕食のテーブルに生ハムのオードブルを出したとき。
横で見ていた小さな子どもが「それ食べたい」と手を伸ばしてきて、思わず止めた経験がある人は少なくありません。
見た目は薄くて食べやすそうに見えますが、生ハムは生肉に近い扱いになる食品で、塩分も比較的多い食品です。
特に乳幼児や妊娠中の人、高齢の人などでは、食中毒や塩分のとりすぎなどに、より気を付けたほうがよい場合があります。
この記事では「生ハムは何歳からなら比較的安心しやすいか」という考え方と、年齢別の目安、安全に付き合うためのポイントをまとめます。

この記事でわかること

・生ハムが乳幼児にあまり向かないとされる主な理由
・年齢別に見た「生ハムは何歳から」が判断しやすくなる目安
・生ハムの代わりに使いやすい食材や家族での取り分けの工夫
・生ハムの保存や衛生面で気を付けたいポイントとよくある質問

目次

生ハムは何歳から食べられる?年齢別の考え方

生ハムを子どもに出してよいかどうかは、単に「何歳になったらOK」と切れるものではありません。
生ハムの特徴やリスク、子どもの成長段階や体質、家族の食事スタイルなどを合わせて考えていくことが大切です。
ここでは、乳幼児期から学童期以降まで、年齢ごとの考え方と生ハムの代わりに使いやすい食材について整理します。

生ハムが乳幼児に向かない主な理由

まず押さえておきたいのは、生ハムは「加熱せずに食べる食肉加工品」であるという点です。
見た目はハムに似ていますが、多くの場合は加熱殺菌ではなく塩漬けと乾燥などで作られており、生肉に近い性質を持ちます。

このタイプの食品は、リステリア菌などの食中毒菌が原因となることがあり、特に妊娠中の人や高齢者、免疫力が落ちている人などでは注意が呼びかけられています。
生ハムもリステリア食中毒の原因となり得る食品の一例として挙げられています(出典:厚生労働省公式サイト)。

乳幼児は、消化機能や免疫機能がまだ十分に発達していません。
大人より体が小さいため、同じ量の塩分や添加物、細菌が入った場合の影響も相対的に大きくなりやすいと考えられます。
そのため、未加熱の肉や魚、生ハムのような非加熱食肉製品、加熱が不十分な肉は、乳幼児向けの食事では避けるのが一般的な考え方です。

さらに、生ハムは塩味が強く、脂質も比較的多い食品です。
塩分や脂肪のとりすぎは、腎臓や消化器に負担がかかる可能性があり、体の小さな乳幼児ではなおさら気を付けたいポイントです。

実際の育児の場面でも、大人用のオードブルに載っている生ハムを、好奇心から欲しがる赤ちゃんを見て「まだこれは無理だな」と感じる保護者は多いはずです。
このような感覚は、食中毒や塩分の観点から見ても、理にかなっている部分があります。

離乳食〜1歳ごろまでは生ハムを控えたい

離乳食が始まる生後5〜6か月ごろから1歳前後までは、基本的には生ハムを含め、非加熱の肉や魚は避ける段階と考えられます。
この時期は、まず穀類や野菜、しっかり加熱した白身魚や肉を、やわらかくして少しずつ慣らしていく時期です。

多くの離乳食の進め方の目安でも、ハムやソーセージなどの加工肉は「頻繁に与える食品ではない」「塩分が多いため控えめに」とされることが多く、生ハムのような非加熱の加工肉は対象外と考えられています。
特に、リステリアのように、妊娠中の人や高齢者などにとって注意が必要な菌が関係する食品は、乳幼児でも慎重に扱うほうが安心です。(出典:厚生労働省資料)

例えば、家族でピザを宅配したときに、生ハムがトッピングされたものが届く場合があります。
このとき、赤ちゃん用の取り分けを考えるなら、生ハムが乗っていない部分を選ぶ、別の具材のピザを用意しておく、トマトソースと野菜だけの部分をとってあげるなどの工夫が適しています。

また、乳幼児期は食物アレルギーの様子を見ていく大事な時期でもあります。
新しい食材を試すときは、まず加熱した卵や魚、肉など、基本的な食品から進めていくのが一般的で、加工度の高い食品は後回しにするほうが、反応の有無も確認しやすくなります。

この時期にもし気になる症状(湿疹、下痢、呼吸が苦しそうなど)が出た場合には、自己判断せず、小児科や小児アレルギーを扱う医療機関で相談することが大切です。

1〜3歳ごろの生ハムの扱い方と代替メニュー

1歳をすぎると、食べられるものが一気に増え、家族と同じメニューを少しずつ取り分けることも増えてきます。
しかし、1〜3歳ごろでも、生ハムそのものは「積極的に与える食材ではなく、慎重に考えたい食品の一つ」です。

この時期はまだ、咀しゃく力や飲み込む力が発達段階にあり、薄い生ハムでも、まとめて口の中に入れると飲み込みにくくなることがあります。
また、塩分や脂質のとりすぎは、味の好みを濃い方向へ傾けやすく、将来的な食生活にも影響しやすいと考えられます。

そのため、1〜3歳ごろの子どもには、どうしても生ハムを口にする状況になりそうな場合でも、まずは別の安全性が高い食材に置き換えるのがおすすめです。
例えば、
・塩分控えめの普通のハムや鶏ささみをしっかり加熱して細かく切る
・ゆで鶏や蒸し鶏をほぐしてサラダに混ぜる
・薄味のツナ(オイルを軽く切ってお湯をかけてから使用する)を使う
といった方法があります。

家族で生ハムサラダを食べる場合、子どもの皿には、レタスやトマト、きゅうりなどの野菜と、加熱した鶏肉だけを盛り付けるなどの工夫もできます。
大人の皿にある生ハムを「少しだけだから」と渡したくなることもありますが、1〜3歳ごろまでは、子ども用にアレンジした皿を用意してあげるほうが安心です。

学童期以降に生ハムを試すときの量と頻度の目安

小学校に上がるころになると、消化機能や免疫機能も徐々に安定してきて、食べられる食品の幅も広がります。
この段階で、生ハムをまったく口にしてはいけないというわけではありませんが、いくつかの点に注意しながら、少量から慣らしていくのが現実的です。

ポイントとしては、
・「特別なおつまみ」「ごちそう」のような位置づけにして、頻度を高くしすぎない
・最初は1〜2枚など、ごく少量から様子を見る
・体調が万全なときにだけ出す(発熱中や体調不良時は避ける)
・その日の他のおかずは薄味を心がけ、塩分が重ならないようにする
といった点が挙げられます。

例えば、家族でクリスマスや誕生日のパーティーをするとき。
大人用に生ハムの盛り合わせを用意する場合、学童期の子どもには「今日だけ特別に1枚」のようにルールを決めておくと、食べすぎを防ぎやすくなります。
このとき、子どもが気に入ったとしても、次の日もその次の日も続けて生ハムを出すのではなく、イベント的なタイミングに限ると、塩分や脂質のとりすぎも抑えられます。

また、食べたあとにお腹の調子が変わらないか、胃がもたれた様子はないかなどを、さりげなく観察しておくと安心です。
何か心配な症状が続く場合は、無理に生ハムを続けるのではなく、かかりつけ医に相談し、必要に応じて医師や管理栄養士の意見を聞くことが大切です。

家族で生ハムを食べるときの取り分けの工夫

同じ食卓で、大人は生ハムを楽しみ、子どもには別のものを出す場面は、家庭でも飲食店でもよくあります。
このときに意外と見落とされがちなのが「取り分け方」と「同じ皿を共有することによる衛生リスク」です。

生ハムは、大人が口をつけた箸で何度も皿から取ると、皿の上で細菌が増えやすくなる可能性があります。
また、乳幼児に与えないつもりでも、同じトングや箸でサラダやパンを取ることで、生ハムの汁が別の食材に付着することがあります。
こうした交差汚染を減らすためには、
・生ハムの皿には専用の取り箸やトングを用意する
・子ども用のサラダやパンは、できるだけ生ハムから離れた位置に置く
・大皿から取り分ける前に、子ども用の分を先に確保しておく
といった工夫が役立ちます。

例えば、ホームパーティーで、前菜の大皿に生ハムとサラダが一緒に盛られているとします。
この場合、まずは大人が清潔なトングで子ども用のサラダだけを先に取り分け、そのあとで生ハムやチーズを乗せて大人用の皿を作ると、子どもの皿に生ハムが紛れ込む可能性を減らせます。

飲食店でも、子どもの分を注文するときに「生ハムや生肉は入れないでください」と一言添えておくと、安全性を高めやすくなります。
特にバイキング形式の店では、子どもが自分で取りたがることも多いので、保護者が近くで様子を見て、選ぶ料理を一緒に確認すると安心です。

生ハムは何歳から食べさせる?安全に楽しむためのポイント

ここからは、生ハム自体の特徴や衛生リスク、保存方法、体質による違いを踏まえつつ、「生ハムは何歳からなら比較的リスクを抑えやすいか」という視点で整理していきます。
具体的な年齢の線引きには個人差がありますが、一般的に注意されているポイントを知っておくと、各家庭での判断がしやすくなります。

生ハムの特徴と一般的な衛生リスク

生ハムは、豚肉を塩漬けし、長時間乾燥や熟成をさせて作る食品です。
熟成による独特の香りと旨味、しっとりとした食感が特徴で、前菜やワインのおつまみ、サラダのトッピングなどに広く利用されています。

一方で、生ハムは「非加熱食肉製品」に分類されることが多く、加熱工程による殺菌が行われていない、または限定的という点が、衛生面では注意点になります。
輸入される非加熱食肉製品については、リステリア菌などの基準が設けられ、検査で検出された場合には食品衛生法違反となるなど、一定の管理が行われています(出典:公益財団法人健康・栄養食品協会サイト)。

リステリア菌は低温でも増殖できる性質があり、冷蔵庫内でも時間とともに菌数が増える可能性があります。
そのため、「冷蔵庫に入れているから絶対安全とは言い切れない」という前提で、表示された期限内に食べきることや、開封後は早めに食べきることが大切です(出典:厚生労働省公式サイト)。

また、妊娠中の人に向けて、生ハムや加熱していないナチュラルチーズなどを控えるよう注意喚起している資料もあります(出典:食品安全委員会公式サイト)。
これは、リステリア感染が妊娠中に起こると、母体だけでなく胎児にも影響が出る可能性があるためで、その延長線上で、乳幼児などリスクが高いと考えられる年齢層にも注意が必要だと考えられます。

こうした背景から、一般的には「十分に加熱されていない肉や魚、非加熱食肉製品は、乳幼児や妊娠中の人、高齢者などには向かない」とされることが多く、生ハムもその一つとして扱われています。

子どもの体質やアレルギーから見た生ハムの注意点

生ハムを子どもに与えるかどうかを考えるときには、年齢だけでなく、その子どもの体質やアレルギーの有無も重要なポイントです。
生ハムは豚肉由来のタンパク質食品であり、豚肉にアレルギーがある場合には、少量でも症状が出る可能性があります。

加工肉全般に言えることですが、製品によっては、香辛料や乳成分、大豆由来の成分などが使われている場合もあり、特定のアレルギーを持つ子どもでは、原材料表示を丁寧に確認する必要があります。
特にアレルギーの経験がある子どもに新しい加工食品を試す場合には、少量から始める、体調が良い日に与える、食後しばらく様子を見るなどの配慮が大切です。

また、塩分に敏感な体質の子どもや、腎臓などに持病がある子どもの場合には、医師に相談したうえで、加工肉全般の量や頻度を調整することが必要になる場合があります。
家庭だけで判断しづらい場合は、かかりつけ医や小児アレルギーの専門医、管理栄養士などの専門家に相談し、個別の事情に合ったアドバイスを受けると安心です。

普段の食事で、ハムやソーセージを食べたあとに、いつもより肌がかゆそうにしている、咳が出やすい、お腹の調子が崩れやすいなどの様子があれば、生ハムに限らず加工肉全体の量や頻度を見直すサインになることもあります。
気になる症状が続くときには、食べたものを簡単にメモしておき、受診の際に伝えると、原因の手がかりになりやすくなります。

生ハムの保存方法と安全に食べるためのコツ

生ハムを安全に楽しむためには、保存方法や扱い方も重要です。
特に子どもや妊娠中の人がいる家庭では、大人だけが食べる場合でも、衛生面に気を配ることが全体の安心感につながります。

一般的なポイントとしては、
・未開封の状態でも、表示された保存方法と期限を守る
・開封後はできるだけ早めに食べきる
・室温に長時間放置しない
・生ハムを切ったまな板や包丁は、ほかの食材に使う前にしっかり洗う
などが挙げられます。

例えば、大きめの生ハムの塊を購入した場合、そのままテーブルに長時間出しっぱなしにしていると、表面温度が上がり、細菌が増えやすくなる可能性があります。
必要な量だけ切り、残りはすぐにラップで包んで冷蔵庫に戻す、日を分けて食べる場合は小分けにしておくなどの工夫が有効です。

なお、妊娠中の人に対しては、生ハムなどのリステリアリスクがある食品は、できるだけ加熱して食べることや、期限内に食べ切ることが推奨されています(出典:厚生労働省資料)。
子どものいる家庭でも、同じテーブルに妊娠中の家族がいる場合には、これらのポイントを参考に、メニューや食べ方を調整していくとよいでしょう。

また、冷蔵庫の温度管理も見落としがちなポイントです。
冷蔵庫内の温度が高めになっていると、期限内でも傷みが早まることがあります。
時々庫内温度を確認し、扉の開け閉めを必要以上に多くしない、熱い料理は冷ましてから入れるなど、基本的な使い方を見直すことも、安全に生ハムを扱ううえで役立ちます。

生ハムは何歳から食べられるかについてのよくある質問

ここまでの内容を踏まえ、よくある疑問をまとめます。

Q. 生後10か月の子どもが生ハムを欲しがります少しなら大丈夫ですか
A. 乳幼児期は、消化機能や免疫機能が未熟で、非加熱の肉や魚は避けたほうがよい時期と考えられます。
生ハムは非加熱食肉製品にあたるため、少量であっても、この時期は控えるほうが安心です。
代わりに、よく加熱した鶏肉や普通のハムを薄味で調理したものなど、安全性の高いものを用意するとよいでしょう。

Q. 3歳の子どもに、イベントのときだけ生ハムを1枚だけ食べさせてもよいですか
A. 3歳ごろになると食べられる食品の幅は広がりますが、生ハムは塩分や脂質が多く、非加熱の肉であることも含めて、慎重に考えたい食品です。
どうしても食卓に生ハムが並ぶ場面では、体調が良いときにごく少量から様子を見る、頻度をイベント時などに限定する、同じ日にほかの塩分の強い食品を重ねないなどの工夫が大切です。
心配な持病やアレルギーがある場合は、事前に小児科や専門医に相談すると安心です。

Q. 生ハムを加熱すれば、子どもでも安心して食べられますか
A. 十分に加熱することで、一般的に食中毒リスクは下がると考えられますが、塩分や脂質が多い点は変わりません。
また、生ハムは加熱すると風味や食感が変わるため、わざわざ生ハムを使うよりも、最初から通常のハムや鶏肉など、子ども向けに扱いやすい食材を選ぶほうが、結果的にシンプルで安心な場合が多いです。

Q. 妊娠中の自分が生ハムを控えているのですが、上の子小学生なら食べても大丈夫ですか
A. 妊娠中の人には、生ハムや加熱していないナチュラルチーズを避けるよう注意が出されていますが(出典:食品安全委員会公式サイト)、学童期の子どもへの具体的な線引きは、公的な資料では細かく示されていないことが多いです。
一般的には、体調がよいときに少量をイベント的に楽しむ程度にとどめ、日常的にたくさん食べる習慣にはしないことが、リスクと楽しさのバランスをとるうえで現実的と考えられます。
不安が強い場合は、家庭全体で生ハムを控えめにし、代わりに加熱済みのハムやゆで鶏などを楽しむのも一つの方法です。

生ハムは何歳から食べられるかについてのまとめ

・生ハムは非加熱食肉製品であり乳幼児には向きにくい食品
・離乳食期から1歳ごろまでは生ハムを避ける考え方が一般的
・1〜3歳ごろでも生ハムより加熱した肉や普通のハムが無難
・学童期以降はイベント時に少量から試す程度が目安
・妊娠中の人や持病のある人は特に生ハムの摂取に注意が必要
・生ハムは塩分と脂質が多く日常的な常備おかずには不向き
・家族で生ハムを食べるときは子ども用の取り分けを工夫する
・同じトングや箸を使わず交差汚染を防ぐことが大切
・生ハムの保存は冷蔵を基本に開封後は早めに食べきる
・冷蔵庫の温度管理と期限表示の確認も安全のポイント
・アレルギーや体質によってはごく少量でも症状が出る可能性がある
・不安がある場合は医師や管理栄養士など専門家への相談が有効
・生ハムの代わりに加熱した鶏肉や薄味のハムが使いやすい
・家庭の方針として生ハムは特別な日のお楽しみ程度に位置付ける
・年齢だけでなく体調や体質家庭の食習慣を総合して判断する

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